Apple Vision Proでスイッチコントロールを設定する
体の動きに制約がある場合は、スイッチコントロールを使用すると、1つ以上のスイッチを使ってApple Vision Proを操作できます。スイッチを使うと、選択、タップ、ドラッグ、タイプ入力を行うことができ、フリーハンドによる描画も行うことができます。スイッチを使ってビュー内の項目や場所を選択してから、同じ(または別の)スイッチを使ってアクションを選択します。
スイッチを追加する
Apple Vision Proのマイクを使用できますが、外部支援スイッチを追加することもできます。
外部スイッチを追加する前に、スイッチに付属のマニュアルに従って、スイッチをApple Vision Proに接続します。スイッチをBluetoothで接続する場合は、Apple Vision Proとペアリングします。スイッチをオンにし、「設定」
「設定」>「アクセシビリティ」>「スイッチコントロール」>「スイッチ」と選択します。
「新しいスイッチを追加」をタップしてから、以下のいずれかを選択します:
外部: Bluetoothスイッチを選択します。
サウンド: 声や音(「あー」という声や、ポンという音など)を出します。
アクションをスイッチに割り当てます。
スイッチコントロールを正しく機能させるため、1つのスイッチを「項目を選択」アクションに割り当て、別のスイッチを「次の項目に移動」アクションに割り当てる必要があります。
ハイライトのスタイルを選択する/スイッチコントロールをカスタイズする
スイッチコントロールの動作は、特定のニーズやスタイルに合わせてさまざまな方法で調整できます。
「設定」
>「アクセシビリティ」>「スイッチコントロール」と選択します。「ハイライトのスタイル」をタップして、以下のいずれかを選択します:
自動ハイライト: 指定した時間の経過後に、次の項目にフォーカスが自動的に移動します。
手動ハイライト: スイッチをトリガして、フォーカスを次の項目に移動します(複数のスイッチが必要です)。
単一スイッチステップハイライト: スイッチをトリガして、フォーカスを次の項目に移動します。指定した時間内に次のアクションが行われないと、フォーカスのある項目が自動的に有効になります。
以下のようなオプションを設定して、スイッチコントロールをカスタマイズします:
スイッチ: スイッチを追加してその機能を指定します。
レシピ: スイッチに特別なアクションを一時的に割り当てるレシピの作成、編集、選択を行います。
自動ハイライトの時間: 項目のハイライト速度を調整する。
最初の項目で一時停止: グループ内の最初の項目で一時停止するようにハイライトを設定する。
移動の繰り返し: スイッチを押したままにしたときに、次または前の項目に移動するまでの時間を設定します。
長押し: スイッチを押したままにした場合に別のアクションが起こるかどうかと、起こるまでの待機時間を設定します。
タップの動作: タップ動作を選択し、ハイライトメニューを表示する2つ目のスイッチアクションを実行するための間隔を設定します。
タップ後にフォーカスされる項目: タップした項目からハイライトを再開するか最初の項目からハイライトをし直すかを選択する。
保持継続時間: スイッチアクションとして受け入れられるまでスイッチを押したままにする必要があるかどうかと、押したままにする必要がある時間を設定します。
繰り返しを無視: 誤って繰り返し入れてしまったスイッチを無視する。
グライドカーソル: ポイントハイライトのスタイルと速度を調整します。
読み上げ: 項目がハイライトされたときにその項目を読み上げます。
保存済みのジェスチャ: カスタムジェスチャを作成してハイライトメニューに保存します。
スイッチコントロールで承認: トップボタンをダブルクリックする代わりに、スイッチコントロールを使用することで、支払いをOptic IDで承認します。
スイッチコントロールのオン/オフを切り替える
重要: スイッチコントロールでは、Apple Vision Proの制御に使用するジェスチャが変更されます。
スイッチコントロールのオン/オフを切り替えるには、以下のいずれかの方法で行います:
「設定」
>「アクセシビリティ」>「スイッチコントロール」と選択します。アクセシビリティのショートカットを設定してある場合は、Digital Crownをトリプルクリックします。