Apple Configuratorでデバイスを監視する
監視を使用すると組織はユーザ所有のiPhone、iPad、およびApple TVデバイスを細かく制御できるため、AirDropやApple Musicを無効にするといった制限を可能にしたり、デバイスをシングルAppモードにしたりできます。また、追加のデバイス構成と機能が用意されたため、Appのサイレントインストールやグローバルプロキシを使用したWeb使用状況のフィルタリングといった操作を実行し、ユーザのWebトラフィックが組織のガイドラインを逸脱しないように対策できます。
デフォルトでは、iPhone、iPad、およびApple TVデバイスは監視対象外です。ただし、アクティベーション前(新規デバイスまたは完全に消去されたデバイスで設定アシスタントが表示される前)にデバイスを監視対象として設定できます。モバイルデバイス管理(MDM)ソリューションによるリモート管理と組み合わせることで、追加設定と制限を管理することもできます。
デバイスの監視は、Apple School Manager、Apple Business Manager、またはApple Business Essentialsを使用することで、設定プロセスの一部としてワイヤレスで有効にできます。Apple Configuratorを使って手動で監視を有効にすることもできます。
iPhoneまたはiPadがすでに監視されているかどうかを判別する
デバイスが監視されているかどうかを判別する方法を示します:
iOS 9.3以降では、ロック画面の下部で「この<iPhoneまたはiPad>は組織によって管理されています」というメッセージを探します。「設定」>「一般」>「情報」と選択して、デバイス名の下で以下のテキストを探すこともできます: 「この<iPhoneまたはiPad>は監視されています。<組織名>はインターネット・トラフィックを監視したりこのデバイスを探したりできます。」
iOS 7からiOS 9.2では、「設定」>「一般」>「情報」と選択して、デバイス名の下で以下のテキストを探します: 「この<iPhoneまたはiPad>は<組織名>によって監視されています。」
iOS 6以降では、モバイルデバイス管理(MDM)ソリューションを使用してデバイスにクエリーを送り、監視されているかどうかを判別することができます。このタスクを実行するための詳細については、MDMベンダーにお問い合わせください。
iOS 5およびiOS 6では、「設定」>「一般」>「プロファイル」と選択して、監視プロファイルを探します。