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Apple Business Manager または Apple School Manager とモバイルデバイス管理の使い方

iPhone、iPad、iPod touch を監視するには、Apple Business Manager または Apple School Manager を利用できます。また、 デバイスをモバイルデバイス管理 (MDM) に自動登録するように設定しておくことも可能です。

この情報は、「Apple プラットフォーム導入ガイド」で確認いただけるようになりました。

所属する組織や教育機関が 自動デバイス登録で設定されたら、監視対象のデバイスを使い始めることができます。MDM サーバを追加できない場合や、デバイスを MDM サーバに割り当てることができない場合は、Apple Business Manager ユーザガイドまたは Apple School Manager ユーザガイドを参照してください。アクティベーション中の MDM 登録設定の方法については、MDM のベンダーにお問い合わせください。または、プロファイルマネージャユーザガイドを参照してください。

ネットワークの要件を確認する

iPhone、iPad、iPod touch、Apple TV、Mac を MDM に登録する際、それぞれのデバイスから以下のホストにアクセスできることが必要です。

  • albert.apple.com

  • iprofiles.apple.com

  • crl3.digicert.com

  • crl4.digicert.com

  • ocsp.digicert.com

登録が終わると、MDM は Apple プッシュ通知を使います。これには、ネットワークへのアクセスが必須です。

新しい iPhone、iPad、iPod touch を設定する

新しい iPhone、iPad、iPod touch をアクティベーションすると、 アクティベーションサーバがデバイスに MDM サーバの URL を知らせます。割り当て済みのデバイスを設定する際は、設定中に以下の画面が表示される場合があります。

MDM のアクティベーション画面

設定を最後まで進めるには、iPhone、iPad、iPod touch を、MDM サーバにアクセス可能なネットワークに接続しておく必要があります。

既存の iPhone、iPad、iPod touch を設定する

Apple Business Manager または Apple School Manager の機能をすべて使えるのは、新しくアクティベーションしたデバイスに限られます。すでにアクティベーション済みのデバイスがある場合は、デバイスを消去してからアクティベーションし直してください。また、Apple Configurator を使って、自動登録機能でデバイスを準備することもできます。

iPhone、iPad、iPod touch をバックアップから復元する

バックアップから同じ iPhone、iPad、iPod touch を復元する場合、監視の状態もバックアップから復元されます。バックアップから別の iPhone、iPad、iPod touch を復元する場合は、Apple Business Manager または Apple School Manager に設定されている監視状態が適用されます。

たとえば、デバイスを監視対象にし、MDM に自動登録するよう設定した場合でも、同デバイスの監視が解除されているときに作成したバックアップから復元すると、復元後のデバイスも監視対象外となります。

関連情報

Apple Business Manager や Apple School Manager にまだ登録していない場合は、デバイス自動登録の利用方法について、こちらの記事を参照してください。

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