Apple ポータブル:MagSafe アダプタのトラブルシューティング

MagSafe アダプタに以下の症状が現れた場合のトラブルシューティング方法について説明します。

  • 電源アダプタを接続してもコンピュータが充電されない。
  • コンピュータに接続しても、アダプタコネクタの LED が点灯しない。
  • 充電が途切れる。
  • アダプタの白い絶縁体が MagSafe コネクタの磁気端部からはがれている。
  • アダプタまたはコンピュータの MagSafe コネクタに異物が入っている。
  • 火花が散る。
  • アダプタまたはコンピュータの MagSafe コネクタのピンに物理的な問題がある。

Apple 製電源アダプタのコネクタにはさまざまな種類があります。トラブルシューティングを進める前に、お使いのアダプタが以下の例のいずれに該当するかを識別します。

L 字コネクタL 字コネクタ
円筒形コネクタ T 字 MagSafe コネクタ L 字 MagSafe コネクタ MagSafe 2 コネクタ

注意

  • T 字 MagSafe コネクタを使っていた場合で、交換品として L 字 MagSafe コネクタの付いた MagSafe アダプタを受け取った場合、この L 字アダプタはお使いの Apple 製コンピュータと完全に互換性があります。
  • T 字 および L 字 MagSafe アダプタ用のコネクタを搭載する Apple 製コンピュータと MagSafe 2 アダプタは互換性がありません。
  • T 字 または L 字 MagSafe アダプタは、MagSafe - MagSafe 2 アダプタを使って、MagSafe 2 コネクタ搭載のコンピュータで使えるように変換できます。
  • Mac ノートブックの MagSafe コネクタおよび MagSafe ポートには磁石が使われているため、クレジットカードやその他の磁気デバイスを近づけるとデータが失われる恐れがあります。大切なデータを保護するため、磁気メディアは MagSafe アダプタの端や MagSafe ポートに近づけないでください。

トラブルシューティング

上記のような症状が見られる場合は、以下の手順で原因を特定し、適切な解決策を判断してください。

火花が散った場合

電源アダプタをコンセントに差し込んだときに、火花が散ることがあります。これは異常ではなく、通電しているコンセントに電化製品を接続すると発生することがある現象です。ただし、プラグのブレード以外の箇所から火花が発生した場合、アダプタが破損したり変色したりした場合、または火花に関するその他の懸念がある場合は、Apple までご連絡ください。

電源アダプタの問題に関するトラブルシューティング

  1. コンセントに問題がないことを確認します。

    コンセントが正常に機能しているか確認してください。ランプ、テレビ、時計など、正常に機能している電化製品を接続し、電気が供給されていることを確認します。

  2. 必ずお使いのコンピュータに適合するワット数のアダプタを使います。

    お使いの Apple ポータブルコンピュータに適合した電源アダプタをお選びください。よりワット数の大きい電源アダプタを使うことは可能ですが、ワット数の小さな電源アダプタを使用すると、正常に機能しない場合があります。

  3. 回線ノイズに関する問題が起こっていないか確認します。

    電源アダプタをコンセントから取り外し、60 秒後に再びコンセントに差し込んでみます。

    • 60 秒間「休ませた」後で接続するとアダプタが機能する場合は、電源のグラウンドノイズの問題が考えられます。この場合は、定期的にアダプタを取り外して一定時間休ませる必要があります。この問題は、AC アダプタの「過電圧保護」機能がグラウンドノイズを検知し、アダプタをオフにした際に発生します。
    • グラウンドノイズの原因としては、安全抵抗付きライト、冷蔵庫、小型冷蔵庫などがコンピュータと同じ電源回路に接続されていることが考えられます。この現象は、無停電電源装置 (UPS) や別の電源回路に電源アダプタを接続すると、起こらない場合があります。
    • 正常に機能しているコンセントに接続しても電源アダプタにこのような症状が認められる場合以外は、アダプタを交換する必要はありません。
  4. 電源アダプタは、十分に通気されている場所で使います。

    操作中に発生した熱がアダプタのケースから放出されるため、電源アダプタは普通に使っていてもかなり熱くなる場合があります。電源アダプタは常に電源コンセントに直接差し込むか、空気の流れのよい床の上に置いてください。ソファ、厚いカーペット、寝具、または枕の上など、通気の悪い場所で MagSafe アダプタをお使いの場合、または MagSafe アダプタが毛布やその他の絶縁体に覆われている場合は、破損を避けるためにアダプタが自動的にオフになることがあります。この状態でもアダプタはまだかなり熱いことがあるため、温度が下がってからお取り扱いください。

  5. AC プラグ (別名「ダックヘッド」) および 2 芯または 3 芯の AC コードに問題がないか確認します。

    AC プラグ (別名「ダックヘッド」) が付いたアダプタをお使いの場合は、付属の 2 芯または 3 芯の AC コードに交換し、2 芯または 3 芯の AC コードをお使いの場合は AC プラグに交換してください。いずれのコネクタも、下図のように簡単にアダプタに接続できます。

    • コンピュータが充電され、MagSafe コネクタの LED が点灯した場合は、交換前の AC プラグ「ダックヘッド」または AC コードに問題があるため、それらの使用を停止し、交換用のコネクタを入手してください。その他のトラブルシューティングについては、この記事の末尾の「関連情報」セクションを参照してください。
    • LED が点灯せず、コンピュータが充電されない場合は、この記事のトラブルシューティング手順を継続してください。また、ストレインリリーフ部が損傷したり、ピンが詰まったり、コネクタが汚れたりしていないか調べてください。

    AC プラグまたは 3 芯のケーブルを最適な状態でお使いいただくには、次のヒントを参考にしてください。

    • AC プラグまたは 3 芯のケーブルを装着する電源アダプタは、最後に使ったときから時間が経つと、プラグに異物やゴミが溜まっていることがあります。お使いの前に、こうした汚れが付着していないことを確認してください。
    • AC プラグまたは 3 芯のケーブルは定期的に点検して、この記事で説明したとおり正しく機能することを確認してください。
    • 電源アダプタをしまっておくときは、AC プラグの電気接点 (AC ブレード) を必ず折りたたんで保管してください。
    • AC プラグを使うときは、ブレードを折りたたんだ状態のまま、プラグをしっかりと電源アダプタに固定してください。次に、ぴったりはまる位置まで AC ブレードを完全に伸ばしてから、電源コンセントにアダプタを差し込みます。

    次のいずれかに気付いた場合は、AC プラグまたは 3 芯ケーブルの使用をおやめください。

    • AC ブレードが曲がっている (曲がったブレードは、まっすぐ伸ばさないでください)。
    • AC ブレードが適切な位置にロックされない (AC プラグの場合のみ)。
    • AC プラグのブレードを開いた位置にロックしたとき、ブレードが左右にぐらつく。または、3 芯ケーブルのブレードに緩みがあるように見える。
    • AC ブレードに、黒いしみなどの外観上の損傷がある。
    • 通電している壁のコンセントにアダプタをしっかりと差し込んでも、電源がオンにならないか、断続的にしかオンにならない。
    • 3 芯ケーブルの絶縁体が摩耗または破損している。
    • AC プラグの内部または 3 芯ケーブルのどこかで破裂音がする。
  6. ストレインリリーフ部の問題がないかチェックします。

    ストレインリリーフ部の問題とは、DC ケーブル (MagSafe コネクタを電源アダプタに接続する細いコード) が MagSafe コネクタの端や、細いコードのもう一方の端から離れている状態をさします。ケーブルは、続けて使っている間に、色あせたり、ゴム成形部が変形する場合があります。 また、外見からは破損が確認できない場合でも、ケーブル内部が破損しているために充電が中断する、または LED の動作が不安定になる場合があります。 MagSafe コネクタに近い部分でケーブルを動かした際に、コードの位置によって LED がオレンジ色または緑色に点滅する場合は、ケーブルが破損していることが考えられます。

    T 字 MagSafe アダプタのストレインリリーフ部の例

    負担や損傷を軽減する方法については、以下の記事を参照してください。

    ストレインリリーフ部に損傷のある電源アダプタや、絶縁体またはゴムがなくなっている電源アダプタは使わないでください。この状態のアダプタケーブルは修理しようとしないでください。

  7. MagSafe コネクタのピンが詰まっていないかチェックします。

    MagSafe コネクタ内部のピンが詰まってしまうと、コンピュータの MagSafe アダプタが正常に動作しないことがあります。

    たとえば、下図の MagSafe アダプタのコネクタはピンが詰まっている状態です。

    アダプタのアースピンが詰まっている状態の例。この場合、アダプタが接続されていることはコンピュータに認識されても、充電はできないことがあります。

    アダプタのセンスピンが詰まっている状態の例。この場合、充電はされても、アダプタが接続されていることがコンピュータに認識されず、アダプタの LED が点灯しないままのことがあります。

    ピンが詰まっていると思われる場合は、MagSafe アダプタを電源ポートから取り外して再度接続してみてください。ピンが動いて元の位置に戻ります。ピンが元に戻らない場合は、指先やその他の柔らかい器具 (ピン表面を傷つけないもの) を使ってピンを横方向にそっと押し、ピンの位置が戻るかどうかを試してください。それでもピンが戻らない場合は、この記事の末尾の「関連情報」セクションを参照してください。

  8. MagSafe コネクタに異物がないかチェックし、掃除します。

    Apple 製ポータブルコンピュータの MagSafe アダプタコネクタおよび電源ポートは、汚れや損傷がないか定期的に点検し、掃除してください。

    掃除して異物を取り除く必要がある、Apple 製コンピュータの MagSafe コネクタの例

    Mac ノートブックの MagSafe ポートを掃除するには、壁のコンセントからアダプタを取り外します。綿棒またはやわらかい歯ブラシで異物をそっと取り除きます。掃除の際は MagSafe ポート内に綿の繊維が残らないように気をつけてください。注意:Mac ノートブックを取り外し可能なバッテリーで使っている場合は、コンピュータからバッテリーを取り外してください。

    MagSafe コネクタとピンの周辺を掃除するには、壁のコンセントとコンピュータからアダプタを取り外します。 綿棒またはやわらかい歯ブラシで異物をそっと取り除きます。掃除の際はピンのソケット内に綿の繊維が残らないように、または、ピンのソケットを曲げたり損傷を与えたりしないように気をつけてください。

  9. ソフトウェア・アップデートをチェックします。

    お使いの Mac のオペレーティングシステムまたは ファームウェアのアップデートを適用すると、電源アダプタとの電気的接続が改善されることがあります。ソフトウェアアップデートがあるかどうかをチェックするには、Apple () メニューの「ソフトウェア・アップデート」オプションを選択します。お使いの Mac 用のアップデートが検索され、内容を確認した上でアップデートをインストールできます。

  10. コンピュータが充電され、LED が点灯しているか確認します。

    上記の手順を実行した後、コンピュータが充電され、LED が点灯することを確認してください。問題が解決しない場合は、以下の「関連情報」セクションを参照してください。

関連情報

製品の保証期間が切れているかどうかにかかわらず、Apple 正規サービスプロバイダまたは Apple Store 直営店にお持ちいただいてアダプタのチェックと、必要に応じて交換をご依頼ください。チェックの結果が出るまでの間、交換品のアダプタを無償でご利用いただける場合もあります。損傷が過失や事故によるものとみられる場合は、保証の対象外になります。 アダプタを使っている Mac 本体も必ず一緒にお持ちください。アダプタの交換を手配する場合に必要になります。

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