Mac でバッテリーの充電が一時停止または保留されている場合
macOS Big Sur 以降では、Mac が毎日の充電の傾向を学習し、バッテリーの寿命を延ばしてくれます。
macOS Big Sur 以降では、「バッテリー充電の最適化」という機能がバッテリーの寿命を延ばし、Mac がフル充電されたままの時間を短く抑えてくれます。この機能を有効にすると、所定の条件下で、Mac は 80 パーセントまで充電したら、その後の充電を遅らせます。Mac は普段の充電パターンを学習し、電源から外した時点でフル充電されている状態を目指します。
Apple シリコンや T2 セキュリティチップを搭載した Mac コンピュータでは、Mac の設定時や macOS Big Sur 以降へのアップデート後に「バッテリー充電の最適化」がデフォルトで有効になります。
充電を再開する
Mac をすぐにフル充電する必要がある場合は、メニューバーで
をクリックし、「今すぐフル充電」を選択してください。バッテリーの充電状況を確認する
「バッテリー充電の最適化」が有効になっている場合は、Mac がフル充電されるまでの時間や、充電の保留中かどうかがバッテリー状況のメニューに表示されます。ノートブックを普段ほとんど電源につないだままにしている場合は、充電が一時停止する際に「充電保留中 (バッテリーをあまり使っていません)」というメッセージが表示されることがあります。
「バッテリー充電の最適化」を一時停止する/無効にする
「バッテリー充電の最適化」は一時的に停止することや、無効にすることができます。
macOS Ventura で「バッテリー充電の最適化」を一時停止する/無効にする
Apple メニュー >「システム設定」の順に選択します。
サイドバーで「バッテリー」をクリックします。
「バッテリーの状態」の横にある
をクリックします。「バッテリー充電の最適化」をオフにし、「オフにする」または「明日までオフにする」をクリックします。
「完了」をクリックします。
macOS Monterey 以前で「バッテリー充電の最適化」を一時停止する/無効にする
Apple メニュー >「システム環境設定」を選択します。
「バッテリー」をクリックし、サイドバーで「バッテリー」を選択します。
「バッテリー充電の最適化」の選択を解除し、「オフにする」または「明日までオフにする」をクリックします。
関連情報
バッテリーの状態管理は、Mac ノートブックのバッテリーの寿命を延ばしてくれる、また別の機能です。Mac ノートブックのバッテリーの状態管理について詳しくは、こちらの記事 (Apple シリコン搭載モデル) または こちらの記事 (Intel プロセッサ搭載モデル) を参照してください。