iPhone や iPad の視覚のアクセシビリティ機能について

Apple では、視覚に障がいのある方を力強く支える機能を iPhone や iPad に組み込んでいます。その一部をご紹介します。

iPhone の画面の一部。付属のアプリがいくつか表示されています。

デバイスには、以下のようなアクセシビリティ機能が組み込まれています。

VoiceOver

VoiceOver は、デバイス上で起きていることを説明してくれる画面読み上げ機能です。耳で聞いて、ジェスチャを実行し、デバイスを操作できます。VoiceOver が読み上げる速度やピッチは、使いやすいように調節できます。

VoiceOver を有効にして練習する方法

入力フィードバック

入力フィードバック機能を有効にすると、文字や単語の入力時にデバイスがそれらを読み上げ、画面に表示する際に自動修正や大文字/小文字の区別の内容についても声で教えてくれます。単語をタッチしたまま長押しすると、テキストの予測変換候補を聞くことができます。

タイピング時に入力フィードバック機能を使う方法

バリアフリー音声ガイド

iPhone や iPad で映画を鑑賞中に、バリアフリー音声ガイドを有効にして、劇中のシーンについて音声で解説してもらえます。バリアフリー音声ガイドを毎回有効にしなくても、デフォルトで表示されるようにしておけます。

シーンを解説するようにデバイスを設定する方法

拡大鏡

拡大鏡を使えば、iPhone や iPad が虫眼鏡になり、近くにあるものを拡大表示できます。拡大鏡を使って、小さい文字を読み、カラーフィルタを適用して読みやすくし、拡大した画像を写真ライブラリに保存できます。

デバイスを虫眼鏡として使う方法

画面表示とテキストサイズ

「画面表示とテキストサイズ」の機能を調整できます。たとえば、「反転」で、iPhone や iPad でコンテンツを表示する方法を変更できます。また、iPad Pro では、フォントのサイズ、色の強さや色合いを調整して読みやすくし、フレームレートを調整することもできます。

デバイスの画面表示の調整方法

ズーム

ズーム機能の設定を調整して、何をしているかに関係なく、画面を拡大表示できます。画面全体を拡大するか (フルスクリーンズーム)、サイズ調整が可能なレンズで画面の一部だけを拡大する (ウインドウズーム) ことができます。VoiceOver とズーム機能を併用することもできます。

画面の拡大方法

視差効果を減らす

iPhone や iPad のモーションエフェクトや画面の揺れが気になる方は、「視差効果を減らす」を使って、この効果を抑えることができます。

「視差効果を減らす」の使い方

関連情報

  • Apple 製デバイスに組み込まれているアクセシビリティ機能について詳しくは、こちらを参照してください。

  • Today at Apple セッションでは、Apple 製品を使いこなす方法をご案内しています。ぜひご参加ください。

  • Apple 製デバイスのアクセシビリティ機能についてさらにサポートが必要な場合は、Apple サポートにお問い合わせください。

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