デバイスでiCloudからサインアウトする

お使いのデバイスでiCloudを使う必要がなくなったら、サインアウトしましょう。その方法と、サインアウトした場合にどうなるかについて、ご説明します。

デバイスでiCloudからサインアウトした場合に起きること

iCloudからサインアウトして、iCloudや関連サービスをデバイスで使うのをやめることができます。該当するサービスを以下のリストにまとめています。サインアウトする前に、これらのサービスの使用を停止しても差し支えないか確認しておきましょう。iCloud の一部の機能だけ使うのをやめる場合は、iCloud からサインアウトする代わりに、iCloud の設定を変更することで対処できます。

サインアウトした場合、iCloudに保管されているデータはそのままiCloud上に残ります。その情報はデバイスからは削除されますが、データのコピーを残しておくかどうかを確認されたときに、残す選択肢を選んだ場合は除きます。データの損失を防ぐために、最新の iCloud バックアップがあることをご確認ください。iCloud と同期したコンテンツに最近変更を加えた場合は、しばらく待ってからサインアウトするか、iCloud.com または別のデバイスで変更が同期されていることをご確認ください。

iCloud+をご利用の場合、デバイスでiCloudからサインアウトすると、そのデバイスではiCloudプライベートリレー、メールを非公開、HomeKitセキュアビデオのサポート、カスタムメールドメインを使えなくなります。²

デバイスでApp Store、iMessage、FaceTimeを使い続ける方法

iCloudからサインアウトすると、App Store、iMessage、FaceTimeからも自動的にサインアウトします。

• App Store を使い続けるには、メールアドレスまたは電話番号でサインインしてください。

• iMessage と FaceTime を使い続けるには、電話番号を使用してください。

iPhone、iPad、Apple Vision Proでサインアウトする

1. 設定アプリを開いて、ご自分の名前 (ユーザ名) をタップします。

2. 一番下までスクロールします。

3. 「サインアウト」をタップします。

   

4. Apple Account のパスワードを入力して、「オフにする」をタップします。Apple Account のパスワードを忘れた場合は、こちらの記事をご確認ください。

5. デバイスにコピーを残しておきたいデータをオンにしておきます。

6. 「サインアウト」をタップします。

7. もう一度「サインアウト」をタップし、iCloudからサインアウトすることを確定します。

制限が課されているため自分のユーザ名をタップできない場合やサインアウトできない場合の対処法

Macでサインアウトする

1. Appleメニュー >「システム設定」の順に選択します。

2. ご自分の名前をクリックし、「サインアウト」をクリックします。

   

3. サインアウトする前にiCloudデータのコピーをMacに保管しておきたい場合は、適切なチェックボックスを選択します。その後、「コピーを残す」をクリックします。

4. macOS Ventura 以前で Safari のパスワードのコピーを Mac に残しておきたい場合は、「この Mac に残す」をクリックします。

Apple Watchでサインアウトする

Apple WatchとペアリングしてあるiPhoneでiCloudからサインアウトすると、Apple Watchでも自動的にiCloudからサインアウトします。

家族の Apple Watch を設定している場合は、その Apple Watch のペアリングを解除し、消去する方法をこちらの記事でご確認ください。

Apple TVでサインアウトする

1. 「設定」を開きます。

2. 「ユーザとアカウント」を選択します。

   • デフォルトのアカウントの場合は、自分の名前を選択し、「ユーザをApple TVから削除」を選択します。

   • 追加のアカウントの場合は、自分の名前を選択し、「iCloud」を選択してから「サインアウト」を選択します。

Windows用iCloudでサインアウトする

1. Windows用iCloudを開きます。

2. 「サインアウト」をクリックします。