iCloud でデータを同期および保管するアプリを変更する

iCloud の設定では、デバイス上のアプリのうち、iCloud を使ってデータを同期および保管しておくものを選択できます。iCloud の設定を変更する方法や、iCloud そのものを完全にオフにする方法をご案内します。

アプリに対して iCloud を有効にすると、そのアプリの情報が iCloud に安全に保管され、複数のデバイス間で自動的に同期されるようになります。無効に切り替えると、そのアプリは iCloud に接続しなくなるので、アプリのデータはデバイスの中にだけ存在する状態になります。

iCloud を使うアプリを選択する

デバイスで iCloud にサインインした後で、iPhone、iPad、Mac、Windows パソコン、または Apple Vision Pro で iCloud の設定を調べる方法をご案内します。

iPhone、iPad、Apple Vision Pro の場合

  1. 「設定」>「[ユーザ名]」の順に選択します。

  2. 「iCloud」をタップします。

  3. 「iCloud に保存」の横にある「すべてを表示」をタップします。iOS 17 以前では、「iCloud を使用しているアプリ」の下にある「すべてを表示」をタップします。アプリをタップして、デバイスと同期したりデバイスで使ったりするかどうかを選択します。

    iPhone に iCloud の設定画面が表示されているところ。「すべてを表示」は「iCloud に保存」の横にあります。

Mac の場合

  1. Apple メニュー  >「システム設定」の順に選択し、自分の名前をクリックします。

  2. 「iCloud」をクリックします。

  3. 「iCloud に保存」で、iCloud を使いたいアプリをクリックして選択します。アプリが表示されない場合は、「すべてを表示」をクリックして、リスト全体を表示します。macOS Sonoma 以前では、「iCloud を使用しているアプリ」をクリックし、アプリが表示されない場合は、「その他のアプリを表示」をクリックします。

    Mac に iCloud の設定画面が表示されているところ。「すべてを表示」は「iCloud に保存」の横にあります。

一部の機能は、以前のバージョンの macOS では利用できない場合や、表示方法が異なる場合があります。

Windows パソコンの場合

  1. Windows 用 iCloud を開きます

  2. iCloud と同期したい各アプリの横にある矢印ボタン画像の代替テキストなし をクリックし、オンにします。

  3. 「完了」をクリックします。

Microsoft Outlook 2016 以前がインストールされているかどうかによって、一部の機能が Windows パソコンでは利用できない場合や、表示方法が異なる場合があります。iCloud のリマインダーは、Outlook 2016 以降では「タスク」と呼ばれています。

Outlook がインストールされている場合

iCloud のメール、連絡先、カレンダー、タスクを Outlook で使ってください。メール、連絡先、カレンダー、タスクをオフにしても、iCloud の情報は引き続き Microsoft Outlook で利用できますが、iCloud やほかのデバイスとは最新情報が同期されなくなります。

Outlook がインストールされていない場合

Web ブラウザを使って iCloud.com で iCloud のメール、連絡先、カレンダー、リマインダーをご利用ください。

iCloud をオフにする

iCloud からサインアウトした場合、iCloud でデータが同期されなくなり、iPhone、iPad、Apple Vision Pro の情報もバックアップされなくなります。情報を安全に保管しておくには、Mac または Windows パソコンでデバイスをバックアップしてください。

デバイスで iCloud の使用をやめるには、iCloud からサインアウトする方法をこちらの記事でご確認ください。

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