管理対象のソフトウェアアップデートについて
モバイルデバイス管理(MDM)の管理者は、監視対象のmacOS、iOS、tvOSデバイスのシステムソフトウェアのアップデートを延期できます。
管理対象のアップデートのしくみ
macOS 10.13以降、iOS 11.3以降、tvOS 12.2以降では、MDMの管理者が、監視対象のデバイスに新しいソフトウェアアップデートが表示される時期を遅らせることができます。
iOSやmacOSのソフトウェアアップデートを管理者が遅らせている場合は、管理者によって認められた最新のソフトウェアアップデートがデバイスで実行されているというメッセージが表示されます。
tvOSでは、Apple TVは最新であるというメッセージが表示されます。
アップデートが表示されたときの対応
管理者は、新しいシステムソフトウェアのアップデートを監視対象のデバイスに表示するタイミングを最長で90日間遅らせることができます。その間、組織は重要なアプリやインフラストラクチャが新しいアップデートで動作するかテストする時間を確保でき、テスト後にアップデートを配信できます。
管理者は、デバイスにiOSアップデートをリモートインストールすることもできます。デバイスでパスコードが使われている場合は、リモートアップデートのインストール前に、デバイスの利用者がパスコードを入力する必要があります。
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