AirMac ベースステーションのステータスランプについて
AirMac Time Capsule、AirMac Extreme、AirMac Express ベースステーションの LED ステータスランプは、点滅したり色を変えたりして、ベースステーションの状態を教えてくれます。
AirMac ベースステーションを電源につなぐと、本体前面のステータスランプが 1 秒間緑色で点滅し、起動中はオレンジ色で点灯します。その後、ベースステーションが正しく設定され、インターネットに接続できるようになると、ステータスランプは緑色で点灯します。問題があると、オレンジ色で点滅します。
ステータスランプ | 説明 |
---|---|
オフ | 電源が入っていません。 |
オレンジ色で点灯 | 起動シーケンスを実行中です。 |
緑色で点灯 | 正常に動作しています。 |
起動が終わりましたが、対処する必要がある問題がベースステーションで検出されました。 | |
青色で点灯* | ワイヤレスクライアントが Wi-Fi Protected Setup (WPS) でネットワークにアクセスできる状態です。 |
緑色で点滅* | 一部の古いバージョンの AirMac ユーティリティでは、ベースステーションの設定画面の「ステータスランプ」ポップアップメニューから「動作時に点滅」を選択できます。その場合、正常動作時に緑色で点滅します。 |
オレンジ色と緑色で交互に点灯* | 一部の古いバージョンの AirMac ユーティリティでは、ベースステーションを選択して、メニューバーから「ベースステーション」>「識別」を選択すると、2 色交互に点灯します。ベースステーションが複数あるときに、選択したベースステーションを見分けるのに役立ちます。 |
ステータスランプがオレンジ色で点滅する場合
一般的に、ステータスランプがオレンジ色で点滅する場合、以下のような原因が考えられます。
ベースステーションが設定されていないか、リセットされていて、再設定が必要です。AirMac ユーティリティを使ってベースステーションを設定してください。
ベースステーションのファームウェアアップデートが提供されています。
ベースステーションが「どこでも My Mac」を使う設定になっているのに、「どこでも My Mac」が機能していないか、パスワードが正しくありません。2019 年 7 月 1 日時点で、「どこでも My Mac」のサービスは終了しています。
所在地のインターネットサービスが停止している、ベースステーションがプライマリルーターから IP アドレスを取得できない、ルーターへの WAN Ethernet 接続が機能していないなどの原因で、ベースステーションがインターネットに接続できていません。
ベースステーションがネットワークの範囲をワイヤレスで拡張する設定になっているのに、プライマリの Wi-Fi ベースステーションから離れすぎています。
ベースステーションが AirMac Time Capsule である場合、内蔵ハードディスクに問題があり、修理が必要です。
ベースステーションの設定を確認する
ベースステーションの設定に関する問題を解決するには、設定を変更するか、AirMac ユーティリティで問題を無視するように設定することができます。問題を無視した場合、解決にはなりませんが、その問題についてはステータスランプが点滅しなくなります。
AirMac ユーティリティを開きます (「アプリケーション」フォルダの「ユーティリティ」フォルダにあります)。
「AirMac ユーティリティ」ウインドウで、ベースステーションをクリックすると、問題に関する詳しい情報がポップアップに表示されます。設定を選択して問題を無視するか、「編集」をクリックして設定ウインドウを開きます。
設定を適宜変更してから「アップデート」をクリックすると、変更内容が適用され、ベースステーションが再起動します。
設定関連の問題がすべて解決するか、無視されるまで、上記の手順を繰り返してください。
関連情報
Ethernet ケーブルをベースステーションの Ethernet ポートに接続すると、そのポートの上のステータスランプが緑色で点灯します。
AirMac Extreme ベースステーションの初代 802.11 b/g モデルには、ステータスランプが 1 つではなく 3 つあります。詳しくは、「AirMac Extreme ベースステーション設定ガイド」(PDF) を参照してください。