AirMac ベースステーションのリセットに関してよくお問い合わせいただく質問 (FAQ)

AirMac ベースステーション (AirMac Express、AirMac Extreme、および AirMac Time Capsule など) のリセットに関してよくお問い合わせいただく質問とその回答を紹介します。AirMac ベースステーションをリセットする具体的な手順についても説明します。

リセットとは?

 

リセットとは、AirMac ベースステーションのパスワードをなくした場合や、デバイスが応答しない場合に、デバイスをコントロール可能な状態に復元するプロセスで行う最初の手順です。どのタイプのリセットが必要かに応じて、デバイスのリセットボタンを押してリセットするか、AirMac ユーティリティアプリケーションを使ってリセットします。

802.11b および 802.11g 対応の AirMac ベースステーションでは、ソフトリセットと出荷時のデフォルトリセットを実行できます。802.11n および 802.11ac 対応の AirMac ベースステーションでは、ソフトリセット、ハードリセット、出荷時のデフォルトリセットを実行できます。

状況に応じて、次のリセットタイプのいずれかを選択してください。

  • ソフトリセット:デバイスのパスワードをリセットし、セキュリティ設定を 5 分間無効にした状態で、ネットワークに接続して変更を行います。
  • ハードリセット:ベースステーションを何も設定していない状態にリセットしますが、最後に保存した設定やプロファイルを保持するので、以前の設定からベースステーションを復元することができます。
  • 工場出荷時のデフォルトリセット:ハードリセットと同じですが、保存済みの設定またはプロファイルも消去されます。

 

リセットは、どのような場合に必要になりますか?

 

  • ソフトリセット:パスワードを忘れてしまった場合に実行します。ソフトリセットを実行すると、パスワードがリセットされ、セキュリティ設定が無効になります (アクセス制御と RADIUS 設定が一時的に無効になります)。通常、パスワードを忘れると、デバイスに接続できなくなったり、デバイスを設定できなくなります。ソフトリセットモードの 5 分以内に何も変更しなかった場合、デバイスは、前の状態に戻ります。デバイスのすべての設定は、再起動後に有効となります。
  • ハードリセット:デバイスが応答しない場合や、ネットワークに接続できない場合は、ハードリセットを実行して、トラブルシューティングを行い、問題の解決を図ります。
  • デフォルトリセット:デバイスを再利用する場合は、まず、このリセットを行うことによって、すべての個人プロファイルと設定を消去します。デフォルトリセットを行うと、デバイスは工場出荷時の状態に戻ります。デバイスの内蔵ハードドライブや、デバイスに接続されている外付けハードドライブに保存されていたデータは消去されません。ハードドライブの内容は、AirMac ユーティリティを使って、手動で消去できます。

 

AirMac ベースステーションでハードリセットまたは工場出荷時のデフォルトリセットを行った後、デフォルト設定はどうなりますか?

 

  • AirMac ベースステーションは、DHCP によって IP アドレスを要求するように設定されます。
  • AirMac ベースステーションのパスワードは、「public」です。
  • AirMac ベースステーション名は「base station xxxxxx」(ここで、xxxxxx は、ワイヤレス MAC アドレス* の末尾 6 桁) に変更されます。
  • AirMac ベースステーションのネットワーク名は「Apple Network xxxxxx」(ここで、xxxxxx はワイヤレス MAC アドレス* の末尾 6 桁) です。

*MAC (Media Access Control) アドレス (または「ネットワーク ID」) は、ネットワークポートの固有のハードウェア識別番号です。ワイヤレスおよび Ethernet ネットワーク ID は、デバイスの底面または側面に印字されているラベルで確認できます。

 

リセットを実行する前に、注意しなければならないことはありますか?

 

  • ソフトリセットを実行すると、デバイスは、5 分間ソフトリセットモードに切り替わります。リセットボタンを押してから 5 分以内に何も変更しなかった場合は、もう一度リセットする必要があります。
  • トラブルシューティングの際にハードリセットまたは工場出荷時のデフォルトリセットは、ほかの方法ではデバイスにアクセスできない場合、またはデバイスを再利用する場合にのみ実行します。
  • デバイスがまったく応答しなくなった場合は、デバイスをリセットできます。ハードリセットや工場出荷時のデフォルトリセットを実行すると、デバイスをデフォルトの状態に戻して、設定し直すことができるため、デバイスのトラブルシューティングの際に役立ちます。
  • AirMac Graphite または AirMac Snow (Dual Ethernet) ベースステーションの場合は、ワイヤレス接続の設定が必要になるため、Ethernet ケーブルを使ってコンピュータをデバイスに直接接続する必要があります。

 

リセットにはどれくらい時間がかかりますか?

 

ソフトリセットはすぐに実行できます。リセットボタンを押すと、デバイスは、すぐにソフトリセットモードに切り替わります。

ハードリセットまたは工場出荷時のデフォルトリセットを実行した後は、しばらくの間、AirMac メニューや AirMac ユーティリティにデバイスが表示されなくなります。デバイスが再び利用できるようになるまで 45 秒ほどかかります。利用できるようになると、デバイスをデフォルト設定で使うことも、AirMac ユーティリティを使って再設定することもできます。

 

AirMac 管理ユーティリティまたは AirMac ユーティリティを使う必要がありますか?

 

  • 802.11n および 802.11ac ベースステーションの場合は、AirMac ユーティリティの最新バージョンを使います。最新バージョンの AirMac ユーティリティは、サポートダウンロード ページからダウンロードできます。
  • AirMac Graphite および AirMac Snow (Dual Ethernet) ベースステーションの場合は、AirMac 管理ユーティリティ (Graphite、Snow 用) 4.2.5 を使います。

 

AirMac ベースステーションのリセットボタンはどこにありますか?

 

次のリセットボタンの拡大図を参照してください。

 

AirMac Extreme および AirMac Time Capsule 802.11ac - リセットボタンは、AC 電源インレットの右横にあります。

AirMac Extreme 802.11n (上部) または AirMac Time Capsule (下部) - リセットボタンは、右端の LAN ポートの右横にあります。

Extreme または AirMac Time Capsule 背面のリセットボタン

AirMac Express 802.11n (第 2 世代) - リセットボタンは、オーディオポートの横にあります。

AirMac Express 802.11n (1st Generation) - リセットボタンは、オーディオポートの横にあります。

AirMac Express 背面のリセットボタン

Extreme ベースステーション (802.11b/g) - リセットボタンは、Ethernet WAN ポートの左横にあります。

Extreme ベースステーション背面のリセットボタン

Snow (Dual Ethernet) (802.11b) - リセットボタンは、Ethernet LAN ポートの右横にあります。

Snow ベースステーション背面のリセットボタン

Graphite (802.11b) - リセットボタンは、デバイスの底面にあります。

Graphite ベースステーション背面のリセットボタン

 

 

AirMac ベースステーションのリセット方法を教えてください。

お使いのデバイスと目的のリセットタイプに応じて、以下のリセット手順を実行します。

AirMac Express、AirMac Extreme、および AirMac Time Capsule (802.11n/ac)

   

ソフトリセット

  1. デバイスを電源に接続し、起動プロセスが完了するまで待ちます。起動プロセスについては、こちらの記事を参照してください。
  2. ペン先、鉛筆の芯、または伸ばした紙クリップを使って、1 秒以上、リセットボタンを押し続けます。ランプがオレンジ色になって点滅し、デバイスがソフトリセットモードに切り替わったことが示されます。
  3. AirMac のメニューバー項目から、デバイスで作成したネットワーク (ネットワーク名は同じ) を選択します。
  4. 「アプリケーション」>「ユーティリティ」と選択し、AirMac ユーティリティを開きます。
  5. ベースステーションを選択したら、「編集」をクリックします (「編集」ウインドウにベースステーションがソフトリセットモードであることが表示されます)。
  6. タブを切り替えて、必要に応じてパスワードやほかの設定を変更し、「アップデート」や「続ける」を適宜クリックします。
  7. AirMac ユーティリティを終了します。

ハードリセット

  1. ペン先、鉛筆の芯、または伸ばした紙クリップを使って、5 秒以上、リセットボタンを押し続けます。LED ランプがオレンジ色になり高速で点滅し始めたら、ボタンを放します。
  2. これで、デバイスがハードリセットされます。
  3. ベースステーションが完全に再起動するまで 1 分ほど待ったら、「アプリケーション」>「ユーティリティ」と選択して AirMac ユーティリティを開きます。
  4. 「その他の Wi-Fi デバイス」からベースステーションを選択して、「編集」をクリックします。
  5. 「その他のオプション」ボタンを選択します。
  6. 「以前の設定に復元」を選択して、最後のウインドウまで「次へ」をクリックします。
  7. AirMac ユーティリティに設定が完了したことが表示されます。「完了」をクリックします。
  8. AirMac ユーティリティを終了します。

工場出荷時のデフォルトリセット (リセットボタンを使う場合)

AirMac ユーティリティからデバイスにアクセスできない場合は、リセットボタンを使って、工場出荷時のデフォルト設定にリセットできます。

  1. ベースステーションの電源コードを外します。
  2. ペン先、鉛筆の芯、または伸ばした紙クリップを使って、リセットボタンを押し続けます。ボタンを押し続けながら、電源コードを接続し直します。LED ランプがオレンジ色にすばやく点滅し始めるまで 6 秒以上、リセットボタンを押し続けてください。

重要:工場出荷時のデフォルトリセットでは、ベースステーションに関連付けられているハードドライブのコンテンツは消去されません。

Extreme ベースステーション (802.11b/g)

   

ソフトリセット

  1. 「アプリケーション」>「ユーティリティ」と選択し、AirMac ユーティリティを開きます。
  2. 「AirMac ユーティリティ」>「アップデートを確認」と選択します。
  3. お使いの Mac で利用可能な最新バージョンのファームウェアと AirMac ユーティリティをインストールします。
  4. ベースステーションを電源に接続します。
  5. ペン先、鉛筆の芯、または伸ばした紙クリップを使って、10 秒間、リセットボタンを押し続けます。
  6. ボタンを放すと、ベースステーションがソフトリセットされます。

ハードリセット

Extreme ベースステーション (802.11b/g) はハードリセットできません。工場出荷時のデフォルトリセットを実行してください。

工場出荷時のデフォルトリセット

  1. ベースステーションを電源から取り外します。
  2. ペン先、鉛筆の芯、または伸ばした紙クリップを使ってリセットボタンを押しながら、ベースステーションを電源に接続します。3 つの LED ランプが高速で点灯するまで、5 秒程度、ボタンを押し続けます。
  3. ボタンを放すと、ベースステーションが工場出荷時の状態にリセットされます。

Graphite (802.11b) および Snow (Dual Ethernet) ベースステーション (802.11b)

   

Mac OS X v10.5 以前のソフトリセット

  1. ベースステーションを電源に接続します。
  2. ペン先、鉛筆の芯、または伸ばした紙クリップをピンホールに差し込み、リセットボタンを 1 秒以上押し続けます。
  3. デバイスがソフトリセットモードに切り替わると、中央の LED ランプが 1 秒間隔で点滅します。
  4. ベースステーションのパスワードが「public」に設定され、IP アドレスがリセットされます。
  5. AirMac 管理ユーティリティ (Graphite、Snow 用) 4.2.5 を使って、ベースステーションを再設定します。
    注意:AirMac 管理ユーティリティの場所は、お使いのオペレーティングシステムのバージョンによって異なります。Sherlock (Mac OS X 10.2 以前) または Finder の「検索」ダイアログ (Mac OS X v10.2 以降) で検索できます。

コンピュータで次のようにネットワークを設定し、ソフトリセットするベースステーションに接続することができます。

  • IP アドレス:192.42.249.15
  • サブネット:255.255.255.0
  • ルーター:192.42.249.13
  1. AirMac のメニューバー項目から、ベースステーションで作成したネットワーク (ネットワーク名は同じ) を選択します。
  2. AirMac 管理ユーティリティ (Graphite、Snow 用) を開きます。
  3. ベースステーションを選択して、「設定」をクリックします。このダイアログボックスでは、次の設定を変更できます。
    • IP アドレス:ISP またはシステム管理者から特定の IP アドレスを供給されている場合を除き、IP アドレスは変更しないでください。
    • ベースステーションのパスワードをリセットします。
    • 暗号化を有効にして、AirMac ネットワークのパスワード保護を有効にします。暗号化を有効にした場合は、AirMac ネットワークの新しいパスワードを入力します。
  4. 必要に応じて、パスワードやその他の変更を行い、「アップデート」をクリックします。ベースステーションを再起動すると、新しい設定が適用されます。 

ハードリセット

Graphite および Snow ベースステーションはハードリセットできません。工場出荷時のデフォルトリセットを実行してください。

Mac OS X v10.5 以前の工場出荷時のデフォルトリセット

  1. Ethernet ケーブルを使って、AirMac ベースステーションをコンピュータに接続します。ベースステーションは、Ethernet クロスケーブルを使ってコンピュータに直接接続することも、標準の Ethernet ケーブルを使って Ethernet スイッチ経由で接続することもできます。
  2. Mac の TCP 設定を Ethernet 接続に設定し、手動で IP 192.42.249.15、サブネット 255.255.255.0、ルーター 192.42.249.13 と設定します。
    コントロールパネルを閉じた後、システムの動作が遅くなる場合があります。
  3. ベースステーションから電源アダプタの接続を外して、接続し直します。
  4. 3 つの LED ランプが点灯したら、ベースステーションの底面にあるリセットボタンのピンホールに、ペン先、鉛筆の芯、または伸ばした紙クリップを差し込みます。
  5. 中央にある AirMac ベースステーションの LED ランプが点灯するまで、リセットボタンを 30 秒間、押し続けます。Graphite ベースステーションの場合は、中央のランプが緑色に点灯する前に、リセットボタンを押す必要があります。ランプが緑色に点灯した場合は、手順 3 に戻ってやり直します。
  6. AirMac 管理ユーティリティ (Graphite、Snow 用) 4.2.5 を開きます。
    注意:AirMac 管理ユーティリティの場所は、お使いのオペレーティングシステムのバージョンによって異なります。Sherlock (Mac OS X 10.2 以前) または Finder の「検索」ダイアログ (Mac OS X 10.2 以降) で検索できます。
    注意:現在、AirMac 管理ユーティリティ (Graphite、Snow 用) 4.2.5 は、Mac OS X 10.6 以降には対応していません。
  7. しばらくすると、ベースステーションの一覧が表示されます。すでに AirMac 管理ユーティリティ (Graphite、Snow 用) が開いている場合は、「再スキャン」ボタンをクリックします。
  8. 一覧からベースステーションを選択し、「設定」をクリックします (ベースステーションの名前は、Ethernet ID (「00-50-E4-5B-8F-EA」など) に設定されています)。
  9. 画面の指示に従って、AirMac ベースステーションのソフトウェアを再インストールします。
    注意:リセット後、AirMac ベースステーションのパスワードは「public」に設定されます。
  10. AirMac 管理ユーティリティ (Graphite、Snow 用) を使って、ベースステーションを再設定します。

工場出荷時のデフォルト状態にリセットされたかどうか検証する

ベースステーションの名前を確認します。ユーザが付けた名前になっている場合は、工場出荷時のデフォルトリセットではなく、ソフトリセットが実行されています。工場出荷時のデフォルト状態になっている Graphite ベースステーションは、Ethernet ケーブルで接続されている場合にのみ、コンピュータに表示されます。ワイヤレスネットワーク上には、再設定して再起動されるまで現れません。

重要:AirMac 管理ユーティリティを使って AirMac ベースステーションをリセットし、ワイヤレスネットワークを再設定した後は、コンピュータから Ethernet ケーブルを取り外してください。その後、コンピュータのネットワーク設定で、新しいワイヤレスネットワークを選択してください。

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