Apple製デバイスの連係機能と必要条件
連係機能を使えば、システム条件を満たしているMac、iPhone、iPad、Apple Watch、Apple TV、Apple Vision Proの各デバイスの間をシームレスに行き来できます。
AirDrop
AirDropを使えば、書類、写真、ビデオ、Webサイト、位置情報などをApple製デバイス同士でワイヤレスで送信できます。
MacにAirPlay
MacをAirPlayレシーバーとして設定し、iPhone、iPad、別のMacからコンテンツをストリーミングしたりミラーリングしたりできます。
macOS Ventura以降:Appleメニュー>「システム設定」の順に選択し、サイドバーで「一般」をクリックしてから、右側で「AirDropとHandoff」をクリックします。AirPlayレシーバーをオンにします。
macOS Monterey::Appleメニュー>「システム環境設定」の順に選択し、「共有」をクリックし、サイドバーで「AirPlayレシーバー」を選択します。
「MacにAirPlay」は、以下のデバイスおよびオペレーティングシステムで利用できます。
iOS 14以降 | iPadOS 14以降 | macOS Monterey 12以降 |
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AirPlayレシーバーの設定がオンになっており、「AirPlayを許可」が「すべての人」または「同じネットワーク上のすべての人」に設定されている場合は、上記よりも古いモデルのiPhone/iPad/Macやオペレーティングシステムからでも、ビデオの解像度は低くなりますが「MacにAirPlay」できます。 「MacにAirPlay」を使って、Apple Vision Proで見ているものをMacにミラーリングすることもできます。 |
Apple Pay
MacでApple Payを使ってオンラインショッピングをし、iPhoneやApple WatchのApple Payを使って購入手続きを行います。
自動ロック解除
Apple Watchで自動ロック解除を使う:Apple Watchを装着していれば、Macにすばやくアクセスしたり、Macの管理者パスワードの入力を求めるその他のリクエストもすばやく承認できます。この機能は、以下のデバイスおよびオペレーティングシステムで利用できます。
watchOS 3以降 | macOS Sierra 10.12以降 |
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Apple Watch Series 3以降で自動ロック解除機能を使うには、MacにmacOS High Sierra 10.13以降がインストールされている必要があります。 自動ロック解除機能を使って、Macの管理者パスワードのリクエストを承認するには、watchOS 6以降を搭載したApple WatchとmacOS Catalina 10.15以降を搭載したMacが必要です。 Macが自動ロック解除に対応しているかどうか不明な場合は、「option」キーを押しながらAppleメニュー>「システム情報」を選択します。システム情報のサイドバーで「Wi-Fi」を選択します。右側で「自動ロック解除:対応」と表示されていることを確認してください。 |
連係カメラ:iPhoneをMacのWebカメラとして使う
iPhoneをMacのWebカメラとして使うことができます。この機能は、以下のデバイスおよびオペレーティングシステムで利用できます。
iOS 16以降 | macOS Ventura 13以降 |
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ウェブカメラとして使う場合
センターフレームの機能も使用する場合
デスクビューの機能も使用する場合
スタジオ照明の機能も使用する場合
リアクションの機能も使用する場合
手動のフレーミング調整も行う場合
背景変更機能も使用する場合
| iPhoneをウェブカメラとして使う場合
リアクションの機能も使用し、フレームを手動調整する場合
背景変更機能も使用する場合
拡大鏡機能も使用する場合
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連係カメラ:iPhoneまたはiPadをApple TVのWebカメラとして使う
iPhoneまたはiPadをApple TVのWebカメラとして使うことができます。この機能は、以下のデバイスおよびオペレーティングシステムで利用できます。
iOS 17以降 | iPadOS 17以降 | tvOS 17以降 |
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ウェブカメラとして使う場合
センターフレームの機能も使用する場合
リアクションの機能も使用する場合
| ウェブカメラとして使う場合
センターフレームの機能も使用する場合
リアクションの機能も使用する場合
| Apple TV 4K(第2世代)以降 |
連係カメラ:iPhoneまたはiPadを使ってMacで写真を撮る/書類をスキャンする
iPhoneまたはiPadを使ってMacで写真を撮る/書類をスキャンすることができます。この機能は、以下のデバイスおよびオペレーティングシステムで利用できます。
iOS 12以降 | iPadOS(すべて) | macOS Mojave 10.14以降 |
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連係スケッチと連係マークアップ
連係スケッチや連係マークアップを使うと、iPhoneやiPadでMacの書類にスケッチ、図形、その他のマークアップを追加したり、変更内容をMacでリアルタイムに確認できます。どちらの機能も、以下のデバイスおよびオペレーティングシステムで利用できます。
iOS 13以降 | iPadOS(すべて) | macOS Catalina 10.15以降 |
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Handoff
Handoffを使うと、作業に着手したデバイスから、近くにある別のデバイスに切り替えても、中断したところからスムーズに作業を続けられます。この機能は、以下のデバイスおよびオペレーティングシステムで利用できます。
iOS 8以降 | iPadOS(すべて) | OS X Yosemite 10.10以降 | watchOS(すべて) |
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FaceTime通話を引き継ぐには、デバイスにmacOS Ventura 13、iOS 16、iPadOS 16以降がインストールされている必要があります。Apple Vision ProからのFaceTime通話も引き継ぐことができます。 |
Instant Hotspot
Instant Hotspotを使うと、パスワードを入力しなくても、iPhoneやiPad(Wi-Fi + Cellular)のインターネット共有にMac、iPad、別のiPhoneから接続することができます。この機能には、以下のいずれかのデバイスとオペレーティングシステムが必要です。
インターネット共有を提供するデバイスは、以下の必要条件を満たしている必要があります。 | |
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iOS 8.1以降 | iPadOS(すべて) |
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インターネット共有サービスに対応した通信事業者の通信プランの契約が必要です。 |
インターネット共有を提供するデバイスは、以下の必要条件を満たしている必要があります。 | |||
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iOS 8以降 | iPadOS(すべて) | OS X Yosemite 10.10以降 | visionOS(すべて) |
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iPhoneセルラー通話
iPhoneセルラー通話を使うと、MacやiPadでも、iPhoneと同じネットワーク上にあれば、電話をかけたり電話に出たりすることができます。この機能を使用するには、iOS 8.1以降を搭載したiPhoneで通信プランのご契約が必要です。iPhoneと以下のデバイスとの間で通話をリレーできます。
OS X Yosemite 10.10以降を搭載したMac(Mac mini、Mac Studio、Mac Proを使う場合は、外付けのマイクまたはヘッドセットが必要です)
iOS 8以降を搭載したiPhone、iPad、またはiPod touch
iPhoneミラーリング
iPhoneミラーリングを使ってMacからワイヤレスでiPhoneとそのアプリを操作し、iPhoneから通知とライブアクティビティを受信できます。
Appleシリコン搭載のMacまたはApple T2セキュリティチップ搭載のMacで、macOS Sequoia 15以降がインストールされていること。iPhoneからのライブアクティビティには、macOS Tahoe 26以降がインストールされているMacが必要です。
iOS 18以降を搭載したiPhone。
Mac上のiPhoneウィジェット
iPhoneのウィジェットをMacで使うことができます。対応するアプリをMacにインストールする必要はありません。
macOS Sonoma 14以降を搭載したMac
iOS 17以降を搭載したiPhone
Mac仮想ディスプレイ
Mac仮想ディスプレイを使うと、Apple Vision Proを、自分専用の持ち運び可能なMacの4Kディスプレイとして使えます。
macOS Sonoma 14以降を搭載したMac
Apple Vision Pro
マイビューをミラーリング
Apple Vision Proの「マイビューをミラーリング」機能を使うと、Apple Vision Proで見ているものをiPhone、iPad、Mac、Apple TV、AirPlay対応のスマートテレビにミラーリングできます。
Apple Vision Pro
この機能を使用するには、iOS 17.2以降を搭載したiPhone、iPadOS 17.2以降を搭載したiPad、「MacにAirPlay」に対応しているMac、Apple TV(第2世代以降)、AirPlay対応のスマートテレビが必要です。
Sidecar
Sidecarを使うと、iPadを2台目のディスプレイとして使い、Macのデスクトップを拡張またはミラーリングできます。または、タブレット入力デバイスとして使って、MacのアプリにApple Pencilで描画することも可能です。この機能は、以下のデバイスおよびオペレーティングシステムで利用できます。
iPadOS 13以降 | macOS Catalina 10.15以降 |
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テキストメッセージ転送
テキストメッセージ転送を使うと、iPhoneのテキストメッセージをMacやiPadで送受信することができます。この機能を使用するには、iOS 8.1以降を搭載したiPhoneで通信事業者のプランに契約している必要があります。以下のデバイスからテキストメッセージを送受信できます。
OS X Yosemite 10.10以降を搭載したMac
iOS 8以降を搭載したiPhone、iPad、またはiPod touch
Apple Vision Pro
ユニバーサルクリップボード
ユニバーサルクリップボードを使うと、1台のAppleデバイスでテキスト、画像、写真、ビデオなどのコンテンツをコピーして、別のAppleデバイスにペーストできます。この機能は、以下のデバイスおよびオペレーティングシステムで、テキスト、画像、写真、ビデオを2台のApple製デバイス間でコピーする際に使えます。
iOS 10以降 | macOS Sierra 10.12以降 | visionOS(すべて) |
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ユニバーサルクリップボードを使って2台のMac間でファイルを丸ごとコピーするには、両方のMacにmacOS High Sierra 10.13以降がインストールされている必要があります。 |
ユニバーサルコントロール
ユニバーサルコントロールを使うと、Macのキーボード、マウス、トラックパッドを使って、近くにあるほかのMacやiPadデバイスを最大2台までコントロールし、それらのデバイスを行き来しながらシームレスに作業できます。この機能は、以下のデバイスおよびオペレーティングシステムで利用できます。
iPadOS 15.4以降 | macOS Monterey 12.3以降 |
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Apple Vision Proを装着した状態で、Macコンピュータのキーボードとトラックパッドを使ってMacを操作するには、代わりにMacの仮想ディスプレイをお使いください。 |