MacのVoiceOverユーティリティのレイアウト、点字カテゴリ
VoiceOverユーティリティにある「点字」カテゴリの「レイアウト」パネルを使って、Macに接続している点字ディスプレイの設定をカスタマイズします。
VoiceOverユーティリティを開くには、Command+F5キーを押してVoiceOverをオンにしてから、VO+Fn+F8キーを押します。
注記: VOはVoiceOver修飾キーを表します。VoiceOver修飾キーを使用するを参照してください。
オプション | 説明 |
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複数項目を表示 | 点字ディスプレイ上でVoiceOverカーソルの左右に項目を表示します。例えば、VoiceOverカーソル内のボタンの周囲のツールバーボタンが表示されます。このオプションを選択すると、点7および8を使用してVoiceOverカーソルを示すオプションも選択されるため、カーソル内にどの項目があるかがわかります。 このオプションの選択を解除すると、VoiceOverカーソル内の項目のみが点字ディスプレイに表示されます。点7および8を使用してVoiceOverカーソルを示すオプションの選択も解除されます(不要になるため)。 |
点7および8をVoiceOverのカーソル位置を示すために使用 | VoiceOverカーソルの位置を示すために点7および8を上げます。このオプションはデフォルトで選択されています。 |
単語の折り返しを使用 | 現在の点字行に収まらない語句が複数の行にわたって表示されるのではなく、パンの後に次の行に折り返されます。このオプションはデフォルトで選択されています。 小型の点字ディスプレイを使用しているか、長い語句が多く含まれているコンテンツで作業する場合は、このオプションの選択解除を検討することお勧めします。 |
挿入ポイントの折り返しを使用 | 現在の点字行に入り切らない文字数を入力した場合は、点字ディスプレイが消去され、挿入ポイントが次の行に移動します。このオプションはデフォルトで選択されています。 入力した文字数が多くても点字ディスプレイを消去したくない場合は、このオプションを解除してください。挿入ポイントは常に行の最後にあるので、パンして戻らなくても入力した内容を簡単に確認できます。 |
パンでページめくり | 「ブック」でページの上部または下部にパンするとき、自動的にページをめくります。 |
テキストスタイルを表示 | 6点式点字または6点式2級英語点字を使うと、スタイルが設定されたテキストの前のセルで、イタリックや下線などの一般的なテキストスタイルが示されます。 |
警告メッセージの表示時間 | スライダを左または右にドラッグして、通知やVoiceOver通知などの通知を点字ディスプレイに表示する時間を制御します。 |
コードを無視する継続時間 | スライダを左または右にドラッグして入力するときに、VoiceOverで素早く連続してキーを押したときにコマンドとして認識される時間を制御します。 |
自動前進の継続時間 | 点字ディスプレイで行をパンしたときに、次の行に自動的に進むまでVoiceOverが一時停止する秒数を入力または設定します。 必要に応じて自動前進のオン/オフを簡単に切り替えるため、点字ディスプレイのキーに「自動前進のオン/オフを切り替える」コマンドを割り当てることができます。VoiceOverコマンドを点字ディスプレイのキーに割り当てるを参照してください。 |
このガイドをBraille Ready Formatでダウンロードする: BRF(英語)