カスタムワークフローを作成する
macOS の NetBoot、NetInstall、および NetRestore イメージを作成するときは、イメージワークフローを使用します。ワークフローでは、「システムイメージユーティリティ」でイメージの内容を手動で定義できます。
カスタムワークフローを組み立てるには、管理者ユーザとしてログインする必要があります。ワークフロー内のアクションは接続されている必要があります。そうでない場合は、ワークフローは無効になり、アクションは実行されません。
一連のアクションからワークフローを組み立てるには、Automator ライブラリからアクションをドラッグ&ドロップして、実行したい順に並べます。ワークフロー内の各アクションは、手動で通常実行するときの各手順に対応します。
各アクションには、構成可能なオプションと設定があります。「システムイメージユーティリティ」によって、これらのアクションコンポーネントが接続され、アクション間で各種のデータが受け渡されます。
信頼できる NetBoot サーバを追加する
注記:「起動ディスク」環境設定で NetBoot イメージを選択している場合は、この作業は必要ありません。
信頼できる NetBoot サーバを追加すれば、bless
コマンドラインツールを使って Mac コンピュータ(OS X 10.11 以降)を NetBoot サーバから起動できます。
各 Mac の macOS 復元システムで csrutil
コマンドラインツールを使用したり、以下の手順を実行したりすることもできます:
ソース・ポップアップ・メニューをクリックして、構成済み Mac ボリューム、マウント済みディスクイメージ(構成済み Mac ボリュームとしても表示されます)、または macOS インストールアプリケーションを選択します。
イメージのタイプ(パッケージのみ、NetInstall、NetBoot、または NetRestore)を選択します。
イメージタイプの選択は、選択したイメージソースに応じて異なることがあります。
「カスタマイズ」をクリックして「Automator」を開き、「アクション」リストから「システム」または「システムイメージユーティリティ」を選択します。
「イメージのソースを定義」アクションをワークフローエリアにドラッグして、イメージに対するアクションを構成します。
「NetBoot サーバをブレス」アクションをワークフローエリアにドラッグします。
「追加」ボタン をクリックしてから、NetBoot サーバの IP アドレスを入力します。
NetBoot サーバアドレスは最大 20 個まで追加できます。詳しくは、Apple サポート記事を参照してください。
必要に応じて、Automator ライブラリでその他のアクションを選択して、ワークフローエリアの「イメージのソースを定義」アクションの後にドラッグします。
目的通りの順序になるようにアクションを追加し、構成していきます。
「イメージを作成」アクションをワークフローの最後に追加します。
このアクションは、イメージワークフローの最後に配置する必要があります。
「保存」をクリックしてから、「別名で保存」フィールドにワークフローの名前を入力します。「
場所」ポップアップメニューをクリックしてから、場所を選択するか、「別名で保存」フィールドの横にある三角形をクリックして目的のフォルダに移動します。
「保存」をクリックします。
ワークフローを開始するには、「実行」をクリックし、認証を要求された場合は認証を行います。
重要:イメージの作成中は、イメージの保存先フォルダの内容を編集しないでください。
カスタムワークフローを作成する
ソース・ポップアップ・メニューをクリックして、構成済み Mac ボリューム、マウント済みディスクイメージ(構成済み Mac ボリュームとしても表示されます)、または macOS インストールアプリケーションを選択します。
イメージのタイプ(パッケージのみ、NetInstall、NetBoot、または NetRestore)を選択します。
イメージタイプの選択は、選択したイメージソースに応じて異なることがあります。
「カスタマイズ」をクリックして「Automator」を開き、「アクション」リストから「システム」または「システムイメージユーティリティ」を選択します。
「イメージのソースを定義」アクションをワークフローエリアにドラッグして、イメージに対するアクションを構成します。
必要に応じて、Automator ライブラリでその他のアクションを選択して、ワークフローエリアの「イメージのソースを定義」アクションと「イメージを作成」アクションの間にドラッグします。
目的通りの順序になるようにアクションを追加し、構成していきます。
「イメージを作成」アクションをワークフローの最後に追加します。
このアクションは、イメージワークフローの最後に配置する必要があります。
「保存」をクリックしてから、「別名で保存」フィールドにワークフローの名前を入力します。「
場所」ポップアップメニューをクリックしてから、場所を選択するか、「別名で保存」フィールドの横にある三角形をクリックして目的のフォルダに移動します。
「保存」をクリックします。
ワークフローを開始するには、「実行」をクリックし、認証を要求された場合は認証を行います。
重要:イメージの作成中は、イメージの保存先フォルダの内容を編集しないでください。
ワークフローは、後で再度使用できるように保存することができます。NetBoot、NetInstall、または NetRestore ネットワークイメージのためにどのアクションでストレージデバイス 、ディスクイメージ 、または macOS インストールアプリケーション を使用できるかを確認するには、以下の表を参照してください。
Automator アクション | NetBoot | NetInstall | NetRestore |
---|---|---|---|
構成プロファイルを追加 | |||
パッケージとインストール後スクリプトを追加 | |||
ユーザアカウントを追加 | NA | ||
システム構成設定を適用 | |||
NetBoot イメージフォルダをブレス | |||
NetBoot サーバをブレス | NA | ||
イメージを作成 | |||
パッケージの選択項目をカスタマイズ | |||
イメージのソースを定義 | |||
マルチボリュームの NetRestore を定義 | NA | NA | |
NetRestore ソースを定義 | NA | NA | |
自動インストールを有効にする | NA | ||
MAC アドレスでクライアントをフィルタ | |||
コンピュータの機種をフィルタ | |||
ディスクにパーティションを作成 | NA |