Mac のシステムイメージユーティリティでソフトウェアをイメージに追加する
ソフトウェアをイメージ内に取り込むには、次の 3 つの方法があります:
構成プロファイル、スクリプト、パッケージをインストールする、パッケージのみ(OS なし)インストールを作成します。
アプリケーションやファイルをシステムに追加してから、そのシステムをソースとして使ってイメージを作成します。「ディスクユーティリティユーザガイド」の「ディスクイメージを作成する」を参照してください。
Mac の「Automator」で「パッケージの選択項目をカスタマイズ」アクションコンポーネントを含む「システムイメージユーティリティ」のイメージワークフローを使ってイメージを作成するときに、アプリケーションやファイルをイメージに追加します。カスタムワークフローを作成するを参照してください。
パッケージについて
パッケージは、拡張子が .pkg の単一ファイルで、アプリケーション、フォルダ、スクリプトなどの項目を含めることができます。パッケージを使って、それらの項目を「システムイメージユーティリティ」または「Apple Remote Desktop」で Mac コンピュータに配備します。
アプリケーションまたはその他のファイルを、(イメージの作成前にイメージのソースボリュームにインストールせずに)イメージの作成時に追加するには、アプリケーションまたはファイルをパッケージにグループ化する必要があります。
重要:アプリケーション、ブック、およびフォントを複数の Mac コンピュータにインストールするには、必要な使用許諾契約にすべて同意する必要もあります。
パッケージを作成する
アプリケーションまたはその他のファイルを、(イメージの作成前にイメージのソースボリュームにインストールせずに)イメージに追加するには、productbuild
を使用して目的のアプリケーションまたはファイルを含むパッケージを作成します。「Automator」アプリケーションでデベロッパアクションの「パッケージを作成」を使用してパッケージを作成することもできます。デベロッパアクションを使うには「Xcode」をインストールしておく必要があります。
productbuild マニュアルページ(man で表示)を参照してください。
「システムイメージユーティリティ」のワークフローを使用して NetBoot イメージまたは NetInstall イメージにパッケージを追加します。
Mac の「Automator」で「パッケージの選択項目をカスタマイズ」アクションを構成する
このアクションを使って、macOS のインストールをカスタマイズします。イメージ内のパッケージまたはパッケージの一部のインストールを無効にしたり、有効にしたり、必須にしたり、禁止したりできます。
このアクションは、NetInstall イメージの作成時にのみ有効です。
Mac の「Automator」アプリケーション で、新しいワークフローを作成し、Automator ライブラリ内の「パッケージの選択項目をカスタマイズ」アクションを選択してから、ワークフロー内の目的の位置にドラッグします。
以下のいずれかを実行します:
パッケージインストールを必須にする:「デフォルト」列のチェックボックスを選択し、「可視」列のチェックボックスの選択を解除します。パッケージはインストールされ、ユーザはインストールを変更できません。
パッケージインストールの回避を許可する:「デフォルト」列のチェックボックスを選択し、「可視」列のチェックボックスの選択を解除します。ユーザはインストール時にイメージからパッケージをインストールすることを選択することもできます。