XsanボリュームにアクセスするためにWindowsのユーザIDとグループIDをマップする
ボリュームの「Windows IDマッピング」設定を使用して、Windowsクライアントのユーザとグループの情報をXsan互換のユーザID(UID)およびグループID(GID)にマップする方法を指定できます。WindowsクライアントからXsanボリュームにアクセスするには、この作業が必要です。
Windowsクライアントは、以下の方法を使用してUIDおよびGIDを提供できます:
GUIDから生成されたID: Windowsクライアントは、Active DirectoryドメインのGUID(グローバル一意識別子)情報に基づいてUIDおよびGIDを動的に生成します。SAN上のMacコンピュータが、IDを自動的に生成するデフォルトのバインドオプションでActive Directoryに接続(バインド)されている場合は、この方法を選択します。
LDAP(RFC 2307)のIDを使用: Windowsクライアントは、Active DirectoryレコードのuidNumber属性およびgidNumber属性からUIDおよびGIDの値を取得します。SAN上のMacコンピュータが、IDをuidNumberおよびgidNumberにマップするバインドオプションでActive Directoryに接続されている場合は、この方法を選択します。
重要: IDの競合を避けるため、SAN上のすべてのコンピュータで同じActive Directoryドメインおよび同じIDマッピング方法を使用するようにしてください。
Serverアプリケーション のサイドバーで、高度なサービスのリストから「Xsan」を選択します。
編集したいボリュームを選択します。
をクリックして、「ボリュームを編集」を選択します。
「Windows IDマッピング」ポップアップメニューからマッピング方法を選択します。
「LDAP(RFC 2307)のIDを使用」を選択した場合は、ディレクトリのレコードにuidNumber属性またはgidNumber属性が含まれていないときに使用するID番号を変更できます。
「OK」をクリックします。
Serverによりクライアントおよびコントローラからボリュームがマウント解除され、ボリュームが停止されてから、Windows IDマッピングの方法が変更されます。その後、ボリュームが起動され、マウントされていた各コンピュータにマウントされます。