Remote Desktopでネットワークの応答性レポートを作成する
「Remote Desktop」で、管理用コンピュータとクライアントコンピュータの間のネットワークの応答性をテストできます。レポートを使うと、「項目をコピー」タスクなどのタスクの失敗の原因が特定のサブネットにおけるネットワーク輻輳であるかどうかを判断するのに役立ちます。
Remote Desktop で、メインウインドウのサイドバーでコンピュータリストを選択し、1台以上のコンピュータを選択してから、「レポート」>「ネットワークテスト」と選択します。
以下のオプションを選択します:
「パケット」ポップアップメニュー(「送信する総パケット数」)で、送信されるパケットの数を指定します。
「間隔」ポップアップメニュー(「パケット間の間隔」)で、パケットを送信する頻度を指定します。
「タイムアウト」ポップアップメニュー(「パケットのタイムアウト」)で、損失パケットをレポートまで待機する時間を指定します。
「レポート作成」をクリックします。
以下に、このレポートに基づいてネットワークのパフォーマンスを評価するための推奨事項をいくつか示します:
ルーターのホップ数は、パケットが返される時間に影響することがあります。
所要時間を評価するときは、同じサブネットにあるコンピュータの所要時間、または間にあるルーターの数が同じコンピュータの所要時間と比較する必要があります。
パケットが返される最大時間が、同じサブネットにあるほかのコンピュータの時間より大幅に長い場合は、そのコンピュータで問題が発生している可能性があります。
1 台のコンピュータで大量のパケットが失われる場合は、ネットワーク接続に問題が発生している可能性があります。
同じサブネットにある複数のコンピュータで大量のパケットが失われる場合は、間にあるルーターまたはスイッチで問題が発生している可能性があります。