MacのPagesでiCloud Driveを使う
デバイスでiCloud Driveがオンになっている場合は、書類を保存して、同じApple IDでサインインしているコンピュータ、iOSデバイス、およびiPadOSデバイスで、それらを最新の状態に保つことができます。直前の編集をどこで行ったかに関係なく、書類の最新バージョンをいつでも表示できます。
書類の同期をシームレスに行うには、iCloud Driveと最小システム要件(OS X 10.10、iOS 8、またはiPadOS 13)を満たしているデバイスを使用してください。iPhoneまたはiPadでは、iCloud Driveに保存されている項目は、書類マネージャに表示されます。
Pages for iCloudを使用すると、MacまたはWindowsコンピュータでサポートされているWebブラウザを使用して、Pages書類を作成および編集することもできます。
MacのiCloud Driveを設定する
アップルメニュー >「システム環境設定」と選択してから、以下のいずれかの操作を行います:
すでにApple IDでMacにサインインしている場合: 名前の右側にあるApple IDをクリックします。
Apple IDでサインインしていない場合: 「サインイン」をクリックし、Apple IDとパスワードを入力してから、表示される指示に従います。
Apple IDをお持ちでない場合: 「Apple IDを作成」をクリックしてApple IDを作成してから、サインインします。
重要: Apple IDまたはそのパスワードを忘れた場合は、Apple IDのWebサイトで復旧することができます。複数のApple IDを持つことはできますが、推奨されていません。あるApple IDを使って購入したものを別のApple IDを使って購入したものと一緒にすることはできません。
「iCloud Drive」チェックボックスを選択します。
macOS Catalina 10.15以降でこのチェックボックスが表示されていない場合は、左側の列の「iCloud」をクリックします。
「iCloud Drive」チェックボックスの横にある「オプション」をクリックしてから、「Pages」チェックボックスを選択します。
Mac上のPagesでiCloud Driveがオフになっている場合、作成した新規書類や行った編集内容はiCloudに保存されません。同様に、デバイスまたはほかのコンピュータで作成した新規書類や書類に加えた編集内容は、お使いのMacのPagesでは使用できません。
Pages for iCloud Webアプリケーションを開く
Pages for iCloudを使って作成した書類は、iCloudを使用するように設定されていて同じApple IDでサインインしているMac、iPhone、およびiPad上のPagesで、自動的に使用できるようになります。同様に、iPhone、iPad、またはMacでPagesを使用して作成した書類は、Pages for iCloudに自動的に表示されます。
Apple IDでサインインして、iCloud Driveを使用していることを確認してください。
確認するには、「Apple」メニュー >「システム環境設定」>「Apple ID」>「iCloud」と移動して、「iCloud Drive」の横にある「オプション」チェックボックスをクリックしてから、「Pages」チェックボックスが選択されていることを確認します。(「オプション」が表示されない場合は、「iCloud Drive」チェックボックスが選択されていることを確認してください。)
MacまたはWindowsコンピュータでiCloud.comにアクセスし、同じApple IDを使用してサインインします。
「Pages」をクリックします。
Pages for iCloudの使用について詳しくは、「Pages for iCloudヘルプ」を参照してください。
複数のコンピュータおよびデバイス間で書類を管理するときのヒント
以下に、iCloudを使用して複数デバイス間で書類を管理するときに留意するべきいくつかの点を示します:
インターネットに接続していない状態で書類を編集して閉じようとすると、Mac上の「開く」ダイアログの書類の横にクラウドアイコンが表示されます。次回インターネットに接続するとき、編集済みの書類がiCloudに同期されます。
複数のコンピュータまたはデバイスで書類を編集し、編集内容を同期する時間がない場合、不一致が発生します。バージョンの不一致が発生した場合、いずれかのバージョンまたはすべてのバージョンを保持することができます。(これは、ほかのユーザと共有していない書類にのみ当てはまります。)
ほかのユーザから共有された書類を削除すると、その書類は、自分のiCloud DriveとすべてのデバイスのPagesから削除されます。共有されたリンクを再度クリックすれば、書類がiCloud Driveに戻り、iCloudがオンになっているすべてのコンピュータやデバイスで再び利用できるようになります。
1つのデバイスでフォルダを使用して書類を整理すると、すべてのデバイスに同じフォルダ構成が反映されます。
あるデバイスで書類にパスワードを追加した場合、その書類を開くためにすべてのデバイスでパスワードが必要になります。