Mac Studioをサーバとして設定する
Mac Studioをサーバまたはネットワーク接続ストレージ(NAS)デバイスとして使用すると、別のMacまたはWindowsコンピュータからアクセスできます。Mac Studioをサーバとして設定すると、内蔵のmacOS機能を使用して、ファイルを共有したり、リモートアクセスを有効にしたり、ローカルモデルを実行したり、エージェント型AIを構築して実行したりすることができます。
注記: Mac Studioをサーバとして設定するには、最初に初期設定を完了する必要があります。
はじめに
以下を確認します:
Mac Studioにディスプレイ、キーボード、およびマウスまたはトラックパッドが接続されている。(Mac Studioにアクセサリを接続するを参照してください。)
注記: Mac Studioをディスプレイなしで使用する場合は、設定を完了したあと、ディスプレイなしで使用できます。ディスプレイなしでMac Studioを動作させる(必要な場合)を参照してください。
ほかのMacまたはWindowsコンピュータが同じWi-Fiネットワークに接続されている。
Mac Studioに強力なログインパスワードを設定している。
Mac StudioのIPアドレスを持っている。
ヒント: 接続を安定させるため、Mac StudioのTCP/IP設定を変更して手動アドレスのDHCPを使用するようにして、時間の経過と共にIPアドレスが変更されないようにすることを検討します。
Macで使用するサーバソフトウェアを選択する
サーバソフトウェアを使用すると、ネットワーク上のほかのデバイスがMac Studioに接続し、リソースを使用できるようになります。目的に応じて、メディアサーバ、ファイル管理アプリ、エージェント型AIツールを実行するローカルAIモデルホスト、データベースなどのサーバアプリケーションをインストールできます。ほとんどのサーバソフトウェアは、デベロッパのウェブサイトまたはMac App Storeからダウンロードできます。
サーバソフトウェアによっては、リモートアクセスやファイル共有のためにMacを構成したり、SSHを使用してMacに接続できるようにしたりできます。または、サーバソフトウェアを使用してこれらの接続を構成することもできます。
インストールを終えたら、アプリの指示に従って設定を完了します。ネットワーク上のほかのデバイスからの接続を受け入れるようにアプリを構成します。アプリで使用するポート番号はメモしておいてください。別のコンピュータから接続するときに必要になります。
注記: 設定の手順は、選択するサーバアプリによって異なります。具体的な手順や構成オプションについては、アプリのマニュアルを参照してください。
Mac Studioの設定を構成する
サーバが中断されないように、以下の設定をオンにします。
Mac Studioがスリープしないように設定する:Mac Studioがスリープ状態になると、実行中のタスクやプロセスが中断される場合があります。詳しくは、Macのスリープ/スリープ解除を設定するを参照してください。
ファイアウォールをオンにする: これにより、サーバのセキュリティが強化されます。システム設定に移動し、サイドバーで「ネットワーク」をクリックしてから、「ファイアウォール」をオンにします。詳しくは、ファイアウォールを使用してMacへの接続をブロックするを参照してください。
注記: サーバが期待通りに動作しない場合は、ファイアウォールを確認して、外部からの接続を受け入れるように許可されていることを確認してください。
停電後に再度電源が入るようにMac Studioを設定する:Mac Studioの電源が切れたときに、自動的に再起動するように設定します。システム設定に移動し、サイドバーで「エネルギー」をクリックしてから、「電源の接続時に起動」ポップアップメニューからオプションを選択します。
(オプション)自動アップデートをオンにする: これにより、Mac Studioにセキュリティアップデートが適用されるようになりますが、手動でアップデートを選択したい場合もあります。設定を調整するには、システム設定に移動し、サイドバーで「一般」をクリックし、「ソフトウェアアップデート」をクリックしてから、「自動アップデート」をオンにします。
リモートアクセスのためにMac Studioにアクセスする方法を決定する
Mac Studioに接続する方法は3つあります:
サーバソフトウェアのツールを使用する: サーバソフトウェアには、Mac Studioにリモートアクセスするための独自のツールが用意されている場合があります。ソフトウェアに付属のマニュアルを参照してください。
リモートログインでコマンドラインを使用する: ほかのコンピュータからSSH(Secure Shell)を使用してリモートアクセスすることを許可するようにMac Studioを設定できます。これにより、コマンドの実行、ファイルの管理、サービスの再起動などができるようになります。リモートログインをオンにすると、別のコンピュータからの安全なコマンドラインアクセスが許可されます。
画面共有を使用する: 画面共有を使用して、Mac Studioを管理できます。別のMacの画面を共有するを参照してください。Windows PCを使用している場合、画面共有を使用するためには他社製のVNCクライアントを使用する必要があります。
Mac Studioからのファイル共有を許可する
ほかのコンピュータがMac Studioのフォルダにアクセスできるようにファイルを共有すると、サーバだけでなくNASや家庭用ハブとしても機能できるようになります。
サーバソフトウェアには、Mac Studioとファイルを共有するための独自のツールが用意されている場合があります。ソフトウェアに付属のマニュアルを参照してください。
Mac Studioでファイル共有をオンにするには、システム設定に移動し、サイドバーで「一般」をクリックしてから、「共有」をクリックします。「ファイル共有」の横にある
ヒント: 共有フォルダをネットワーク上のほかのMacのTime Machineバックアップ先として設定することもできます。Time Machineで共有フォルダにバックアップを作成するを参照してください。
ファイル共有を設定したあとにMac Studioに接続するには、以下のいずれかの操作を行います:
別のMacからMac Studioに接続する: そのMacでFinderを開き、「移動」>「サーバへ接続」と選択してから、Mac StudioのIPアドレスを入力します。
WindowsコンピュータからMac Studioに接続する: ファイル共有またはSSHを使用して別のコンピュータに接続する手順について詳しくは、Windowsのマニュアルを参照してください。
ディスプレイなしでMac Studioを動作させる(必要な場合)
Mac Studioをサーバとして設定したあと、ディスプレイなしで動作するように設定することもできます(これを「ヘッドレス」設定と呼ぶこともあります)。画面共有を使用すると、同じネットワーク上の別のMacからMac Studioを表示したり操作したりできるため、サーバをリモートで管理できます。
注記: Windows PCで画面共有を使用する場合は、他社製のVNCクライアントを使用する必要があります。ニーズに合ったクライアントを選択してから、クライアントのマニュアルを参照し、設定手順を確認してください。
リモートログイン、画面共有、サーバソフトウェアでオンになっている設定など、別のコンピュータからMac Studioを管理する手段が設定されていることを確認します。
ヒント: ディスプレイなしのMacを設定するときに、別のMacの仮想ディスプレイの解像度を向上させるには、画面共有アプリで「高パフォーマンス」画面共有をオンにします。「高パフォーマンス」画面共有を使用するためのシステム要件を含む詳細については、画面共有タイプのオプションを参照してください。
次にすること
Mac Studioがサーバとして設定されました。停電やmacOSアップデート後などにMac Studioが再起動した場合に、自動的に起動するように構成していないサーバアプリは手動で再起動しなければならない場合があります。サーバを自動的に起動するように設定したい場合は、アプリのマニュアルを参照し、自動起動の手順を確認してください。