MacでApple Pro Display XDR用のカスタム・リファレンスモードを作成する
MacでApple Pro Display XDR用のカスタム・リファレンスモードを作成できます。これらのモードは、色域、ホワイトポイント、輝度、伝達関数のオプションを設定することで、個別のワークフローのニーズに合わせてカスタマイズできます。
注記: リファレンスモードは、プロのコンテンツ制作環境で通常見られる制御された表示条件で使用することを意図しています。誤った表示条件、または間違ったメディアタイプでモードを使用すると、満足な結果が得られない場合があります。
このパネル(Apple Pro Display XDRを使用している場合のみ使用できます)を開くには、アップルメニュー >「システム環境設定」と選択して「ディスプレイ」をクリックし、「プリセット」をクリックして、「プリセットをカスタマイズ」をクリックしてから「追加」ボタン をクリックします。
オプション | 説明 | ||||||||||
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プリセット名 | カスタム・リファレンスモードの名前を入力します。 | ||||||||||
説明 | カスタム・リファレンスモードの説明を入力します。 | ||||||||||
色域 | 色域の定義に使用する原色です。
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ホワイトポイント | このリファレンスモードで使用するディスプレイのホワイトポイントを選択します。
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SDRトランスファーファンクション | 標準ダイナミックレンジのコンテンツを受信した場合のリファレンスモードのガンマ応答です。
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システムのガンマブーストを適用 | 指定した量だけガンマを上げるようにmacOSに指示します。これは、一部のメディア規格で使用される非対称メディアエンコーディング/デコーディング伝達関数が示すコントラスト、または周囲に対する実際のディスプレイ輝度比が規格で規定される比率よりも高いときに必要なコントラストブーストを提供するために使用される場合があります。 | ||||||||||
HDRコンテンツのPQを有効にする | ガンマ伝達関数ではなくPQ伝達関数を使用してディスプレイがHDRコンテンツを受信できるようにします。 | ||||||||||
最大輝度 | ディスプレイの最大輝度をニト単位で設定します。 | ||||||||||
輝度をフルスクリーン機能に制限 | 最大輝度を1000ニトに制限します。これは、通常の動作条件でディスプレイがフルスクリーンを維持できる輝度です。 | ||||||||||
バックライトの最適化 |
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