Compressorでオーディオトラックを表示する/変更する
QuickTimeムービーには複数のオーディオトラックを含めることができ、それらのトラックは複数の方法で構成できます。Compressorでは、これらのトラックを表示したり、有効/無効を切り替えたり、必要に応じて別のフォーマットに再構成したりできるため、トランスコードされた出力ファイルに適切なトラックを含めることができます。
例えば、誤ってステレオのペアとして構成された2つのチャンネルがあるオーディオトラックがQuickTimeムービーに含まれているとします。それらのチャンネルが2つのディスクリート・モノラル・チャンネルとして、または1.1(中央と低域効果音)などの特殊なフォーマットとして処理されるように、Compressorでこのトラックを変更できます。
ソース・オーディオ・トラックのフォーマットを変更する
Compressorのバッチ領域で、変更したいソースファイルが含まれているジョブをクリックします。
「ジョブ」インスペクタの「オーディオトラック」セクションで、変更したいオーディオトラックに対応するポップアップメニューをクリックし、構成のスタイルを選択します。
ポップアップメニューに表示されるオプションは、オーディオトラック内のチャンネルの数によって異なります。例えばチャンネルが2つあるトラックは、「ステレオ」、「デュアルモノ」、「1.1」などとして構成できます。チャンネルが1つのトラックは、「左」、「右」、「中央」、「左サラウンド」、「右サラウンド」などとして構成できます。
必要に応じて、ほかのトラックについて手順2を繰り返します。
ソース・オーディオ・トラックを無効にする
Compressorのバッチ領域で、変更したいソースファイルが含まれているジョブをクリックします。
「ジョブ」インスペクタの「オーディオトラック」セクションで、無効にしたいオーディオチャンネルの左にあるチェックボックスの選択を解除します。
そのトラックはオフになり、そのバッチで作成されるトランスコード後ファイルには含まれません。
ヒント:iTunes Storeパッケージには固有のオーディオ要件があります。上に説明した方法を使用することで、オーディオを正しく割り当てて、iTunes Storeへの送信が成功することを保証できます。
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