macOS のアップデートを適用すると、デバイスの安定性、パフォーマンス、互換性が向上します。すべての方にアップデートをおすすめします。デバイスの管理者は、モバイルデバイス管理 (MDM) ソリューションを使ってソフトウェアアップデートを管理できます。
macOS Monterey のアップデートの一般的な強化点について詳しくは、こちらの記事を参照してください。
これらのアップデートのセキュリティコンテンツについて詳しくは、「Apple セキュリティアップデート」を参照してください。
macOS Monterey 12.6.4
- Apple T2 セキュリティチップを搭載した Mac で MDM ロックが回避される場合がありましたが、この問題が解決しました。
macOS Monterey 12.6.3
- MDM を使って macOS 12 Monterey のアップデートをインストールすると、macOS 13 Ventura がインストールされる場合がある問題が解決しました。
softwareupdate
コマンドラインツールで、macOS 13 Ventura が MDM で延期設定されている場合は利用可能なアップデートとして表示されなくなりました。
macOS Monterey 12.6.1
- メジャーとマイナーの OS 延期設定を両方とも使わないと、「ソフトウェアアップデート」への macOS 13 の表示を延期できませんでしたが、この問題が解決しました。
- 「すべてのコンテンツと設定を許可」を実行した後、アクティベーション画面で Wi-Fi メニューを利用できなくなっていましたが、この問題が解決しました。
- WPA パーソナルのネットワークに接続すると、「キーチェーンが見つかりません」というエラーが表示される場合がありましたが、この問題が解決しました。
- ソフトウェアアップデートを開始してもダウンロードされない問題が解決しました。
macOS Monterey 12.5
- DLC 構成や高パフォーマンス構成において、Xsan クライアントのパフォーマンスが向上しました。
- ネットワーク機能拡張の使用時の安定性が向上しました。
- パスワード変更時の Kerberos SSO 機能拡張の安定性が向上しました。
macOS Monterey 12.4
- フェデレーション認証で Google Workspace と連係している管理対象 Apple ID を使ってサインインできるようになりました。
- InstallLater コマンドの実行後に、MDM でアップデート状況の追加情報を照会できます。
- 複数のネットワーク機能拡張の使用時や、Ethernet アダプタでのネットワーク機能拡張の使用時に、ネットワークが反応しなくなる問題が解決しました。
- Kerberos SSO 機能拡張で自動的に再接続やサインインできない場合がありましたが、この問題が解決しました。
- Microsoft Teams へのリンクを Safari から開けない問題が解決しました。
- Intel 搭載の Mac コンピュータで、パスワードのリセットを試した後でログインウインドウに戻る際にファームウェアパスワードの入力が必須となっていた問題が解決しました。
macOS Monterey 12.3.1
- Apple ロゴと進捗状況バーを表示した状態でソフトウェアアップデートが反応しなくなる場合がありましたが、この問題が解決しました。
macOS Monterey 12.3
- Python 2.7 は macOS から削除されました。
- Mac の AirPlay レシーバーを MDM で管理できます。
- InstallLater を使った管理対象ソフトウェアアップデートの信頼性が向上しました。
- ソフトウェアアップデートのスキャンが反応しなくなる問題が解決しました。
- Cisco AnyConnect の使用時に DNS クエリが失敗する問題が解決しました。
- Kerberos 認証も許可されている SMB プリントサービスでの NTLM 認証の使用にまつわる問題が解決しました。
- Safari で身元確認の証明書が何度も要求される問題が解決しました。
- Apple T2 セキュリティチップ搭載の Mac コンピュータで、パスワードのリセットを試した後で、ファームウェアのパスワードを入力しないとログインウインドウに戻れない問題が解決しました。
- Microsoft Office の文書を Xsan ボリュームや StorNext ボリュームに保存できない問題が解決しました。
macOS Monterey 12.2
- Microsoft Outlook でメールを検索できなくなる問題が解決しました。
- RPC 認証レベルが高い Windows プリントサーバへの認証が阻止される問題が解決しました。
- ネットワーク機能拡張で認証プロキシを使用中に Web サイトが開く問題が解決しました。
- ネットワーク機能拡張の接続が長時間使用した後で途切れがちになる問題が解決しました。
macOS Monterey 12.1
- Apple シリコン搭載モデルの Mac コンピュータが Ethernet に接続されている場合、MDM で「すべてのコンテンツと設定を消去」を実行した際にこの Mac が自動的にアクティベートされます。
- 画面共有を MDM でのみリモートから有効にすることができます。
- iCloud 写真が MDM で制限されているにもかかわらず有効になる問題が解決しました。
- ソフトウェアアップデートでスマートカード認証の適用状況が認識されない問題が解決しました。
- FileVault 復旧キーのローテーションを妨げる問題が解決しました。
macOS Monterey 12.0.1
macOS Monterey には、「すべてのコンテンツと設定を消去」、MDM ソフトウェアアップデートの機能強化、その他のデバイス管理の機能改善など、新しい機能が盛り込まれています。
デバイス管理
- Apple シリコンまたは Apple T2 セキュリティチップを搭載した Mac に対し、MDM で「すべてのコンテンツと設定を消去」を実行できます。
- ソフトウェアアップデートの MDM コマンドのサポートに関して、InstallLater に対するユーザの延期回数、InstallASAP に対するカウントダウン通知などの新機能が追加されました。
- システム機能拡張を MDM で削除可能になりました。
- 管理者以外のユーザがカーネル機能拡張を承認できるよう MDM で許可できます。
- ユーザ登録が iCloud Drive と管理対象 App に対応しました。
- 監視対象のデバイスでの iCloud プライベートリレーを阻止できます。iCloud プライベートリレーに向けたネットワークの準備については、こちらを参照してください。
- MDM でファイアウォールのログ記録を設定し、有効にすることができます。
バグの修正とその他の改善点
- Apple シリコン搭載の Mac で「option + shift + return」キーを押して FileVault 復旧キーを入力し、ディスクのロックを解除して、macOS ログイン画面を表示できます。
- Apple シリコン搭載の Mac が 802.11r、802.11k、802.11v の Wi-Fi ローミング標準に対応しました。
- DHCPv4 の IPv6-Only-Preferred オプションに対応しました。
- ユーザが誰もログインしていない場合は管理対象のソフトウェアアップデートをインストールできない問題が解決されました。
- バックグラウンドプロセスが予期せずプロキシ認証のプロンプトを表示する問題が解決されました。
- Kerberos 拡張 SSO プロファイルの使用中は、ヘッダに www-authenticate を含まない Web サイトが正しく読み込まれない場合がありましたが、この問題が解決しました。
- Active Directory ユーザアカウントでプリントが失敗する場合があるという問題が解決されました。
- システムでユーザが作成される前に復旧ロックが適用された場合の、ボリュームの所有権に関する問題が解決されました。