iOS 11.3 のセキュリティコンテンツについて

iOS 11.3 のセキュリティコンテンツについて説明します。

Apple セキュリティアップデートについて

Apple では、ユーザ保護の観点から、調査が終了してパッチやリリースが公開されるまでは、セキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。最近のリリースについては、「Apple セキュリティアップデート」ページに一覧形式でまとめています。

セキュリティについて詳しくは、Apple 製品のセキュリティに関するページを参照してください。Apple との通信は、Apple Product Security PGP キーで暗号化できます。

Apple のセキュリティ関連の文書では、可能な場合、脆弱性の CVE-ID に言及しています。

iOS 11.3

2018 年 3 月 29 日リリース

Apple TV App

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:ネットワーク上の特権的な地位を悪用した攻撃者に、Apple TV App のパスワードプロンプトを悪用される可能性がある。

説明:入力検証を強化し、入力検証における脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4177:Jerry Decime 氏

2018 年 4 月 13 日に追加

時計

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:iOS デバイスに物理的にアクセスできる人物が、iTunes で使われているメールアドレスを確認できる可能性がある。

説明:アラームやタイマーの処理に情報漏洩の脆弱性がありました。この問題は、アクセス制限を強化することで解決されました。

CVE-2018-4123:Zaheen Hafzar M M 氏 (@zaheenhafzer)

2018 年 11 月 16 日に更新

CoreFoundation

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:アプリケーションに、昇格した権限を取得される可能性がある。

説明:検証を追加することで、競合状態に対処しました。

CVE-2018-4155:Samuel Groß 氏 (@5aelo)

CVE-2018-4158:Samuel Groß 氏 (@5aelo)

CoreText

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意を持って作成された文字列を処理すると、サービス運用妨害を受ける可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、サービス運用妨害の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4142:Google Switzerland GmbH の Robin Leroy 氏

2018 年 11 月 16 日に更新

LinkPresentation

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意のある Web サイトにアクセスすると、アドレスバーを偽装される可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、ユーザインターフェイス不一致の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4390:The City School, PAF Chapter の Rayyan Bijoora 氏 (@Bijoora)

CVE-2018-4391:The City School, PAF Chapter の Rayyan Bijoora 氏 (@Bijoora)

2018 年 10 月 30 日に追加、2018 年 11 月 16 日に更新

ファイルシステムイベント

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:アプリケーションに、昇格した権限を取得される可能性がある。

説明:検証を追加することで、競合状態に対処しました。

CVE-2018-4167:Samuel Groß 氏 (@5aelo)

ファイルウィジェット

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:ファイルウィジェットが、ロックされたデバイスにコンテンツを表示する場合がある。

説明:ファイルウィジェットが、キャッシュされているデータをロック時に表示していました。この問題は、ステート管理を改善することで解決されました。

CVE-2018-4168:Brandon Moore 氏

iPhone を探す

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:デバイスに物理的にアクセスできる人物が、iCloud のパスワードを入力せずに「iPhone を探す」を無効化できる可能性がある。

説明:バックアップからの復元時に、ステート管理の脆弱性がありました。この問題は、復元中のステートチェックを改善することで解決されました。

CVE-2018-4172:Viljami Vastamäki 氏

iCloud Drive

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:アプリケーションに、昇格した権限を取得される可能性がある。

説明:検証を追加することで、競合状態に対処しました。

CVE-2018-4151:Samuel Groß 氏 (@5aelo)

カーネル

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意のあるアプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、複数のメモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4150:匿名の研究者

カーネル

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:アプリケーションが、制限されたメモリを読み取れる可能性がある。

説明:入力のサニタイズ処理を強化し、検証の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4104:英国の National Cyber Security Centre (NCSC)

カーネル

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4143:derrek 氏 (@derrekr6)

カーネル

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意のあるアプリケーションが、カーネルメモリのレイアウトを判断できる可能性がある。

説明:プログラムの状態遷移に際して、情報漏洩の脆弱性がありました。この問題は、ステート処理を改善することで解決されました。

CVE-2018-4185:Brandon Azad 氏

2018 年 7 月 19 日に追加

libxml2

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、Safari が予期せずクラッシュする可能性がある。

説明:メモリ管理を強化し、解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-15412:Nick Wellnhofer 氏

2018 年 10 月 18 日に追加

LinkPresentation

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意のある Web サイトにアクセスすると、アドレスバーを偽装される可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、ユーザインターフェイス不一致の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4390:The City School, PAF Chapter の Rayyan Bijoora 氏 (@Bijoora)

CVE-2018-4391:The City School, PAF Chapter の Rayyan Bijoora 氏 (@Bijoora)

2018 年 10 月 30日に追加

LinkPresentation

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意を持って作成されたテキストメッセージを処理すると、UI を偽装される可能性がある。

説明:URL の処理に、偽装の脆弱性がありました。入力検証を強化し、この脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4187:Tencent Security Platform Department の Zhiyang Zeng 氏 (@Wester)、Roman Mueller 氏 (@faker_)

2019 年 9 月 17 日に追加

メール

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:ネットワーク上の特権的な地位を悪用した攻撃者が、S/MIME で暗号化されたメールの内容を傍受できる可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、ユーザインターフェイス不一致の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4174:Integrated Mapping Ltd の John McCombs 氏、LoonSoft Inc. の McClain Looney 氏

2018 年 4 月 13 日に更新

NSURLSession

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:アプリケーションに、昇格した権限を取得される可能性がある。

説明:検証を追加することで、競合状態に対処しました。

CVE-2018-4166:Samuel Groß 氏 (@5aelo)

PluginKit

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:アプリケーションに、昇格した権限を取得される可能性がある。

説明:検証を追加することで、競合状態に対処しました。

CVE-2018-4156:Samuel Groß 氏 (@5aelo)

クイックルック

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:アプリケーションに、昇格した権限を取得される可能性がある。

説明:検証を追加することで、競合状態に対処しました。

CVE-2018-4157:Samuel Groß 氏 (@5aelo)

Safari

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:不正に細工された Web サイトにリンクをクリックしてアクセスすると、ユーザインターフェイスを偽装される可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、ユーザインターフェイス不一致の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4134:Tencent の Xuanwu Lab (tencent.com) の xisigr 氏、Tencent Security Platform Department の Zhiyang Zeng 氏 (@Wester)

Safari のログイン画面の自動補完

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意のある Web サイトが、明らかなユーザ操作がなくても、Safari で自動補完されたデータを密かに抽出できる可能性がある。

説明:Safari では、明らかなユーザ操作がなくても自動補完が実行されていました。この問題は、自動補完のヒューリスティクスを改善することで解決されました。

CVE-2018-4137

2018 年 11 月 16 日に更新

SafariViewController

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意のある Web サイトにアクセスすると、ユーザインターフェイスを偽装される可能性がある。

説明:宛先のページが読み込まれるまでテキスト入力を無効にすることで、ステート管理の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4149:Abhinash Jain 氏 (@abhinashjain)

セキュリティ

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意のあるアプリケーションに権限を昇格される可能性がある。

説明:サイズ検証を強化し、バッファオーバーフローに対処しました。

CVE-2018-4144:Abraham Masri 氏 (@cheesecakeufo)

ステータスバー

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意のあるアプリケーションが、ユーザに知らせることなく、マイクにアクセスできる可能性がある。

説明:マイクの使用状況のインジケータをいつ表示すべきかを判定する処理に、一貫性欠如の脆弱性がありました。この問題は、機能の検証を改善することで解決されました。

CVE-2018-4173:pingmd の Joshua Pokotilow 氏

2018 年 4 月 9 日に追加

ストレージ

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:アプリケーションに、昇格した権限を取得される可能性がある。

説明:検証を追加することで、競合状態に対処しました。

CVE-2018-4154:Samuel Groß 氏 (@5aelo)

システム環境設定

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:構成プロファイルが削除後も誤って効力を持ち続ける場合がある。

説明:CFPreferences に脆弱性がありました。この問題は、環境設定のクリーンアップを改善することで解決されました。

CVE-2018-4115:Wandera の Johann Thalakada 氏、Vladimir Zubkov 氏、Matt Vlasach 氏

2018 年 11 月 16 日に更新

Telephony

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:リモートの攻撃者によってデバイスが突然再起動される可能性がある。

説明:Class 0 SMS メッセージの処理に、ヌルポインタ逆参照の脆弱性がありました。この問題は、メッセージの検証を強化することで解決されました。

CVE-2018-4140:@mjonsson 氏、Voiceworks BV の Arjan van der Oest 氏

2018 年 11 月 16 日に更新

Telephony

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、Wi-Fi + Cellular モデルの iPad Air 以降

影響:リモートの攻撃者によって任意のコードが実行される可能性がある。

説明:入力検証を改善することで、複数のバッファオーバーフローに対処しました。

CVE-2018-4148:Comsecuris UG の Nico Golde 氏

2018 年 3 月 30 日に追加

Web App

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:Cookie が予期せず Web App に残る可能性がある。

説明:ステート管理を強化し、Cookie 管理の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4110:Cerner Corporation の Ben Compton 氏および Jason Colley 氏

2018 年 11 月 16 日に更新

WebKit

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、複数のメモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4101:Ant-financial Light-Year Security Lab の Yuan Deng 氏

CVE-2018-4114:OSS-Fuzz により検出

CVE-2018-4118:Jun Kokatsu 氏 (@shhnjk)

CVE-2018-4119:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する匿名の研究者

CVE-2018-4120:Qihoo 360 Vulcan Team の Hanming Zhang 氏 (@4shitak4)

CVE-2018-4121:Google Project Zero の Natalie Silvanovich 氏

CVE-2018-4122:Trend Micro の Zero Day Initiative の WanderingGlitch 氏

CVE-2018-4125:Trend Micro の Zero Day Initiative の WanderingGlitch 氏

CVE-2018-4127:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する匿名の研究者

CVE-2018-4128:Zach Markley 氏

CVE-2018-4129:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Baidu Security Lab の likemeng 氏

CVE-2018-4130:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Omair 氏

CVE-2018-4161:Trend Micro の Zero Day Initiative の WanderingGlitch 氏

CVE-2018-4162:Trend Micro の Zero Day Initiative の WanderingGlitch 氏

CVE-2018-4163:Trend Micro の Zero Day Initiative の WanderingGlitch 氏

CVE-2018-4165:Qihoo 360 Vulcan Team の Hanming Zhang 氏 (@4shitak4)

WebKit

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:配列タイプの予期しない操作により、ASSERT エラーが発生する可能性がある。

説明:javascript core での関数の処理時に、配列のインデックス指定に問題がありました。この問題は、チェックを改善することで解決されました。

CVE-2018-4113:OSS-Fuzz により検出

WebKit

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、サービス運用妨害を受ける可能性がある。

説明:入力検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4146:OSS-Fuzz により検出

WebKit

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意のある Web サイトに、データをクロスオリジンで取得される可能性がある。

説明:fetch API にクロスオリジンの脆弱性がありました。この問題は、入力検証を強化することで解決されました。

CVE-2018-4117:匿名の研究者、匿名の研究者

WebKit

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:予期しない操作により、ASSERT エラーが発生する可能性がある。

説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。

CVE-2018-4207:OSS-Fuzz により検出

2018 年 5 月 2 日に追加

WebKit

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:予期しない操作により、ASSERT エラーが発生する可能性がある。

説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。

CVE-2018-4208:OSS-Fuzz により検出

2018 年 5 月 2 日に追加

WebKit

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:予期しない操作により、ASSERT エラーが発生する可能性がある。

説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。

CVE-2018-4209:OSS-Fuzz により検出

2018 年 5 月 2 日に追加

WebKit

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:配列タイプの予期しない操作により、エラーが発生する可能性がある。

説明:javascript core での関数の処理時に、配列のインデックス指定に問題がありました。この問題は、チェックを強化することで解決されました。

CVE-2018-4210:OSS-Fuzz により検出

2018 年 5 月 2 日に追加

WebKit

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:予期しない操作により、ASSERT エラーが発生する可能性がある。

説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。

CVE-2018-4212:OSS-Fuzz により検出

2018 年 5 月 2 日に追加

WebKit

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:予期しない操作により、ASSERT エラーが発生する可能性がある。

説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。

CVE-2018-4213:OSS-Fuzz により検出

2018 年 5 月 2 日に追加

WebKit

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、コードが実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、複数のメモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4145:OSS-Fuzz により検出

2018 年 10 月 18 日に追加

WindowServer

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:セキュア入力モードが有効になっていても、権限のないアプリケーションがほかのアプリケーションに入力したキー操作をログできる可能性がある。

説明:セキュア入力モードが有効になっている場合でも、キーの状態をスキャンすることで、権限のないアプリケーションがほかのアプリケーションに入力されたキーストロークを記録できる可能性がありました。この問題は、ステート管理を改善することで解決されました。

CVE-2018-4131:folivora.AI GmbH の Andreas Hegenberg 氏

ご協力いただいたその他の方々

メール

Wire Swiss GmbH の Sabri Haddouche 氏 (@pwnsdx) のご協力に感謝いたします。

2018 年 6 月 21 日に追加

セキュリティ

Abraham Masri 氏 (@cheesecakeufo) のご協力に感謝いたします。

2018 年 4 月 13 日に追加

WebKit

Tinder Security Team の Johnny Nipper 氏のご協力に感謝いたします。

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