Safari 10.1 のセキュリティコンテンツについて

Safari 10.1 のセキュリティコンテンツについて説明します。

Apple セキュリティアップデートについて

Apple では、ユーザ保護の観点から、調査が終了してパッチやリリースが公開されるまでは、セキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。最近のリリースについては、「Apple セキュリティアップデート」ページに一覧形式でまとめています。

セキュリティについて詳しくは、Apple 製品のセキュリティに関するページを参照してください。Apple との通信は、Apple Product Security PGP キーで暗号化できます。

Apple のセキュリティ関連の文書では、可能な場合、脆弱性の CVE-ID に言及しています。

Safari 10.1

2017 年 3 月 27 日リリース

CoreGraphics

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:入力検証を強化し、複数のメモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-2444:360 GearTeam の Mei Wang 氏

JavaScriptCore

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ管理を強化し、解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-2491:Apple

2017 年 5 月 2 日に追加

JavaScriptCore

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意を持って作成された Web ページを処理すると、ユニバーサルクロスサイトスクリプティング攻撃につながるおそれがある。

説明:ロジックを改善することで、プロトタイプの脆弱性に対処しました。

CVE-2017-2492:Google Project Zero の lokihardt 氏

2017 年 4 月 24 日に更新

Safari

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意のある Web サイトにアクセスすると、アドレスバーを偽装される可能性がある。

説明:宛先のページが読み込まれるまでテキスト入力を無効にすることで、ステート管理の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-2376:匿名の研究者、Google Inc の Chris Hlady 氏、Tencent Security Platform Department (security.tencent.com) の Yuyang Zhou 氏、Recruit Technologies Co., Ltd. の Muneaki Nishimura 氏 (nishimunea)、Google Inc の Michal Zalewski 氏、匿名の研究者

Safari

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意の Web サイトの上に認証シートが重ねて提示される可能性がある。

説明:HTTP 認証の処理に、なりすましやサービス運用妨害の脆弱性がありました。この問題は、HTTP 認証シートを非モーダルにすることで解決されました。

CVE-2017-2389:Tencent Security Response Center (TSRC) の ShenYeYinJiu 氏

Safari

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:不正に細工された Web サイトにリンクをクリックしてアクセスすると、ユーザインターフェイスを偽装される可能性がある。

説明:FaceTime プロンプトの処理に、なりすましの脆弱性がありました。この問題は、入力検証を強化することで解決されました。

CVE-2017-2453:Tencent の Xuanwu Lab (tencent.com) の xisigr 氏

Safari のログイン画面の自動補完

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:ローカルのユーザが、ロックされたキーチェーン項目にアクセスできる可能性がある。

説明:キーチェーン項目の管理を改善することで、キーチェーン処理の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-2385:MedStack の Simon Woodside 氏

WebKit

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意を持って作成されたリンクをドラッグおよびドロップすると、ブックマークのなりすまし攻撃を受けたり、任意のコードが実行されたりする可能性がある。

説明:ブックマークの作成処理に、検証不備の脆弱性がありました。この問題は、入力検証を強化することで解決されました。

CVE-2017-2378:Tencent の Xuanwu Lab (tencent.com) の xisigr 氏

WebKit

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、データをクロスオリジンで取得される可能性がある。

説明:例外処理を改善することで、プロトタイプアクセスの脆弱性に対処しました。

CVE-2017-2386:André Bargull 氏

WebKit

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:入力検証を強化し、複数のメモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-2394:Apple

CVE-2017-2396:Apple

CVE-2016-9642:Gustavo Grieco 氏

WebKit

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、複数のメモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-2395:Apple

CVE-2017-2454:Google Project Zero の Ivan Fratric 氏、Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Baidu Security Lab の Zheng Huang 氏

CVE-2017-2455:Google Project Zero の Ivan Fratric 氏

CVE-2017-2459:Google Project Zero の Ivan Fratric 氏

CVE-2017-2460:Google Project Zero の Ivan Fratric 氏

CVE-2017-2464:Jeonghoon Shin 氏、Google Project Zero の Natalie Silvanovich 氏

CVE-2017-2465:Baidu Security Lab の Zheng Huang 氏および Wei Yuan 氏

CVE-2017-2466:Google Project Zero の Ivan Fratric 氏

CVE-2017-2468:Google Project Zero の lokihardt 氏

CVE-2017-2469:Google Project Zero の lokihardt 氏

CVE-2017-2470:Google Project Zero の lokihardt 氏

CVE-2017-2476:Google Project Zero の Ivan Fratric 氏

CVE-2017-2481:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する 0011 氏

2017 年 6 月 20 日に更新

WebKit

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、型の取り違え (type confusion) の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-2415:Tencent の Xuanwu Lab (tentcent.com) の Kai Kang 氏

WebKit

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、コンテンツ・セキュリティ・ポリシーの適用が予期せず解除される場合がある。

説明:コンテンツ・セキュリティ・ポリシーにアクセス関連の脆弱性がありました。この問題は、アクセス制限を強化することで解決されました。

CVE-2017-2419:Cisco Systems の Nicolai Grødum 氏

WebKit

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、メモリ消費量が高くなる可能性がある。

説明:正規表現の処理を改善することで、リソース消費が管理されていない問題に対処しました。

CVE-2016-9643:Gustavo Grieco 氏

WebKit

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、プロセスメモリが漏洩する可能性がある。

説明:OpenGL シェーダーの処理に、情報漏洩の脆弱性が存在します。この問題はメモリ管理を改善することで解決されました。

CVE-2017-2424:Imperial College London の Multicore Programming Group の Paul Thomson 氏 (GLFuzz ツールを使用)

WebKit

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:入力検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-2433:Apple

WebKit

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、データをクロスオリジンで取得される可能性がある。

説明:ページの読み込み処理における検証に複数の脆弱性がありました。この問題は、ロジックを改善することで解決されました。

CVE-2017-2364:Google Project Zero の lokihardt 氏

WebKit

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意のある Web サイトに、データをクロスオリジンで取得される可能性がある。

説明:ページの読み込み処理における検証に脆弱性がありました。この問題は、ロジックを改善することで解決されました。

CVE-2017-2367:Google Project Zero の lokihardt 氏

WebKit

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、ユニバーサルクロスサイトスクリプティング攻撃につながるおそれがある。

説明:フレームオブジェクトの処理におけるロジックに問題がありました。この問題は、ステート管理を改善することで解決されました。

CVE-2017-2445:Google Project Zero の lokihardt 氏

WebKit

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:strict モードの関数の処理におけるロジックに問題がありました。この問題は、ステート管理を改善することで解決されました。

CVE-2017-2446:Google Project Zero の Natalie Silvanovich 氏

WebKit

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意を持って作成された Web サイトを閲覧すると、ユーザ情報に不正にアクセスされる可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-2447:Google Project Zero の Natalie Silvanovich 氏

WebKit

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、複数のメモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-2463:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する、Tencent の Xuanwu Lab (tencent.com) の Kai Kang 氏 (4B5F5F4B)

2017 年 3 月 28 日に追加

WebKit

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ管理を強化し、解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-2471:Google Project Zero の Ivan Fratric 氏

WebKit

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、ユニバーサルクロスサイトスクリプティング攻撃につながるおそれがある。

説明:フレーム処理におけるロジックに問題がありました。この問題は、ステート管理を改善することで解決されました。

CVE-2017-2475:Google Project Zero の lokihardt 氏

WebKit

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、データをクロスオリジンで取得される可能性がある。

説明:要素の処理に、検証不備の脆弱性がありました。この問題は、検証を強化することで解決されました。

CVE-2017-2479:Google Project Zero の lokihardt 氏

2017 年 3 月 28 日に追加

WebKit

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、データをクロスオリジンで取得される可能性がある。

説明:要素の処理に、検証不備の脆弱性がありました。この問題は、検証を強化することで解決されました。

CVE-2017-2480:Google Project Zero の lokihardt 氏

CVE-2017-2493:Google Project Zero の lokihardt 氏

2017 年 4 月 24 日に更新

WebKit

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意のある Web サイトにアクセスすると、アドレスバーを偽装される可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、ユーザインターフェイス不一致の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-2486:匿名の研究者

2017 年 3 月 30 日に追加

WebKit

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:アプリケーションに任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-2392:Lookout の Max Bazaliy 氏

2017 年 3 月 30 日に追加

WebKit

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、複数のメモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-2457:Google Project Zero の lokihardt 氏

2017 年 3 月 30 日に追加

WebKit JavaScript バインディング

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、データをクロスオリジンで取得される可能性がある。

説明:ページの読み込み処理における検証に複数の脆弱性がありました。この問題は、ロジックを改善することで解決されました。

CVE-2017-2442:Google Project Zero の lokihardt 氏

WebKit Web インスペクタ

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:デバッガで一時停止中にウインドウを閉じると、アプリケーションが予期せず終了する可能性がある。

説明:入力検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-2377:Vicki Pfau 氏

WebKit Web インスペクタ

対象 OS:OS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:入力検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2017-2405:Apple

ご協力いただいたその他の方々

Safari

Flyin9 (ZhenHui Lee) 氏のご協力に感謝いたします。

Webkit

Secure Sky Technology Inc. の Yosuke HASEGAWA 氏のご協力に感謝いたします。

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