教育機関向けの管理対象 Apple ID について

教育機関から各自に割り当てられる管理対象 Apple ID の使い方について説明します。

この記事は、管理対象 Apple ID をお使いの方を対象としています。IT 管理者の方は、Apple School Manager を使って管理対象 Apple ID を作成し、利用する方法について、こちらを参照してください。

教育機関は、教育を利用目的として、講師用や生徒用の管理対象 Apple ID を作成できます。管理対象 Apple ID は発行元の教育機関に固有の ID で、利用者が各自で作成する Apple ID とは区別されます。管理対象 Apple ID を、個人用の Apple ID と同じメールアドレスや電話番号に関連付けることができます。個人用の Apple ID とは違い、管理対象 Apple ID で利用できるサービスは IT 管理者が管理します。

利用できる機能を確認する

学校や学区は管理対象 Apple ID を使って、共有 iPad にログインし、Apple のサービスにアクセスできます。こうしたサービスには、iCloud や iTunes U が該当します。また、組織内のほかのユーザと Pages、Numbers、Keynote で共同作業することができます。管理対象 Apple ID では、200 GB 分の iCloud ストレージを使えます。

教育に主眼を置くために、以下のサービスは管理対象 Apple ID では利用できなくなっています。

  • App Store での買い物
  • iTunes Store での買い物
  • Book Store での買い物
  • HomeKit で接続されたデバイス
  • Apple Pay
  • iPhone を探す
  • Mac を探す
  • 友達を探す
  • iCloud メール
  • iCloud キーチェーン (ただし、キーチェーン項目は共有 iPad デバイスに保存および復元される)
  • iCloud ファミリー共有
  • FaceTime (デフォルトではオフ、ただし、教育機関がオンに切り替え可能)
  • iMessage (デフォルトではオフ、ただし、教育機関がオンに切り替え可能)

管理対象 Apple ID ではコンテンツの購入ができないため、管理者が管理対象 Apple ID や割り当て済みのデバイスにコンテンツを配布します。

国や地域によってはご利用いただけないサービスもあります。

ユーザ名とパスワードについて

教育機関がアカウントを作成した後、該当する利用者がその管理対象 Apple ID を使えるようになります。管理対象 Apple ID には、組織の名前や「appleid」といった語が含まれる場合があります。たとえば、johnappleseed@appleid.myschool.edu というような ID になります。

アカウント名は、教育機関の Apple School Manager の管理者が設定します。ユーザ名が間違っている場合や、アカウント情報を変更する必要がある場合は、所属機関の管理者にお問い合わせください。

パスワードを作成する

管理対象 Apple ID にはじめてログインする際は、講師や管理者から支給された仮のパスワードを使います。サインインすると、新しいパスワードの設定画面が表示されます。パスワードの設定を終わらせてからでないと、iTunes U や Volume Purchase Program (VPP) クレジットのポータルなど、一部の Apple サービスにサインインできません。

マネージャー、講師、その他のスタッフメンバーの方は、Mac または iOS デバイスで appleid.apple.com にサインインし、パスワードを設定してください。8 文字以上の数字と文字から成る標準のパスワードを使う必要があります。

学生の方は、標準パスワードの代わりに 6 桁または 4 桁のパスワードを使えるようになっている場合があります。パスワードの複雑度については、学校の管理者が条件を設けています。パスワードを設定するには、共有 iPad にサインインするか、学校のデバイスで iCloud にサインインしてください。 

パスワードをリセットする

個人用の Apple ID とは違い、パスワードのリセットは管理者が行います。以下の手順にそって、新しいパスワードを作成してください。

  1. 管理者に問い合わせて、仮のパスワードを発行してもらいます。
  2. 仮のパスワードを使って共有 iPad にサインインするか、デバイス上で iCloud にサインインします。または、自分の役割にアクセス権が割り当てられている場合は、仮のパスワードで Apple School Manager にサインインします。
  3. 新しいパスワードを作成します。

管理対象 Apple ID のパスワードは、Apple ID のアカウントページiforgot.apple.com ではリセットできません。

管理対象 Apple ID でサインインする

Apple School Manager で設定されているデバイスにログインするには、管理対象 Apple ID とパスワードを使います。Apple School Manager で設定されていないデバイスにサインインする場合は、ご自分の役割に応じて、以下の該当する手順で行ってください。

  • 生徒:管理対象 Apple ID、パスワード、6 桁の確認コードを使います。このコードは、学校または管理者から支給されるもので、1 年後に期限が切れます。
  • マネージャー、講師、その他のスタッフメンバー:2 ファクタ認証が設定された管理対象 Apple ID とパスワードを使います。

アカウントへのアクセスを管理する

管理対象 Apple ID を発行した教育機関が、該当するアカウントを所有します。IT 管理者は、いつでも利用者のアカウントにアクセスし、以下の操作を実行できます。

  • アカウントへのアクセスを制限する
  • アカウントを削除する
  • アカウント情報を更新する

管理対象 Apple ID の個人利用について、管理者、マネージャー、または講師が設けているポリシーをご確認ください。

アカウント情報を更新する

パスワードの変更、新しいメールアドレスの追加、電話番号の変更については、Apple ID のアカウントページをご利用ください。信頼済みのデバイスを変更するには、管理者、マネージャー、講師の資格が必要です。

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