Mac 用 Logic Pro で Alchemy のサウンドライブラリを作成する
Alchemy で独自のカスタムプリセットを整理するには、サウンドライブラリを作成し、その新規ライブラリにプリセットを保存できます。作成したライブラリは別の Mac にコピーしたり転送したりできます。
サウンドライブラリを作成する
サウンドライブラリを作成したら、Alchemy のブラウザでアクセスできるようになります。
「~/ミュージック/Audio Music Apps/Plug-In Settings/Alchemy/」に、プリセット用の新しいサウンドライブラリフォルダを作成します。
サブフォルダを作成し、作成したいプリセットのカテゴリにちなんだ名前をそれぞれに付けます。サブフォルダには、Alchemy のブラウザで適切にカテゴリ分けされるように、Arpeggiated、Bass、Brass、Drums、Guitars、Keys、Leads、Mallets、Organs、Pads、Rhythmic、Sound Effects、Soundscapes、Strings、Synths、Vocals、Woodwinds などの名前を付けておきましょう。
新しいサウンドライブラリにプリセットを保存するには、プリセットを読み込んで「Save in Alchemy」をクリックし、新しいサウンドライブラリのフォルダを選択してから、適切なサブフォルダを選択します。たとえば、カスタムのベースプリセットは「~/ミュージック/Audio Music Apps/Plug-In Settings/Alchemy//Bass」に保存します。
プリセットで独自のサンプルを使っている場合は、サンプル用に個別のフォルダを作成するか、関連するプリセットファイルとまとめて同じフォルダにサンプルを入れておくことができます。
サンプル用に個別のフォルダを作成する場合は、「~/ミュージック/Audio Music Apps/Alchemy Samples/」に新しいフォルダを作成します。
新しいサウンドライブラリにちなんだフォルダ名を付けて、その中にサンプルを保存してください。
サンプルも同一フォルダにまとめる場合は、Alchemy で関連プリセットを呼び出して、「File」>「Save Consolidated」を選択し、関連するプリセットが入ったサブフォルダを選択してから「Save」をクリックします。
Alchemy ブラウザでサウンドライブラリにアクセスするには、「Browse」をクリックし、3 つ目または 4 つ目の列の上部にあるポップアップメニューをクリックして、「Sound Library」を選択します。ライブラリがリストに表示されるはずです。
別の Mac で Alchemy サウンドライブラリを使う
サウンドライブラリをコピーして、別の Mac で使えます。
移動元の Mac で、以下の手順を実行してください。
作成したサウンドライブラリのプリセットフォルダを探します。
「~/ミュージック/Audio Music Apps/Plug-In Settings/Alchemy/」にあるプリセットフォルダを「control」キーを押しながらクリックし、「圧縮」を選択します。
サンプル用に個別のフォルダを作成してある場合は、「~/ミュージック/Audio Music Apps/Alchemy Samples/」で、サンプルが入っているサブフォルダを「control」キーを押しながらクリックし、「圧縮」を選択します。
- プリセットサブフォルダの中にサンプルも一緒に保存してある場合は、この手順は飛ばしてください。
サウンドライブラリを別の Mac に転送するには、外付けのドライブ、AirDrop、iCloud Drive、またはファイル共有を使います。
移動先の Mac で、以下の手順を実行してください。
ファイルの圧縮を解除します。
圧縮を解除したプリセットフォルダを「~/ミュージック/Audio Music Apps/Plug-In Settings/Alchemy/」にコピーします。
サウンドライブラリのサンプルのサブフォルダを「~/ミュージック/Audio Music Apps/Alchemy Samples/」にコピーします。
Logic を開いてから Alchemy を開きます。
Alchemy で、「File」>「Refresh Library」の順に選択すると、この Mac に移動したサウンドライブラリが表示されます。