iPhone や iPad のバッテリーの使用状況について
iPhone、iPad 上のアプリごとにバッテリーの消費量を確認する方法をご案内します。
バッテリーの使用状況を確認する
バッテリー残量をおおまかに把握し、過去 24 時間から最長 10 日間の動向を見るには、「設定」>「バッテリー」の順に選択してください。
「アクティビティ」チャートのバーは、その時間またはその日に何分間デバイスが使用されたかを示しています。濃い青は画面オンの使用状況を示し、水色は待機状態または画面オフの使用状況を示します。
バーをタップすると、その時間またはその日のアプリごとの利用内容と使用状況が表示されます。
各アプリが画面上 (前面) やバックグラウンド (背面) で使われていた時間の長さを確認するには、「アクティビティを表示」をタップします。バッテリーの使用状況はアプリごとに異なります。インターネットからビデオをストリーミングするアプリやゲームなど、グラフィックに負荷がかかるアプリは、多くのバッテリーを消費する可能性があります。各アプリの欄に、使用状況が次のような種類に分けて表示されます。
バックグラウンド処理:アプリのバッテリー消費 (音楽の再生や位置情報の追跡など) は、ほとんどがアプリがバックグラウンドでアクティブになっている間に進んでいました。このアプリの使用を減らすことで、バッテリー駆動時間を改善できます。
「圏外」および「低信号」:iPhone で Wi-Fi またはモバイル通信信号が探索されているか、iPhone が低信号の環境で使用されており、デバイスのバッテリー駆動時間に影響しています。バッテリー駆動時間を改善するため、可能な場合、信号強度の強い場所で iPhone を使用してください。しばらく信号のない場所で使用することがわかっている場合、機内モードを有効にしてください。
充電器に接続:アプリは iPhone の充電中にのみ使用されたため、バッテリーは使用されませんでした。
デバイスを充電器に最後に接続したのがいつで、最後の充電残量がどれくらいだったかも確認できます。iOS 16 以降では、「バッテリー充電の最適化」や「クリーンエネルギー充電」によって、または本体温度が原因で充電が一時停止していたかどうかもわかります。
バッテリーの駆動時間に関する改善策やインサイトを確認する
バッテリーの使用状況を確認する際に、明るさの自動調節やディスプレイの明るさの調節が推奨されることがあります。これは、それらの設定を変更した方がバッテリーの寿命が延びるとソフトウェアが判断した場合です。また、「Ongoing iOS Setup」(iOS 設定が進行中) や「デバイス設定が進行中」といったインサイトが表示される場合があります。インサイトはしばらくの間バックグラウンドで処理が行われることを示し、そうした処理がバッテリー駆動時間と熱性能に影響を与える可能性があります。
バッテリー駆動時間の改善については、こちらの記事を参照してください。
低電力モードを使用する
低電力モードをオンにすることで、iPhone のバッテリー駆動時間を延長できます。オンにすると、オフにするまでの間、または iPhone の充電残量が 80 パーセントになるまでの間、電力消費量が抑えられます。低電力モードがオンの場合、特定の設定や機能 (アプリのアップデート、新しいテレビ番組やポッドキャストのダウンロード、メールのフェッチなど) および一部のビジュアルエフェクト (True Tone など) は機能が制限されるか、無効になります。
低電力モードについて詳しくは、こちらの記事を参照してください。
関連情報
iOS 11.3 以降では、バッテリーの状態や、バッテリーの交換が必要かどうかを確認できるようになりました。iPhone のバッテリーとパフォーマンスの詳細については、こちらの記事をご覧ください。