Mac Studio(2025):コンビネーションI/Oボード

始める前に

警告

始める前に「Macの電気に関する安全対策」を読み、作業スペースの取り扱いに関するガイドラインに従ってください。

以下の部品を取り外してから作業を開始してください。

ツール

  • 調整可能なトルクドライバー(10~34 Ncm)

  • 静電気放電防止ピンセット

  • HDMIケーブル

  • ナイロン製プローブ(ブラックスティック)

  • トルクドライバー(オレンジ、0.85 kgf cm)

  • トルクスプラス3IP 44mm半月型ビット

  • トルクスプラス4IP 25mmビット

  • T6トルクス70mmビット

  • トルクスプラス8IP 25mmビット

すべての修理に必要なツールの一覧を参照してください。

取り外し

  1. オレンジのトルクドライバーと3IPビットを使って、コンビネーション入出力(I/O)ボードコネクタのカウリングから2本の3IPネジ(923-12499)を取り外します。

  2. コンビネーションI/Oボードコネクタのカウリングを取り外し、再度取り付けるまで保管しておきます。

  3. USB-AとHDMIのフレックスケーブルの端をブラックスティックで持ち上げて、コネクタから取り外します。

  4. ブラックスティックの平らなほうの先端を使って、電源ボタンのフレックスケーブルのロックレバーを上げます。

  5. 電源ボタンのフレックスケーブルの端をコネクタから抜きます。

  6. 静電気放電防止ピンセットを使って、電源ボタンのフレックスケーブルをコンビネーションI/Oボードの側面からそっとはがします。

  7. 調整可能なトルクドライバーと8IPビットを使って、ロジックボードから8IP支柱ネジ(923-12501)を取り外します。

    • 注:この支柱ネジがスピーカーを支えています。

  8. 前面ポートを上に向けて、背面を下にしてコンピュータを立てます。

  9. 調整可能なトルクドライバーと4IPビットを使って、コンビネーションI/Oボードから2本の4IPネジ(923-12506)を取り外します。

  10. 調整可能なトルクドライバーと70mmビットを使って、コンビネーションI/Oボードと電源コードポートから2本の6IPネジ(923-12496)を取り外します。

  11. コンビネーションI/Oボードを持ち上げて、ハウジングから取り出します。

    • 注:USB-AとHDMIのフレックスケーブルはコンビネーションI/Oボードに接続したままにします。

  12. 別の手順の一環としてコンビネーションI/Oボードを取り外す場合は、取り付け手順5に進みます。コンビネーションI/Oボードを交換する場合は、手順13に進みます。

  13. コンビネーションI/Oボードを、静電気放電防止作業台の上にポートを上に向けて置きます。

  14. オレンジのトルクドライバーと3IPビットを使って、コンビネーションI/Oボードの2つ目のコンビネーションI/Oボードコネクタカウリングから、2本の3IPネジ(923-12499)を取り外します。カウリングを取り外し、再度取り付けるまで保管しておきます。

  15. USB-AとHDMIのフレックスケーブルの端をブラックスティックで持ち上げて、コネクタから取り外します。フレックスケーブルは、再度取り付けるまで保管しておきます。

取り付け

  1. 交換用のコンビネーションI/Oボードを取り付ける場合は、ポートを上に向けて、静電気放電防止作業台の上に平らに置きます。

  2. USB-AとHDMIのフレックスケーブルの端をそれぞれのコネクタにはめ込みます。

  3. 2つ目のコンビネーションI/Oボードコネクタカウリングをコネクタの上に配置します。

  4. オレンジのトルクドライバーと3IPビットを使って、2本の3IPネジ(923-12499)をコンビネーションI/Oボードコネクタのカウリングに取り付けます。.

  5. 前面ポートを上に向けて、背面を下にしてコンピュータを立てます。

  6. コンビネーションI/Oボードをハウジングに収めます。

  7. 調整可能なトルクドライバーとT6トルクスビットを使って、コンビネーションI/Oボードに2本の6IPネジ(923-12496)を仮締めします。

    • 注:コンビネーションI/Oボードと電源コードポートのネジ穴にネジを通し、ハウジングに差し込みます。

  8. 調整可能なトルクドライバーと4IPビットを使って、2本の4IPネジ(923-12506)をコンビネーションI/Oボードに仮締めします。

    • 注:コンビネーションI/Oボードのネジ穴にネジを通し、ハウジングに差し込みます。

  9. 背面ポートが手前になるように、コンピュータを置きます。

  10. コンビネーションI/Oボードの位置を合わせるために、HDMIケーブルをHDMIポートに差し込みます。HDMIケーブルが楽に抜き差しできるようになるまで、コンビネーションI/Oボードの位置を調整します。

  11. コンピュータの向きを変えて、前面ポートが手前になるようにします。

  12. 調整可能なトルクドライバーのトルク値を10 Ncmに設定し、調整可能なトルクドライバーと4IPビットを使って、コンビネーションI/Oボードに2本の4IPネジを完全に締めます。

  13. 調整可能なトルクドライバーのトルク値を20.5 Ncmに設定し、調整可能なトルクドライバーとT6トルクスビットを使って、コンビネーションI/Oボードに2本の6IPネジを完全に締めます。

  14. 調整可能なトルクドライバーのトルク値を20 Ncmに設定し、調整可能なトルクドライバーと8IPビットを使って、1本の8IPスピーカー支柱ネジ(923-12501)をロジックボードに取り付けます。

  15. 電源ボタンのフレックスケーブルの端をコネクタに差し込み(1)、ロックレバーを下げます(2)。

  16. ブラックスティックの平らなほうの先端を使って、電源ボタンのフレックスケーブルをコンビネーションI/Oボードの側面に接着させます。

  17. コンビネーションI/Oボードのフレックスケーブルの端をそれぞれのコネクタに差し込みます。

  18. コンビネーションI/OボードコネクタのカウリングをUSB-AとHDMIのフレックスケーブルの端にかぶせます。次に、オレンジのトルクドライバーと3IPビットを使って、2本の3IPネジ(923-12499)をカウリングに取り付けます。

以下の部品を取り付けて組み立てを完了します。

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