Mac Studio(2025):コンビネーションI/Oボード
始める前に
警告
始める前に「Macの電気に関する安全対策」を読み、作業スペースの取り扱いに関するガイドラインに従ってください。

すべての修理に必要なツールの一覧を参照してください。
取り外し
オレンジのトルクドライバーと3IPビットを使って、コンビネーション入出力(I/O)ボードコネクタのカウリングから2本の3IPネジ(923-12499)を取り外します。
コンビネーションI/Oボードコネクタのカウリングを取り外し、再度取り付けるまで保管しておきます。
USB-AとHDMIのフレックスケーブルの端をブラックスティックで持ち上げて、コネクタから取り外します。
ブラックスティックの平らなほうの先端を使って、電源ボタンのフレックスケーブルのロックレバーを上げます。
電源ボタンのフレックスケーブルの端をコネクタから抜きます。
静電気放電防止ピンセットを使って、電源ボタンのフレックスケーブルをコンビネーションI/Oボードの側面からそっとはがします。
調整可能なトルクドライバーと8IPビットを使って、ロジックボードから8IP支柱ネジ(923-12501)を取り外します。
注:この支柱ネジがスピーカーを支えています。
前面ポートを上に向けて、背面を下にしてコンピュータを立てます。
調整可能なトルクドライバーと4IPビットを使って、コンビネーションI/Oボードから2本の4IPネジ(923-12506)を取り外します。
調整可能なトルクドライバーと70mmビットを使って、コンビネーションI/Oボードと電源コードポートから2本の6IPネジ(923-12496)を取り外します。
コンビネーションI/Oボードを持ち上げて、ハウジングから取り出します。
注:USB-AとHDMIのフレックスケーブルはコンビネーションI/Oボードに接続したままにします。
別の手順の一環としてコンビネーションI/Oボードを取り外す場合は、取り付け手順5に進みます。コンビネーションI/Oボードを交換する場合は、手順13に進みます。
コンビネーションI/Oボードを、静電気放電防止作業台の上にポートを上に向けて置きます。
オレンジのトルクドライバーと3IPビットを使って、コンビネーションI/Oボードの2つ目のコンビネーションI/Oボードコネクタカウリングから、2本の3IPネジ(923-12499)を取り外します。カウリングを取り外し、再度取り付けるまで保管しておきます。
USB-AとHDMIのフレックスケーブルの端をブラックスティックで持ち上げて、コネクタから取り外します。フレックスケーブルは、再度取り付けるまで保管しておきます。
取り付け
交換用のコンビネーションI/Oボードを取り付ける場合は、ポートを上に向けて、静電気放電防止作業台の上に平らに置きます。
USB-AとHDMIのフレックスケーブルの端をそれぞれのコネクタにはめ込みます。
2つ目のコンビネーションI/Oボードコネクタカウリングをコネクタの上に配置します。
オレンジのトルクドライバーと3IPビットを使って、2本の3IPネジ(923-12499)をコンビネーションI/Oボードコネクタのカウリングに取り付けます。.
前面ポートを上に向けて、背面を下にしてコンピュータを立てます。
コンビネーションI/Oボードをハウジングに収めます。
調整可能なトルクドライバーとT6トルクスビットを使って、コンビネーションI/Oボードに2本の6IPネジ(923-12496)を仮締めします。
注:コンビネーションI/Oボードと電源コードポートのネジ穴にネジを通し、ハウジングに差し込みます。
調整可能なトルクドライバーと4IPビットを使って、2本の4IPネジ(923-12506)をコンビネーションI/Oボードに仮締めします。
注:コンビネーションI/Oボードのネジ穴にネジを通し、ハウジングに差し込みます。
背面ポートが手前になるように、コンピュータを置きます。
コンビネーションI/Oボードの位置を合わせるために、HDMIケーブルをHDMIポートに差し込みます。HDMIケーブルが楽に抜き差しできるようになるまで、コンビネーションI/Oボードの位置を調整します。
コンピュータの向きを変えて、前面ポートが手前になるようにします。
調整可能なトルクドライバーのトルク値を10 Ncmに設定し、調整可能なトルクドライバーと4IPビットを使って、コンビネーションI/Oボードに2本の4IPネジを完全に締めます。
調整可能なトルクドライバーのトルク値を20.5 Ncmに設定し、調整可能なトルクドライバーとT6トルクスビットを使って、コンビネーションI/Oボードに2本の6IPネジを完全に締めます。
調整可能なトルクドライバーのトルク値を20 Ncmに設定し、調整可能なトルクドライバーと8IPビットを使って、1本の8IPスピーカー支柱ネジ(923-12501)をロジックボードに取り付けます。
電源ボタンのフレックスケーブルの端をコネクタに差し込み(1)、ロックレバーを下げます(2)。
ブラックスティックの平らなほうの先端を使って、電源ボタンのフレックスケーブルをコンビネーションI/Oボードの側面に接着させます。
コンビネーションI/Oボードのフレックスケーブルの端をそれぞれのコネクタに差し込みます。
コンビネーションI/OボードコネクタのカウリングをUSB-AとHDMIのフレックスケーブルの端にかぶせます。次に、オレンジのトルクドライバーと3IPビットを使って、2本の3IPネジ(923-12499)をカウリングに取り付けます。
以下の部品を取り付けて組み立てを完了します。