Mac Studio(2025):下部カバー
始める前に
警告
始める前に「Macの電気に関する安全対策」を読み、作業スペースの取り扱いに関するガイドラインに従ってください。

ツール
調整可能なトルクドライバー(1.2~3 Nm)
エタノールワイプまたはイソプロピルアルコール(IPA)ワイプ
ナイロン製プローブ(ブラックスティック)
トルクスプラス10IP 50mmビット
すべての修理に必要なツールの一覧を参照してください。
取り外し
注:取り外しの手順がすでに完了している場合は、「取り付け」に進んでください。
下部カバーが上を向き、前面ポートが手前を向くようにコンピュータを置きます。
下部カバーのネジパッドの内側の下に、ブラックスティックの平らな方の先端を45°の角度で差し込みます。ネジパッドの下でブラックスティックをスライドさせて、ネジパッドと下部カバーの接着を外します。
注意:ブラックスティックの前に手を置かないでください。
重要:下部カバーの接着シートは再利用可能です。いずれかの接着シートが損傷している場合は、手順3に進みます。そうでない場合は、手順5に進みます。
ブラックスティックの平らな方の先端を使って、下部カバーと下部カバーのネジパッドの裏側から接着シートを丁寧にはがします。
エタノールワイプまたはIPAワイプを使って、下部カバーと下部カバーのネジパッドの裏側に残った接着シートを拭き取ります。下部カバーのネジパッドは再度取り付けるまで保管しておきます。
1.2~3 Nmに調整可能なトルクドライバーと10IPビットを使って、下部カバーから4本の10IPネジ(923-12509)を取り外します。
下部カバーを持ち上げて、ハウジングから取り出します。
重要:下部カバーをハウジングから簡単に取り出せない場合は、4本のネジがすべて取り外されていることを確認し、ブラックスティックの尖った方の先端を通気穴の1つに差し込んで、ブラックスティックを使って下部カバーを持ち上げます。
取り付け
ロックスロット(1)がSDXCカードスロットと前面ポート(2)の反対側になるように、下部カバーをハウジングの上に配置します。
1.2~3 Nmに調整可能なトルクドライバーのトルク値を2.0 Nmに設定し、調整可能なトルクドライバーと10IPビットを使って、4本の10IPネジ(923-12509)を下部カバーに取り付けます。
重要:下部カバーの接着シートは再利用可能です。交換用の接着シートを貼り付ける必要がある場合は、取り付け手順3に進みます。そうでない場合は、手順7に進みます。
交換用の接着シートには、上部に透明な剥離フィルム、下部に青色の剥離フィルムが付いています。画像のように、青色の剥離フィルムが接着シートの下側に、透明な剥離フィルムが接着シートの上側になるようにして、接着シートを下部カバーに配置します。
接着シートを下部カバーに向かって押さえつけ、上側の透明な剥離フィルムと接着シート(1)を押さえながら、青色の剥離フィルム(2)を接着シートの下からゆっくりとはがします。上側の透明な剥離フィルムにそって指をスライドさせて押さえ続けながら、下側の青色の剥離フィルムを接着シートからはがします(3)。
重要:下側の青い剥離フィルムを一度に全部はがさないでください。
上側の透明な剥離フィルムを接着シートからゆっくりとはがします。
必要に応じて、手順3~5を繰り返して、追加の接着シートを貼り付けます。手順7に進みます。
下部カバーのネジパッドの裏側を判別します。ネジパッドの裏側は下部カバーに接着されており、中央がわずかに盛り上がっています。ネジパッドの外側は平らになっています。
下部カバーのネジパッドを接着シートの上に合わせます。下部カバーのネジパッド全体をしっかりと押さえて、下部カバーに接着します。
注意
交換した部品によっては、修理を完了するために修理アシスタントがデバイスで利用可能になる場合があります。 修理アシスタントの起動方法について詳しくはこちらを確認してください。
ロジックボードを交換した場合は、別のMacを使ってコンピュータを復元するまでコンピュータは起動せず、ステータスインジケータランプがオレンジ色に点滅します。手順に従ってMacを復元してください。 次に、修理アシスタントのプロセスを開始します。
SSDモジュールを交換した場合は、別のMacを使ってコンピュータを復元するまでコンピュータは起動せず、ステータスインジケータランプがオレンジ色に点滅します。手順に従ってMacを復元してください。