Mac mini(2024):オーディオボードとステータスインジケータランプ
始める前に
以下の部品を取り外してから作業を開始してください。
ツール
調整可能なトルクドライバー(0.3~1.2 Nm)
3.5mmヘッドフォンプラグ付きEarPods
静電気放電防止ピンセット
ナイロン製プローブ(ブラックスティック)
トルクドライバー(オレンジ、0.85 kgf cm)
トルクスプラス3IP 44mm半月型ビット
トルクスプラス8IP 89mmビット
すべての修理に必要なツールの一覧を参照してください。

取り外し
オレンジのトルクドライバーと3IPビットを使って、2本の3IPネジ(923-11048)をオーディオボードコネクタのカウリングから取り外します。カウリングを取り外し、再度取り付けるまで保管しておきます。
0.3~1.2Nmの調整可能なトルクドライバーと8IPビットを使って、ロジックボードから8IP支柱ネジ(923-11040)を取り外します。
ブラックスティックの平らな方の先端で、オーディオボードのフレックスケーブルの端を持ち上げ、ロジックボードのコネクタから取り外します。
注意:ロジックボード上の小型部品には一切触れないでください。
図のように、背面ポートを上に向けて、前面を下にしてコンピュータを立てます。
オレンジのトルクドライバーと3IPビットを使って、2本の3IPネジ(923-11044)をオーディオボードから取り外します。
図のように、コンピュータを清潔で平らな作業台の上に置きます。
ハウジングとステータスインジケータランプ(SIL)の間でブラックスティックの平らな端をそっとスライドさせ、SILをハウジングから分離します。
オーディオボードをそっと引っ張って、SILケーブルとハウジングの間の接着を外します。オーディオボードとSILをハウジングから取り外します。
注:ブラックスティックの平らな方の先端を使い、ハウジングに残っている接着剤を取り除きます。
取り付け
オーディオボードとSILをハウジングに収め、ヘッドフォンジャックがハウジングの開口部と位置が合うようにオーディオボードを配置します。
図のように、背面ポートを上に向けて、前面を下にしてコンピュータを立てます。
オレンジのトルクドライバーと3IPビットを使って、2本の3IPネジ(923-11044)をオーディオボードに仮締めします。
図のように、コンピュータを清潔で平らな作業台の上に置きます。EarPodsを3.5 mmヘッドフォンジャックに差し込み、オーディオボードの位置が合っているか確認します。プラグの抜き差しが楽にできるまで、オーディオボードの位置を調整します。
オレンジのトルクドライバーと3IPビットを使って、オーディオボードの2本の3IPネジを完全に締めます。
SILの2つの穴を、図のようにハウジングの2つのピンの位置に合わせます。
注:交換用のオーディオボードとSILを取り付ける場合は、SILの接着シートの裏紙をはがしてから、SILの穴をハウジングのピンの位置に合わせてください。
ブラックスティックの平らな方の先端をSILの上に置き、SILを15秒間動かないように押し当ててSILとハウジングを接着させます。
ブラックスティックの平らな方の先端を使用して、SILケーブルを15秒間動かないように押し当ててSILケーブルとハウジングを接着させます。
オーディオボードのフレックスケーブルの端をロジックボードのコネクタにそっとはめ込みます。
調整可能なトルクドライバー(0.3~1.2Nm)のトルク値を0.65Nmに設定します。
調整可能なトルクドライバーと8IPビットを使って、8IP支柱ネジ(923-11040)をロジックボードに取り付けます。
オーディオボードコネクタカウリングをオーディオボードフレックスケーブルの端にかぶせます。
オレンジのトルクドライバーと3IPビットを使って、2本の3IPネジ(923-11048)をオーディオボードコネクタのカウリングに取り付けます。
以下の部品を取り付けて再組立てを完了します。