Mac mini(2024):アンテナプレート
始める前に
以下の部品を取り外してから作業を開始してください。
ツール
調整可能なトルクドライバー(10~34 Ncm)
ナイロン製プローブ(ブラックスティック)
トルクスプラス5IP 50mmビット
すべての修理に必要なツールの一覧を参照してください。

重要
交換用アンテナプレートを取り付ける場合は、バッテリー、アンテナコネクタボード、およびWi-Fiアンテナを交換用アンテナプレートに移し替えます。
電源ボタンケーブルは、アンテナプレートに接続されています。電源ボタンケーブルが損傷している場合は、交換用のアンテナプレートを取り付けます。
注:この手順のいくつかの画像では、バッテリーが取り外されていますが、バッテリーを取り付けた状態でもアンテナプレートを取り外すことができます。
取り外し
注:取り外しの手順がすでに完了している場合は、「取り付け」に進んでください。
10~34 Ncmに調整可能なトルクドライバーと5IPビットを使って、アンテナプレートから8本の5IPネジ(923-11047)取り外します。
アンテナプレートをそっと持ち上げて、ハウジングの前面に向けて動かします(1)。次に、アンテナプレートを手前に回し(2)、ハウジングの上に平らに置きます(3)。
注意:アンテナコネクタボードのフレックスケーブルはまだロジックボードに接続されています。アンテナプレートを持ち上げて回転させる際は、アンテナコネクタボードのフレックスケーブルを損傷しないよう注意してください。
調整可能なトルクドライバーと5IPビットを使って、アンテナコネクタボードのカウリングから4本の5IPネジ(923-11055)を取り外します。カウリングを取り外し、再度取り付けるまで保管しておきます。
ブラックスティックの平らな方の先端で、アンテナコネクタボードのフレックスケーブルの端を持ち上げ、アンテナコネクタボードのコネクタから取り外します。アンテナプレートをハウジングから取り外します。
取り付け
アンテナコネクタボードのフレックスケーブルの端をアンテナコネクタボードのコネクタにはめ込みます。
アンテナコネクタボードのカウリングをアンテナコネクタボードにかぶせます。
10~34 Ncmに調整可能なトルクドライバーのトルク値を11.5 Ncmに設定します。
調整可能なトルクドライバーと5IPビットを使って、アンテナコネクタボードのカウリングに4本の5IPネジ(923-11055)を取り付けます。
アンテナプレートを自分と反対側にそっと回転させます(1)。次にハウジングの上に置きます(2)。
注意:アンテナコネクタボードのフレックスケーブルはまだロジックボードに接続されています。アンテナプレートを持ち上げて回転させる際は、アンテナコネクタボードのフレックスケーブルを損傷しないよう注意してください。
調整可能なトルクドライバーのトルク値を31 Ncmに設定します。
調整可能なトルクドライバーと5IPビットを使って、アンテナプレートに8本の5IPネジ(923-11047)を取り付けます。
以下の部品を取り付けて組立てを完了します。