Apple Vision Pro の安全な使い方

Apple Vision Pro を安全に装着して使用する方法を説明します。

視力に関するニーズに応える

Apple Vision Pro は、視覚に関する幅広いニーズに対応しています。特定の視力矯正のニーズと視覚疾患は、視覚体験に影響する可能性があります。視力補正が必要な場合、眼鏡は Apple Vision Pro と一緒に使用できないため、コンタクトレンズを着用するか、互換性のある ZEISS Optical Inserts を購入する必要があります。

視力の矯正や状態に応じて Apple Vision Pro を使う方法

考慮すべき医療の必要性

転倒や発作の危険性がある場合、または心臓病などの深刻な疾患がある場合は、Apple Vision Pro を使用する前に医療機関に相談してください。片頭痛、目や視覚の疾患、内耳の疾患、心理的な疾患などの既存の疾患がある場合、Apple Vision Pro を使用すると症状が悪化したり、けがや不快感が生じるリスクが高まったりする可能性があります。妊娠している場合は、Apple Vision Pro を使用する際に特に注意してください。妊娠すると吐き気やバランス感覚を失うリスクが高まる可能性があります。疾患に関係する可能性がある症状が生じた場合は、Apple Vision Pro の使用を中止し、使用を再開する前に医師に相談してください。

特定の健康状態の方が Apple Vision Pro を使う場合について詳しくはこちら

Apple Vision Pro とそのバッテリーには、電磁場を発する磁石、コンポーネント、無線機器が含まれており、近くにある医療機器の動作に影響を与える可能性があります。

Apple Vision Pro の安全性に関する重要な情報

適切なフィット感が得られるようにする

Apple Vision Pro が適切にフィットしているかチェックします。安全なデバイス体験を提供するには、適切なライトシーリングとヘッドバンドを使用しているかを含めて、適切なフィットが重要になります。視力補正が必要な場合、眼鏡は Apple Vision Pro と一緒に使用できないため、コンタクトレンズを着用するか、互換性のある ZEISS Optical Inserts を購入する必要があります。フェイシャルジュエリーを装着したまま Apple Vision Pro を使用すると、けがのリスクが高くなる可能性があります

最適なフィット感を得る方法と調整の方法

目とディスプレイは安全な距離を保つ必要があるため、目が Apple Vision Pro のディスプレイに近すぎることを示す警告が表示される場合があります。これが表示されたら、Apple Vision Pro に付属している「+」マークが付いたライトシーリングクッションに交換してください。交換しても警告が消えない場合は、別のライトシーリングの購入が必要になる可能性があります。

Apple Vision Pro を装着するときは常に顔に合ったサイズのライトシーリングとライトシーリングクッションを使用し、それらを付けずに Apple Vision Pro を装着することのないようにしてください。

ライトシーリングクッションの交換方法

Apple Vision Pro は、目の前でディスプレイを移動させる瞳孔間の距離 (IPD) 調整機能を備えています。visionOS では、ディスプレイを調整するために Digital Crown を長押しするよう求められる場合があります。鼻に接触したと感じたら、Digital Crown を放して動きを止めます。IPD を調整すると、周囲とコンテンツの鮮明な単一の画像が表示されます。

Apple Vision Pro は、13 歳以上の人にフィットし、使用されるよう設計されています。

管理下の屋内または屋外のスペースでデバイスを使用する

  • 周囲にぶつかったり、つまずいたり、手をぶつけたりする可能性のある障害物がないことを確認してください。Apple Vision Pro を装着していると、イマーシブ体験によって周囲の状況がわからなくなる可能性があります。

  • 転倒や衝突の危険性を減らすため、その場が濡れていないことや傾いていないことを確認してください。

  • Apple Vision Pro の使用中は、周囲の人、ペット、子どもに注意してください。

  • ドアノブやキャビネットなど、電源ケーブルが引っかかって断線する可能性のある環境や障害物は避けてください。

  • システムの電源がなくなると、ディスプレイがオフになり周囲が見えなくなるため、Apple Vision Pro を直ちに取り外してください。

  • 階段、バルコニー、手すり、ガラス、鏡、鋭利な物、過度の熱源 (ストーブやオーブンなど)、またはその他の危険のある場所で Apple Vision Pro を使用しないでください。

  • Apple Vision Pro を屋外で使用する場合は、管理下の環境でのみ使用できます。でこぼこした地形や衝突の危険がある障害物など、つまずいて転ぶ可能性のある環境は避けてください。屋外にいる場合は、極端な温度、雨、霧、あらゆる種類の湿気を避けてください。Apple Vision Pro は、道路で、または動く物が衝突する危険がある場所の近くで使用しないでください。

  • 走行中の車両、自転車、重機の運転中、その他安全に注意が必要な状況では Apple Vision Pro を絶対に使用しないでください。

快適に使えるように、明るい場所で Apple Vision Pro を使用してください。光が少ない環境では、物と衝突する危険性が高くなる可能性があります。

Apple Vision Pro は、0° ~ 30° C の気温で使用するよう設計されています。Apple Vision Pro は、-20° ~ 45° C の場所に保管してください。これらの範囲外の温度で Apple Vision Pro を保管または操作すると、損傷が生じ、バッテリー寿命が短くなる可能性があります。

定期的に休憩する

Apple Vision Pro の使用に慣れてきたら、20 ~ 30 分ごとに休憩を取り、快適さの状況に応じて休憩時間を調整してください。Apple Vision Pro をほんの数分しか使用していない場合でも、気分が悪くなり始めた場合は使用を中止してください。

目の疲れ、頭痛、目の痛みなどの視覚的な不快感、またはかすみや物が二重に見えるなどの視界の変化が生じた場合は、Apple Vision Pro の使用を中止してください。症状が続く場合は、医療機関に相談してください。

気分が悪い場合は使用しない

現在病気、体調不良、または障がいがある場合は、Apple Vision Pro を使用しないでください。安全な体験には、正常な動作感覚とバランス感覚が必要です。また、現在けがをしている場合や、顔、鼻、頭などに最近医療処置を受けた場合も、Apple Vision Pro の使用を避けてください。

乗り物酔いしやすい場合は、症状を最小限に抑える方法を参照してください。

吐き気、めまい、頭痛、しびれ、目の疲れ、目の痛みなどの不快感、かすみや物が二重に見えるなどの視界の変化を感じた場合は、ただちに使用を中止してください。

その他の安全上の考慮事項

Apple Vision Pro の充電中は、バッテリーを換気の良い場所に保管し、バッテリーが過度に熱くならないようにしてください。

装着中に Apple Vision Pro が破損したりひびが入ったりした場合は、エンクロージャとヘッドバンドを持って安全に取り外してください。ディスプレイにひびが入ったり破損したりしている場合は、Apple Vision Pro を使わないでください。

Apple Vision Pro は、デバイスの故障が、死亡、人身傷害、または深刻な環境損傷につながる可能性がある状況での使用を想定していません。

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