iOS 12 のセキュリティコンテンツについて

iOS 12 のセキュリティコンテンツについて説明します。

Apple セキュリティアップデートについて

Apple では、ユーザ保護の観点から、調査が終了してパッチやリリースが公開されるまでは、セキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。最近のリリースについては、「Apple セキュリティアップデート」ページに一覧形式でまとめています。

セキュリティについて詳しくは、Apple 製品のセキュリティに関するページを参照してください。Apple との通信は、Apple Product Security PGP キーで暗号化できます。

Apple のセキュリティ関連の文書では、可能な場合、脆弱性の CVE-ID に言及しています。

iOS 12

2018 年 9 月 17 日リリース

アカウント

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:ローカルの App が、永続的なアカウント識別子を読み取れる可能性がある。

説明:この問題は、エンタイトルメントを改善することで解決されました。

CVE-2018-4322:Min (Spark) Zheng 氏、Alibaba Inc. の Xiaolong Bai 氏

自動ロック解除

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意のあるアプリケーションが、ローカルユーザの Apple ID にアクセスできる可能性がある。

説明:エンタイトルメントの確認処理に検証不備の脆弱性がありました。この問題は、プロセスエンタイトルメントの検証を強化することで解決されました。

CVE-2018-4321:Min (Spark) Zheng 氏、Alibaba Inc. の Xiaolong Bai 氏

2018 年 9 月 24 日に追加

Bluetooth

対象となるデバイス:iPhone SE、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPad mini 4、iPad Pro 12.9-inch (第 1 世代)、iPad Pro 12.9-inch (第 2 世代)、iPad Pro 10.5-inch、iPad Pro 9.7-inch、iPad (第 5 世代)、iPod touch (第 6 世代)

影響:ネットワーク上で特権的な地位を悪用した攻撃者が、Bluetooth トラフィックを傍受できる可能性がある。

説明:Bluetooth における入力検証に脆弱性がありました。入力検証を強化し、この脆弱性に対処しました。

CVE-2018-5383:Lior Neumann 氏および Eli Biham 氏

CFNetwork

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:アプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4126:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Bruno Keith 氏 (@bkth_)

2018 年 10 月 30日に追加

CoreFoundation

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意のあるアプリケーションに権限を昇格される可能性がある。

説明:入力検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4412:英国の National Cyber Security Centre (NCSC)

2018 年 10 月 30日に追加

CoreFoundation

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:アプリケーションに、昇格した権限を取得される可能性がある。

説明:入力検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4414:英国の National Cyber Security Centre (NCSC)

2018 年 10 月 30日に追加

CoreMedia

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:カメラへのアクセス権を認められる前に、App が現在のカメラビューに関する情報を入手できる可能性がある。

説明:アクセス権の問題がありました。この問題は、アクセス権の検証を強化することで解決されました。

CVE-2018-4356:匿名の研究者

CoreText

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意を持って作成されたテキストファイルを処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。

説明:メモリ管理を強化し、解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4347:Readdle の Vasyl Tkachuk 氏

2018 年 10 月 30 日に追加、2018 年 12 月 13 日に更新

Crash Reporter

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:アプリケーションが、制限されたメモリを読み取れる可能性がある。

説明:入力のサニタイズ処理を強化し、検証の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4333:Brandon Azad 氏

2018 年 9 月 24 日に追加

dyld

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意のあるアプリケーションに、ファイルシステムの保護された部分を変更されるおそれがある。

説明:制限を強化し、構成の問題に対処しました。

CVE-2018-4433:Vitaly Cheptsov 氏

2019 年 1 月 22 日に更新

Grand Central Dispatch

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:アプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4426:Brandon Azad 氏

2018 年 10 月 30日に追加

Heimdal

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:アプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4331:Brandon Azad 氏

CVE-2018-4332:Brandon Azad 氏

CVE-2018-4343:Brandon Azad 氏

2018 年 10 月 30日に追加

iBooks

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意を持って作成された iBooks ファイルを解析すると、ユーザ情報が漏洩する可能性がある。

説明:制限を強化し、構成の問題に対処しました。

CVE-2018-4355:bilibili security team の evi1m0 氏

2018 年 10 月 30日に追加

IOHIDFamily

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意のあるアプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:入力検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4408:Google Project Zero の Ian Beer 氏

2018 年 10 月 30 日に追加、2019 年 9 月 17 日に更新

IOKit

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意のあるアプリケーションがサンドボックスを破って外部で実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4341:Google Project Zero の Ian Beer 氏

CVE-2018-4354:Google Project Zero の Ian Beer 氏

2018 年 10 月 30日に追加

IOKit

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4383:Apple

2018 年 10 月 30日に追加

IOMobileFrameBuffer

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:アプリケーションが、制限されたメモリを読み取れる可能性がある。

説明:入力のサニタイズ処理を強化し、検証の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4335:Brandon Azad 氏

IOUserEthernet

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4401:Apple

2018 年 10 月 30日に追加

iTunes Store

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:ネットワーク上の特権的な地位を悪用した攻撃者に、iTunes Store のパスワードプロンプトを偽装される可能性がある。

説明:入力検証を強化し、入力検証の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4305:Jerry Decime 氏

カーネル

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:アプリケーションが、制限されたメモリを読み取れる可能性がある。

説明:カーネルに入力検証の脆弱性が存在します。入力検証を強化し、この脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4363:Google Project Zero の Ian Beer 氏

カーネル

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4336:Brandon Azad 氏

CVE-2018-4337:Google Project Zero の Ian Beer 氏

CVE-2018-4340:Mohamed Ghannam 氏 (@_simo36)

CVE-2018-4344:英国の National Cyber Security Centre (NCSC)

CVE-2018-4425:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する cc 氏、Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Trend Micro の Juwei Lin 氏 (@panicaII)

2018 年 9 月 24 日に追加、2018 年 10 月 30 日に更新

カーネル

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意のあるアプリケーションにより、重要なユーザ情報が漏洩する可能性がある。

説明:特権のある API コールにアクセス関連の脆弱性がありました。この問題は、制限を追加で設けることで解決されました。

CVE-2018-4399:Fabiano Anemone 氏 (@anoane)

2018 年 10 月 30日に追加

カーネル

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:ネットワーク上で特権的な地位を悪用した攻撃者により、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4407:Semmle Ltd. の Kevin Backhouse 氏

2018 年 10 月 30日に追加

mDNSOffloadUserClient

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:アプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4326:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する匿名の研究者、Qihoo 360 Nirvan Team の Zhuo Liang 氏

2018 年 10 月 30日に追加

MediaRemote

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:サンドボックス化されたプロセスが、サンドボックスの制約を回避できる可能性がある。

説明:サンドボックスの制限を追加で設けて、アクセス関連の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4310:Ant-Financial LightYear Labs の CodeColorist 氏

2018 年 10 月 30日に追加

メッセージ

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:ローカルユーザに、ユーザが削除したメッセージを特定される可能性がある。

説明:アプリケーションのスナップショットの処理において、整合性欠如の脆弱性がありました。この問題は、メッセージの削除処理を改善することで解決されました。

CVE-2018-4313:11 名の匿名の研究者、David Scott 氏、Abdullah Mürşide Özünenek Anadolu Lisesi (アンカラ/トルコ) の Enes Mert Ulu 氏、Van Yüzüncü Yıl University の Mehmet Ferit Daştan 氏、Kaliptus Medical Organization の Metin Altug Karakaya 氏、ウェスタン・ガバナーズ大学 (WGU) の Vinodh Swami 氏

注意

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:ローカルユーザに、ユーザが削除したメモを特定される可能性がある。

説明:アプリケーションのスナップショットの処理において、整合性欠如の脆弱性がありました。この問題は、メモの削除処理を改善することで解決されました。

CVE-2018-4352:Utku Altinkaynak 氏

2018 年 10 月 30日に更新

Safari

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:ローカルユーザに、ユーザが閲覧した Web サイトを特定される可能性がある。

説明:アプリケーションのスナップショットの処理において、整合性欠如の脆弱性がありました。この問題は、アプリケーションスナップショットの処理を改善することで解決されました。

CVE-2018-4313:11 名の匿名の研究者、David Scott 氏、Abdullah Mürşide Özünenek Anadolu Lisesi (アンカラ/トルコ) の Enes Mert Ulu 氏、Van Yüzüncü Yıl University の Mehmet Ferit Daştan 氏、Kaliptus Medical Organization の Metin Altug Karakaya 氏、ウェスタン・ガバナーズ大学 (WGU) の Vinodh Swami 氏

Safari

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:ユーザが閲覧履歴の項目を削除できない場合がある。

説明:閲覧項目を消去しても、リダイレクトチェーンを伴う履歴が消去されない場合があります。この問題は、データの削除を改善することで解決されました。

CVE-2018-4329:Hugo S. Diaz 氏 (coldpointblue)

Safari

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意のある Web サイトが、Safari で自動補完されたデータを密かに抽出できる可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、ロジックの問題に対処しました。

CVE-2018-4307:Pakistan Telecommunications Authority の Rafay Baloch 氏

SafariViewController

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意のある Web サイトにアクセスすると、アドレスバーを偽装される可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、ユーザインターフェイス不一致の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4362:Jun Kokatsu 氏 (@shhnjk)

セキュリティ

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:ローカルユーザから、サービス運用妨害を受ける可能性がある。

説明:この問題は、チェックを強化することで解決されました。

CVE-2018-4395:Digita Security の Patrick Wardle 氏

2018 年 10 月 30日に追加

セキュリティ

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:攻撃者に、RC4 暗号化アルゴリズムの脆弱性を悪用される場合がある。

説明:この問題は、RC4 を削除することで解決されました。

CVE-2016-1777:Pepi Zawodsky 氏

ステータスバー

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:iOS デバイスに物理的にアクセスできる人物が、最後に使われた App をロック画面から特定できる可能性がある。

説明:制限を強化し、ロジックの脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4325:Brian Adeloye 氏

Symptom Framework

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:アプリケーションが、制限されたメモリを読み取れる可能性がある。

説明:配列境界チェック機能を改善することで、領域外読み込みの脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4203:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Bruno Keith 氏 (@bkth_)

2018 年 10 月 30日に追加

テキスト

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意を持って作成されたテキストファイルを処理すると、サービス運用妨害を受ける可能性がある。

説明:検証を強化し、サービス運用妨害の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4304:jianan.huang 氏 (@Sevck)

2018 年 10 月 30日に追加

WebKit

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意のある Web サイトが、別の Web サイトのコンテキストでスクリプトを実行できる可能性がある。

説明:Safari に、クロスサイトスクリプティングの脆弱性がありました。この問題は、URL の検証を強化することで解決されました。

CVE-2018-4309:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する匿名の研究者

2018 年 9 月 24 日に追加

WebKit

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:予期しない操作により、ASSERT エラーが発生する可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、メモリ消費の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4361:OSS-Fuzz により検出

CVE-2018-4474:OSS-Fuzz により検出

2018 年 9 月 24 日に追加、2019 年 1 月 22 日に更新

WebKit

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:クロスオリジンの SecurityErrors に、アクセス済みのフレームのオリジンが含まれている。

説明:この問題は、オリジン情報を削除することで解決されました。

CVE-2018-4311:Erling Alf Ellingsen 氏 (@steike)

2018 年 9 月 24 日に追加

WebKit

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ処理を強化し、複数のメモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4299:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Samuel Groβ 氏 (saelo)

CVE-2018-4323: Ivan Fratric of Google Project Zero

CVE-2018-4328:Google Project Zero の Ivan Fratric 氏

CVE-2018-4358:Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する @phoenhex チーム (@bkth_ @5aelo @_niklasb)

CVE-2018-4359:Samuel Groß 氏 (@5aelo)

CVE-2018-4360:William Bowling 氏 (@wcbowling)

2018 年 9 月 24 日に追加、2018 年 10 月 30 日に更新

WebKit

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意のある Web サイトが、予期しないクロスオリジンの動作を引き起こす可能性がある。

説明:iframe 要素にクロスオリジンの脆弱性がありました。この問題は、セキュリティオリジンの追跡を強化することで解決されました。

CVE-2018-4319:Google の John Pettitt 氏

2018 年 9 月 24 日に追加

WebKit

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:ステート管理を改善し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4316:crixer 氏、Qihoo 360 Vulcan Team の Hanming Zhang 氏 (@4shitak4)

2018 年 9 月 24 日に追加

WebKit

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:予期しない操作により、ASSERT エラーが発生する可能性がある。

説明:検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4191:OSS-Fuzz により検出

2018 年 9 月 24 日に追加

WebKit

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意のある Web サイトに、画像データをクロスオリジンで取得される可能性がある。

説明:Safari に、クロスサイトスクリプティングの脆弱性がありました。この問題は、URL の検証を強化することで解決されました。

CVE-2018-4345:Jun Kokatsu 氏 (@shhnjk)

2018 年 9 月 24 日に追加、2018 年 12 月 13 日に更新

WebKit

対象となるデバイス:iPhone 5s 以降、iPad Air 以降、iPod touch (第 6 世代)

影響:悪意を持って作成された Web コンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある。

説明:メモリ管理を強化し、解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性に対処しました。

CVE-2018-4315:Google Project Zero の Ivan Fratric 氏

CVE-2018-4197:Google Project Zero の Ivan Fratric 氏

CVE-2018-4312:Google Project Zero の Ivan Fratric 氏

CVE-2018-4306:Google Project Zero の Ivan Fratric 氏

CVE-2018-4318:Google Project Zero の Ivan Fratric 氏

CVE-2018-4317:Google Project Zero の Ivan Fratric 氏

CVE-2018-4314:Google Project Zero の Ivan Fratric 氏

2018 年 9 月 24 日に追加

ご協力いただいたその他の方々

APFS

Umang Raghuvanshi 氏のご協力に感謝いたします。

2018 年 12 月 13 日に追加

アセット

Brandon Azad 氏のご協力に感謝いたします。

configd

Wire Swiss GmbH の Sabri Haddouche 氏 (@pwnsdx) のご協力に感謝いたします。

Core Data

NESO Security Labs GmbH の Andreas Kurtz 氏 (@aykay) のご協力に感謝いたします。

CoreSymbolication

Brandon Azad 氏のご協力に感謝いたします。

2018 年 12 月 13 日に追加

Exchange ActiveSync

匿名の研究者、ウィスコンシン大学マディソン校の Jesse Thompson 氏のご協力に感謝いたします。

2019 年 1 月 22 日に更新

フィードバックアシスタント

Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する KeenLab (@keen_lab) Tencent の Marco Grassi 氏 (@marcograss) のご協力に感謝いたします。

カーネル

Brandon Azad 氏のご協力に感謝いたします。

2018 年 12 月 13 日に追加

メール

Rocket Internet SE の Alessandro Avagliano 氏、Gunnar Diepenbruck 氏、Zbyszek Żółkiewski 氏のご協力に感謝いたします。

MediaRemote

Brandon Azad 氏のご協力に感謝いたします。

クイックルック

Google Project Zero の lokihardt 氏のご協力に感謝いたします。

2018 年 12 月 13 日に追加

Safari

SIMM-Comm GmbH の Marcel Manz 氏、Vlad Galbin 氏のご協力に感謝いたします。

サンドボックスプロファイル

Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Tencent Keen Security Lab のご協力に感謝いたします。

セキュリティ

Christoph Sinai 氏、The Irish Times の Daniel Dudek 氏 (@dannysapples) およびダブリン工科大学 ADAPT Centre の Filip Klubička 氏 (@lemoncloak)、SoftVision の Horatiu Graur 氏、Shapr3D の Istvan Csanady 氏、ITG Software, Inc. の Omar Barkawi 氏、Phil Caleno 氏、Wilson Ding 氏、匿名の研究者のご協力に感謝いたします。

2019 年 6 月 24 日に更新

SQLite

NESO Security Labs GmbH の Andreas Kurtz 氏 (@aykay) のご協力に感謝いたします。

ステータスバー

Meituan の 氏、Trend Micro の Moony Li and Lilang Wu 氏のご協力に感謝いたします。

WebKit

Cary Hartline 氏、360 Vuclan チームの Hanming Zhang 氏、Trend Micro の Zero Day Initiative に協力する Tencent Keen Security Lab、CA Technologies の Zach Malone 氏のご協力に感謝いたします。

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