アプリに対して iCloud を有効にすると、そのアプリの情報が iCloud に安全に保管され、複数のデバイス間で自動的に同期されるようになります。無効に切り替えると、そのアプリは iCloud に接続しなくなるので、アプリのデータはデバイスの中にだけ存在する状態になります。
デバイス上のどのアプリで iCloud を使うかは自分で選べます。または、iCloud そのものを丸ごとオフにすることもできます。
iCloud を使うアプリを選択する
デバイスで iCloud にサインインした後で、iPhone、iPad、Mac、または Windows パソコンで iCloud の設定を調べる方法をご案内します。
iPhone または iPad の場合
- 「設定」> ご自分のユーザ名の順に選択します。
- 「iCloud」をタップします。
- 「iCloud を使用しているアプリ」で、iCloud を使いたいアプリをタップして選択します。アプリが表示されない場合は、「すべてを表示」をクリックして、リスト全体を表示します。
Mac の場合
- Apple メニュー >「システム設定」または Apple メニュー >「システム環境設定」の順に選択し、「Apple ID」をクリックします。
- 「iCloud」をクリックします。
- 「iCloud を使用しているアプリ」で、iCloud を使いたいアプリをクリックして選択します。アプリが表示されない場合は、「その他のアプリを表示」をクリックして、リスト全体を表示します。
一部の機能は、以前のバージョンの macOS では利用できない場合や、表示方法が異なる場合があります。
Windows パソコンの場合
- Windows 用 iCloud を開きます。
- iCloud と同期したい各アプリの横にある矢印 をクリックし、オンにします。
- 「完了」をクリックします。
Microsoft Outlook 2016 以前がインストールされているかどうかによって、一部の機能が Windows パソコンでは利用できない場合や、表示方法が異なる場合があります。iCloud のリマインダーは、Outlook 2016 以降では「タスク」と呼ばれています。
Outlook がインストールされている場合
iCloud のメール、連絡先、カレンダー、タスクを Outlook で使ってください。メール、連絡先、カレンダー、タスクをオフにしても、iCloud の情報は引き続き Microsoft Outlook で利用できますが、iCloud やほかのデバイスとは最新情報が同期されなくなります。
Outlook がインストールされていない場合
Web ブラウザを使って iCloud.com で iCloud のメール、連絡先、カレンダー、リマインダーをご利用ください。
iCloud をオフにする
iCloud からサインアウトした場合、iCloud でデータが同期されなくなり、iPhone、iPad、iPod touch の情報もバックアップされなくなります。情報を安全に保管しておくには、Mac または Windows パソコンでデバイスをバックアップしてください。
デバイスで iCloud の使用をやめるには、iCloud からサインアウトする方法をこちらの記事でご確認ください。