iCloud でデータを同期および保管するアプリを変更する

iCloud の設定では、デバイス上のアプリのうち、iCloud を使ってデータを同期および保管しておくものを選択できます。iCloud の設定を変更する方法や、iCloud そのものを完全にオフにする方法をご案内します。 

アプリに対して iCloud を有効にすると、そのアプリの情報が iCloud に安全に保管され、複数のデバイス間で自動的に同期されるようになります。無効に切り替えると、そのアプリは iCloud に接続しなくなるので、アプリのデータはデバイスの中にだけ存在する状態になります。

デバイス上のどのアプリで iCloud を使うかは自分で選べます。または、iCloud そのものを丸ごとオフにすることもできます。


iCloud を使うアプリを選択する

デバイスで iCloud にサインインした後で、iPhone、iPad、Mac、または Windows パソコンで iCloud の設定を調べる方法をご案内します。

iPhone または iPad の場合

  1. 「設定」> ご自分のユーザ名の順に選択します。
  2. 「iCloud」をタップします。
  3. 「iCloud を使用しているアプリ」で、iCloud を使いたいアプリをタップして選択します。アプリが表示されない場合は、「すべてを表示」をクリックして、リスト全体を表示します。 

Mac の場合

  1. Apple メニュー  >「システム設定」または Apple メニュー  >「システム環境設定」の順に選択し、「Apple ID」をクリックします。
  2. 「iCloud」をクリックします。
  3. 「iCloud を使用しているアプリ」で、iCloud を使いたいアプリをクリックして選択します。アプリが表示されない場合は、「その他のアプリを表示」をクリックして、リスト全体を表示します。 

一部の機能は、以前のバージョンの macOS では利用できない場合や、表示方法が異なる場合があります。

Windows パソコンの場合

  1. Windows 用 iCloud を開きます
  2. iCloud と同期したい各アプリの横にある矢印  をクリックし、オンにします。
  3. 「完了」をクリックします。

Microsoft Outlook 2016 以前がインストールされているかどうかによって、一部の機能が Windows パソコンでは利用できない場合や、表示方法が異なる場合があります。iCloud のリマインダーは、Outlook 2016 以降では「タスク」と呼ばれています。

Outlook がインストールされている場合

iCloud のメール、連絡先、カレンダー、タスクを Outlook で使ってください。メール、連絡先、カレンダー、タスクをオフにしても、iCloud の情報は引き続き Microsoft Outlook で利用できますが、iCloud やほかのデバイスとは最新情報が同期されなくなります。

Outlook がインストールされていない場合

Web ブラウザを使って iCloud.com で iCloud のメール、連絡先、カレンダー、リマインダーをご利用ください。


iCloud をオフにする

iCloud からサインアウトした場合、iCloud でデータが同期されなくなり、iPhone、iPad、iPod touch の情報もバックアップされなくなります。情報を安全に保管しておくには、Mac または Windows パソコンでデバイスをバックアップしてください。

デバイスで iCloud の使用をやめるには、iCloud からサインアウトする方法をこちらの記事でご確認ください。

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