Apple TV 6.2 のセキュリティコンテンツについて
この記事では、Apple TV 6.2 のセキュリティコンテンツについて説明します。
Apple では、ユーザ保護の観点から、完全な調査が終了して必要なパッチやリリースが利用可能になるまではセキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。Apple 製品のセキュリティについては「Apple 製品のセキュリティ」Web サイトを参照してください。
Apple Product Security PGP キーについては、こちらの記事を参照してください。
CVE ID を使って脆弱性を調べることもできます。
その他のセキュリティアップデートについては、こちらの記事を参照してください。
Apple TV 6.2
Apple TV
対象となるバージョン:Apple TV (第 2 世代) 以降
影響:任意のアプリケーションが原因で、デバイスが突然再起動する可能性がある。
説明:IOKit API の引数の処理に、ヌルポインタ逆参照の脆弱性が存在します。この問題は、IOKit API 引数の検証を強化することで解決されました。
CVE-ID
CVE-2014-1355:Venustech Adlab の cunzhang 氏
Apple TV
対象となるバージョン:Apple TV (第 2 世代) 以降
影響:不正なアプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。
説明:launchd による IPC メッセージの処理に、ヒープバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。この問題は、バウンドチェックを強化することで解決されました。
CVE-ID
CVE-2014-1356:Google Project Zero の Ian Beer 氏
Apple TV
対象となるバージョン:Apple TV (第 2 世代) 以降
影響:不正なアプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。
説明:launchd によるログメッセージの処理に、ヒープバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。この問題は、バウンドチェックを強化することで解決されました。
CVE-ID
CVE-2014-1357:Google Project Zero の Ian Beer 氏
Apple TV
対象となるバージョン:Apple TV (第 2 世代) 以降
影響:不正なアプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。
説明:launchd に整数オーバーフローの脆弱性が存在します。この問題は、バウンドチェックを強化することで解決されました。
CVE-ID
CVE-2014-1358:Google Project Zero の Ian Beer 氏
Apple TV
対象となるバージョン:Apple TV (第 2 世代) 以降
影響:不正なアプリケーションにシステム権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。
説明:launchd に整数アンダーフローの脆弱性が存在します。この問題は、バウンドチェックを強化することで解決されました。
CVE-ID
CVE-2014-1359:Google Project Zero の Ian Beer 氏
Apple TV
対象となるバージョン:Apple TV (第 2 世代) 以降
影響:2 バイトのメモリからリモートの攻撃者に情報を取得される可能性がある。
説明:TLS 接続時の DTLS メッセージの処理に、初期化されていないメモリにアクセスされる脆弱性が存在します。この問題は、DTLS 接続でのみ DTLS メッセージを受け入れるようにすることで解決されました。
CVE-ID
CVE-2014-1361:Adium Project の Thijs Alkemade 氏
Apple TV
対象となるバージョン:Apple TV (第 2 世代) 以降
影響:細工を施された Web サイトを閲覧すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行されたりする可能性がある。
説明:WebKit にメモリ破損の脆弱性が複数存在します。この問題はメモリ処理を改善することで解決されました。
CVE-ID
CVE-2013-2875:miaubiz 氏
CVE-2013-2927:cloudfuzzer 氏
CVE-2014-1323:banty 氏
CVE-2014-1325:Apple
CVE-2014-1326:Apple
CVE-2014-1327:Google Chrome Security Team、Apple
CVE-2014-1329:Google Chrome Security Team
CVE-2014-1330:Google Chrome Security Team
CVE-2014-1331:cloudfuzzer 氏
CVE-2014-1333:Google Chrome Security Team
CVE-2014-1334:Apple
CVE-2014-1335:Google Chrome Security Team
CVE-2014-1336:Apple
CVE-2014-1337:Apple
CVE-2014-1338:Google Chrome Security Team
CVE-2014-1339:OUSPG の Atte Kettunen 氏
CVE-2014-1341:Google Chrome Security Team
CVE-2014-1342:Apple
CVE-2014-1343:Google Chrome Security Team
CVE-2014-1362:Apple、miaubiz 氏
CVE-2014-1363:Apple
CVE-2014-1364:Apple
CVE-2014-1365:Apple、Google Chrome Security Team
CVE-2014-1366:Apple
CVE-2014-1367:Apple
CVE-2014-1368:Keen Team (Keen Cloud Tech の調査チーム) の Wushi 氏
CVE-2014-1382:セゲド大学の Renata Hodovan 氏/Samsung Electronics
CVE-2014-1731:Blink development community の匿名のメンバー
Apple TV
対象となるバージョン:Apple TV (第 2 世代) 以降
影響:iTunes Store の決済が、認証不十分のまま完了してしまうことがある。
説明:サインインしているユーザがパスワードの入力を求められたときに、有効なパスワードを入力しなくても iTunes Store の決済を完了できてしまいます。この問題は、追加の購入認証を行うことで解決されました。
CVE-ID
CVE-2014-1383
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