
MacでVoiceOverローターを使用する
アプリでの作業中またはWebページのブラウズ中に、VoiceOverローターを使って、アプリウインドウまたはWebページ内の特定の項目に直接移動できます。例えば、「メール」のメールや、Webページの見出しまたはリンクに移動できます。ローターを直接開くか、ローターメニューを開くことで、VoiceOverローターにアクセスできます。
注記: VOは、ほかのキーと一緒に押してVoiceOverコマンドを入力するVoiceOver修飾キーを表します。デフォルトでは、ControlキーとOptionキーを一緒に押すか、Caps Lockキーを押すだけです。
VoiceOverローターを使用する
- VO+Command+左矢印キーまたは右矢印キーを押して、VoiceOverローターを開きます。 
- VO+Command+左矢印キーまたは右矢印キーを押して、リンク、ウインドウスポット、文字などの目的のリストが読み上げられたところで放して、ローターでナビゲーションモードを選択します。 - ローターで読み上げることができる項目は、VOカーソルが置かれている位置によって異なります。 
- VO+Command+上矢印キーまたは下矢印キーを押して、選択したナビゲーションモードで移動します。 
VoiceOverローターメニューを使用する
- VO+Uキーを押してVoiceOverローターを開きます。 
- 右矢印キーまたは左矢印キーを使ってリスト内を移動し、ウインドウスポット、見出し、オーディオグラフなどの目的のリストが読み上げられたところで放します。 - ローターで読み上げ可能なリストは、アプリやWebページで利用できるコンテンツと、VoiceOverユーティリティを使ってローターに含めることを選択した項目によって異なります。 - 使用しているアプリによっては、コンテンツセレクタが読み上げられます。コンテンツセレクタから、アプリ内のコンテンツリストにすばやくアクセスできます。例えば、「メール」のコンテンツセレクタでは、メッセージリスト内のメッセージが読み上げられます。「カレンダー」の「週表示」では、コンテンツセレクタで各日の予定の数が読み上げられます。 
- 上矢印キーまたは下矢印キーを使ってリスト内の項目を移動し、目的の項目が見つかったところで放します。 - ほとんどのリストでは、項目名の一部を入力することにより、入力した文字が含まれる項目にリストを絞り込むことができます。「見出し」リストの場合は、見出しレベル(3など)を入力することで、そのレベルの見出しだけにリストを絞り込むことができます。 - リスト内のすべての項目を再表示するときは、Deleteキーを押します。 
- 項目のヘルプタグを読み上げるときは(該当する場合)、VO+Shift+Hキーを押します。 
- 項目のインターネットアドレスを読み上げるときは(該当する場合)、VO+Shift+Uキーを押します。 
- 目的の項目が見つからない場合は、何も選択せずにEscapeキーまたはFn+Tabキーを押してVoiceOverローターを終了します。 
 
- 項目を選択してそこにジャンプするときは、Returnキーまたはスペースバーを押します。 - VoiceOverローターが閉じます。 
VoiceOverユーティリティのオプションを設定して、Webページの表示中にVoiceOverローターに表示される項目をカスタマイズすることができます。VoiceOverの「Web」設定(「Webローター」タブ)を変更するを参照してください。
VoiceOverジェスチャを使用している場合は、ジェスチャのローターを使用できます。
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