
MacでVoiceOverとTabキーを使って移動する
「キーボード」システム設定で、キーボードナビゲーションを使用してコントロール(テキストボックス、リスト、ラジオボタン、チェックボックスなど)間でキーボードの操作対象を移動するためのオプションを設定できます。このオプションをオンにすると、Tabキーを押してキーボードの操作対象を次に移動したり、ShiftキーとTabキーを同時に押して前に戻したりできます。
キーボードをマウスのように使用するを参照してください。
VoiceOverをオンにすると、キーボードナビゲーションオプションが自動的に選択されます(すでにオンになっていない場合)。VoiceOverをオフにすると、選択が解除されます(すでにオンになっていなかった場合)。Fn+Control+F7キーを押すと、いつでもオプションのオンとオフを切り替えることができます。
注記: ほかのオペレーティングシステムとは異なり、MacのTabキーはアプリ内にフォーカスを設定できるすべての要素にアクセスする手段ではありません。Tabキーは、名前や住所の入力など、フォームに入力するときによく使用されます。ほとんどの場合は、VoiceOver移動コマンドを使って項目間を移動したり操作したりします。
VoiceOverがオンのときにTabキーを使って移動する場合は、以下の点に注意してください:
逆方向に移動するには、Shift+Tabキーを押します。
項目上にVoiceOverカーソルが置かれたら、すぐに項目を操作できます(コマンドを入力する必要はありません)。このTabキーの自動操作をオフにするには、VoiceOverユーティリティを開き(VoiceOverがオンのときに、VO+Fn+F8キーを押す)、「ナビゲーション」カテゴリに移動して「tabキーを使用したら自動的に操作」の選択を解除します。
注記: VOはVoiceOver修飾キーを表します。デフォルトでは、Caps LockキーまたはControl+OptionキーをVoiceOver修飾キーとして利用できます。
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