MacでVoiceOverを使って項目をドラッグ&ドロップする
項目をある場所から別の場所にドラッグ&ドロップします。項目のドラッグを開始するときに、移動元の場所と移動先の場所が同じ画面上にある必要があります。
注記: VOはVoiceOver修飾キーを表します。
コマンドを使用する
VoiceOverカーソルを項目に移動し、VO+カンマ(,)を押して、その項目にドラッグ&ドロップのマークを付けます。
コマンドで修飾キーを使用するときは、VO+カンマ(,)を押したままにして「ドラッグ&ドロップ」メニューを表示し、修飾キーを選択します。
マークした項目をドロップしたい場所にVoiceOverカーソルを移動してから、次のいずれかのコマンドを使って、マークした項目を次の場所にドロップします:
カーソル位置: VO+ピリオド(.)
カーソル位置の前: VO+左矢印(<)
カーソル位置の後: VO+右矢印(>)
操作の開始時に修飾キーを選択した場合は、項目をドロップするときにその修飾キーを使用して特別な動作が実行されます。たとえば、Optionキーを修飾キーとして使用してFinderでマークしたファイルをドロップした場合は、そのファイルが複製されます。
マウスを使用する
マウス追従をオン/オフにできます。
移動したい項目へVoiceOverカーソルを動かします。
マウス追従がオフの場合は、VO+Command+F5キーを押してVoiceOverカーソルを移動先に移動します。
VO+F5キーを押して、マウスが項目の上にあることを確認します。
VO+Command+Shift+スペースバーを押して、マウスボタンをロックします。
VoiceOverカーソルを移動先に移動します。
マウス追従がオフの場合は、VO+Command+F5キーを押してマウスを移動先に移動します。
VO+F5キーを押して、マウスが移動先にあることを確認します。
VO+Command+Shift+スペースバーを押して、マウスボタンをロック解除します。
ホットスポットにドラッグする
「VoiceOverユーティリティ」の「コマンダー」カテゴリを使って「マークの付いた項目をドロップ」ホット・スポット・コマンドをキーまたはジェスチャに割り当てた場合、同じホットスポットに項目をドラッグできます。
ドラッグする項目をマークしてから、キーまたはジェスチャに割り当てたコマンドのいずれかを使います。
ドロップに使用したいホットスポットの数字キーを押すように求める確認が表示されてから、マークした項目がホットスポットの後、前、またはホットスポット上にドロップされます。
ドロップ後、VoiceOverカーソルは元の場所に戻ります。ホットスポットにドロップしたい項目ごとに同じ操作を繰り返します。
マークした項目は、その項目が画面上に存在しなくなったり、ドラッグ&ドロップする新しい項目をマークしない限り、再度ドロップできます。