Macの「ショートカット」で「もし」アクションを使用する
「もし」アクション(「条件」とも呼ばれます)を使用して、特定の条件をチェックし、一致した条件に応じて異なる動作を実行するショートカットを設定できます。「もし」アクションを使用すると、ショートカットの実行時にのみ明らかになる条件に応じてアクションが取り得るさまざまなパスを設定できるため、柔軟な処理が可能になります。
簡単に言うと、「もし」アクションではショートカットで次のような表現が可能になります: 条件が真の場合はこれを実行し、それ以外の場合は異なる動作を実行する。結果ごとに異なる一連のアクションが実行されます。
「もし」アクションを使用すると、アクションに入力として渡されるコンテンツが特定の条件に一致するかどうかをテストできます。例えば、「もし」アクションを使用して、前のアクションから取得したWebページに「goetta」という語が含まれていることを確認できます。
注記: 入力と出力という概念に慣れていない場合は、Macのショートカットの仕組みの概要を参照してください。
ショートカットに「もし」アクションを配置すると、「もし」、「その他の場合」、「If文の終了」です。
「もし」マーカーでは、「入力」および「条件」パラメータを構成できます。「入力」パラメータをクリックして、変数を選択します。(この変数の内容が「もし」の比較で使用されます。)その後、「条件」をクリックして条件を選択します。(使用できる条件は、入力の種類によって異なります。)テキスト入力には「次と等しい」、「次と等しくない」、「次を含む」などの条件があります。数値入力には「次より大きい」、「次より小さい」、「次の範囲内」などの条件があります。
注記: 「もし」アクションは、入力パラメータをその前に置かれたアクションの出力に設定しようとします。
入力変数をクリックすると、変数に変更を加えることができるエディタが表示されます。変数を削除して別の入力を選択するには、「消去」をクリックします。
変数エディタ内で、比較する値を選択できます。例えば、「気象状況」変数の場合は、最高気温を選択できます。詳しくは、Macの「ショートカット」で変数を調整するを参照してください。
「もし」アクションには2つの結果の可能性があるため(条件が真の場合と偽の場合)、アクションを2つのパスに配置できます。ショートカットを実行すると、条件が真の場合は「もし」の直後にある最初のアクションに入力が渡され、条件が偽の場合は「その他の場合」マーカーの後にある最初のアクションに入力が渡されます。
「もし」と「その他の場合」のパスで出力を生成する最後のアクションでは、そのコンテンツが「次の場合に終了」マーカーに出力として渡されます(「結果が以下の場合」マジック変数として取得できます)。つまり、「もし」アクションの各パスの最後のアクションが、「もし」アクション全体の出力に影響します。
ヒント: 「もし」アクションを入れ子にすると、より高度な決定ツリーをショートカットに作成できます。ショートカットエディタで、2つ目の「もし」アクションを1つ目の「もし」アクション内の下部にドラッグします。2つ目の「もし」アクションが1つ目の「もし」アクションに入れ子になってインデントされた状態になります。