MacのPagesでほかのユーザに共同制作への参加を依頼する
ほかの人に書類へのリンクを送信して、リアルタイムの共同制作への参加を依頼できます。参加者が書類を変更すると、その内容がすべての人に表示されます。
デフォルトでは、参加を依頼した相手のみが書類にアクセスして変更できます。許可する権限を変更することもできます:
書類にアクセスするリンクを知っている人ならだれでも。
閲覧のみの権限(ほかの人は変更を加えることができません)。
注記: 参加者がほかのユーザに参加を依頼できるようにする場合は、自分とこれらの参加者にmacOS Monterey 12以降、iOS 15以降、またはiPadOS 15以降とPages 11.2以降が必要です。
ほかのユーザに共同制作への参加を依頼する
以下の手順を行う前に、Apple IDを使用してコンピュータでサインインし、PagesでiCloud Driveを使用するように設定しておく必要があります。
Pagesのツールバーの をクリックします。
書類がiCloud Driveに保存されていない場合は、そこに移動するよう求められます。
「対象」ポップアップメニューをクリックし、オプションを選択します:
参加依頼した人: 参加依頼を受けてApple IDでサインインした人のみが、書類を開くことができます。招待する前にApple IDを持っている必要はありません。ただし、Apple IDを作成してからでなければ、共有書類を開けません。
Apple IDに関連付けられていないメールアドレスまたは電話番号を使用している相手に参加を依頼する場合、相手が参加依頼を承諾するにはそのメールアドレスまたは電話番号をApple IDに追加する必要があります。参加依頼に記載されたリンクをタップまたはクリックすると、そのための手順が表示されます。
リンクを知っている人はだれでも: 共有書類へのリンクを知っている人はだれでも、リンクをタップまたはクリックすることで書類を開くことができます。書類をパスワードで保護する場合は、「パスワードを追加」をクリックします。
書類にすでにパスワードが設定されている場合は、共有時にもそのパスワードが使用されるため、新たに設定する必要はありません。パスワードを変更したい場合は、「パスワードを変更」をクリックします。
「アクセス権」ポップアップメニューをクリックし、オプションを選択します:
変更可能: ユーザは、共有書類を編集およびプリントできます。
閲覧のみ: ユーザは、共有書類を閲覧およびプリントできますが、編集はできません。
手順2でアクセスを「参加依頼した人」に設定した場合は、書類の共有後にアクセス権の設定を個別に変更できます。
macOS 12以降がインストールされていて、すべての参加者がほかのユーザに参加を依頼できるようにしたくない場合は、「だれでもほかの人を追加できます」の横にあるチェックボックスの選択を解除します。
リンクを送信する方法をクリックします:
「メール」または「メッセージ」: 「共有」をクリックしてから、1つ以上のメールアドレスまたは電話番号を入力します。含めたい情報を追加してから「送信」をクリックします。
インターネットサービス: Twitterなどのサービスを使用してリンクを送信するには、そのアカウントをお使いのMacであらかじめ設定しておく必要があります。サービスのボタンをクリックして、以下のいずれかの操作を行います:
書類のアクセスを「参加依頼した人」に設定する場合: 参加を依頼する人のメールアドレスまたは電話番号を入力してから、「共有」をクリックします。含めたい情報を追加してから「投稿」をクリックします。
書類のアクセスを「リンクを知っている人はだれでも」に設定する場合: 「共有」をクリックし、メールアドレスまたは電話番号を入力してから(要求された場合)、リンクを送信または投稿します。
注記: サービスを設定するには、アップルメニュー>「システム環境設定」と選択してから、「インターネットアカウント」をクリックします。リストされていないサービスを使用するには、「リンクをコピー」を選択し、リンクを共有するアプリケーションを開いてから、「編集」>「ペースト」と選択するか、キーボードのCommand+Vキーを押します。
重要: 「共有」をクリックすると、タイトルを含む書類へのリンクがiCloudに作成されます。書類のタイトルまたは内容が機密である場合は、リンクを他の人に転送しないように受信者に頼んでください。
リンクがメール本文、メッセージ、または投稿内に書類タイトル付きで表示されます。このリンクを編集または削除しないでください。
書類の共有後に、「共同制作」ボタン にチェックマークが表示され、書類が共有されていることが示されます。
参加者を追加する
アクセスが「参加依頼した人」に設定されている共有書類のオーナーであるか、共有書類のオーナーから参加者を追加する権限が付与されている場合は、参加者を追加できます。
注記: 書類のアクセスを「リンクを知っている人はだれでも」に設定した場合は、このタスクで説明する方法で新しいユーザに参加を依頼することはできません。代わりに、次のタスクを参照して、ユーザにリンクを送信してください。
ツールバーの をクリックしてから、参加者リストの下部にある「人を追加」をクリックします。
「アクセス権」ポップアップメニューをクリックしてから、新しいユーザのアクセス権を設定します。
この設定は、参加を依頼しようとしている新しいユーザのみに影響します。すでに参加を依頼したユーザのアクセス権は変更されません。
リンクを送信する方法をクリックして、「続ける」をクリックします。
リンクがメール本文、メッセージ、または投稿内に書類タイトル付きのアイコンで表示される場合があります。このアイコンは編集または削除しないでください。
リンクの送信または投稿後に、追加した人のアクセス権を個別に変更できます。
アクセス権の設定とリンクの送信方法について詳しくは、上記の「ほかのユーザに共同制作への参加を依頼する」を参照してください。
追加の参加者にリンクを送信する
書類のアクセスが「リンクを知っている人はだれでも」に設定されている場合は、書類のリンクを送信するだけで参加者を追加できます。
注記: 書類のアクセスが「参加依頼した人」に設定されている場合は、共同制作への参加依頼を送信して参加者を追加します(前のセクションの手順を参照してください)。
ツールバーの をクリックしてから、「リンクを送信」をクリックします。
リンクを送信する方法をクリックして、「続ける」をクリックします。
メール、メッセージ、または投稿のアドレスを入力して、リンクを送信または投稿します。
リンクの送信方法について詳しくは、上記の「ほかのユーザに共同制作への参加を依頼する」を参照してください。
リンクをコピー&ペーストする
参加者は書類のリンクをコピーして別の場所にペーストできます。これにより、例えば、簡単にアクセスできる場所にリンクを保存できます。
オーナーが参加を依頼した人のみにアクセスを制限した場合、参加依頼された人のみがリンクを使用してアクセスできます。
ツールバーの をクリックして、以下のいずれかの操作を行います:
「リンクをコピー」をクリックします(または、オーナーの場合は「共有オプション」をクリックして、「リンクをコピー」をクリックします)。このオプションが表示されるのは、参加依頼のみによって書類を共有した場合です。
「リンクを送信」をクリックして、「リンクをコピー」をクリックしてから、「続ける」をクリックします。このオプションが表示されるのは、リンクを知っている人と書類を共有した場合です。
リンクをペーストしたい位置をタップし、画面上部の「編集」メニューで「編集」>「ペースト」と選択するか、キーボードのCommand+Vキーを押します。
ヒント: 書類がパスワードで保護されている場合は、セキュリティを保つため、パスワードをリンクと一緒に送信しないでください。