iPadのPagesで描画を追加する/編集する
Apple Pencilまたは指を使って書類内で描画の作成や編集をしてから、それらを移動したりサイズを変更したりできます。
描画を追加する
文書作成書類では、指定した描画領域の中に描画を作成します。ページレイアウト書類では、ページのどこにでも描画できます。
以下のいずれかを実行します:
Apple Pencilを使う: Apple Pencilでページ上の好きな場所をタップしてから、画面下部のツールバーにあるいずれかの描画ツール(ペン、鉛筆、クレヨン、または塗りつぶしツール)をタップします。文書作成書類では、描画領域を追加したい場所をもう一度タップします。
指を使う: ツールバーの をタップしてから、「描画」をタップします。文書作成書類では、描画できる領域がページ上に表示されます(ページレイアウト書類では、ページ上の好きな場所で描画できます)。画面下部のツールバーにあるいずれかの描画ツール(ペン、鉛筆、クレヨン、または塗りつぶしツール)をタップします。
描画の際には、以下を行うことができます:
描画領域のサイズを変更する: オレンジ色のドットをドラッグします。
描画ツールを切り替える: 画面下部のツールバーにあるペン、鉛筆、クレヨン、または塗りつぶしツールをタップします。
線のサイズ(太さ)を調整する: ペン、鉛筆、クレヨン、または消しゴムをタップし、もう一度タップしてから、線のサイズをタップします。
色の不透明度を調整する: ペン、鉛筆、クレヨン、または塗りつぶしツールをタップし、もう一度タップしてから、スライダをドラッグします。
選択したツールのカラーを変更する: iPadOS 14では、プリセットの色をタップするか、カラーホイールをタップしてカスタムな色を選択します。コントロールを使用して独自の色をミックスしてから、 をタップしてお気に入りの色として保存します。お気に入りを削除するには、その色のドットをタッチして押さえたままにしてから、「削除」をタップします。iPadOS 13では、カラーウェルをタップしてからグリッド内の色をタップするか、左にスワイプしてカスタムな色を作成します。
領域を色で塗りつぶす: 塗りつぶしツールをタップしてから、領域をタップします。色で塗りつぶしされている図形を描画するには、塗りつぶしツールをタップしてから、図形を描画します。
線を消す: 消しゴムツールをタップし、もう一度タップしてから、「オブジェクト消しゴム」をタップします。消したい線またはオブジェクトの塗りつぶしをタップします。
ピクセルを消す: 消しゴムツールをタップし、消しゴムツールをもう一度タップして、「ピクセル消しゴム」をタップしてから、消したいドットをタップします。細かく調整する、または小さなドットを消すには、画面を拡大します。描画を横切ってドラッグすると、線や塗りつぶしを部分的に消して別の線や塗りつぶしを作成できます。
文書作成書類に新しい描画領域を追加する: 描画ツールバーの をタップします。
ページをスクロールする: 2本の指でスワイプします。Apple Pencilを使用している場合は、1本の指でスワイプします。
ツールバーを表示する/非表示にする: ツールバーのハンドルを下にドラッグして、ツールバーを最小化します。ツールバーのサイズを戻すには、最小化されたツールバーをタップします。描画するときに自動でツールバーが最小化されるよう設定するには、 をタップしてから、「自動でしまう」をオンにします。
描画を終えたら、「終了」をタップします。
描画を移動する
画面にツールバーが表示されていない場合: 描画をタップしてから、指でドラッグします。
画面にツールバーが表示されている場合: 選択ツールをタップしてから、描画の移動したい部分をドラッグして囲み、選択範囲を指でドラッグします。
注記: 描画を移動できない場合は、描画がテキストと一緒に移動するよう設定されていないことを確認してください( をタップしてから、「配置」タブをタップします)。
描画のサイズを変更する
画面にツールバーが表示されていない場合: 描画をタップしてから、青いドットを指でドラッグします。
画面にツールバーが表示されている場合: 選択ツールをタップして、サイズ変更したい描画の部品をドラッグして囲み、「サイズ変更」をタップしてから、青いドットをドラッグします。
描画を編集する
画面にツールバーが表示されていない場合: 指で描画をタップしてから、「描画を編集」をタップします。または、最後にApple Pencilで描画ツールを使用した場合は、Apple Pencilで描画をタップして描画ツールバーを開きます。
画面にツールバーが表示されている場合: 描画ツールをダブルタップしてから、描画に変更を加えます。
描画を結合する
描画を結合して1つのオブジェクトとしてまとめることができます。こうすると、描画全体の移動やサイズ変更がしやすくなります。
オブジェクトをタッチして押さえたまま、別の指でほかのオブジェクトをタップします。
「結合」をタップします。
描画を部品に分離する
描画を個別のオブジェクトに分離して、別々に移動したり、サイズを変更したり、削除したりできます。
描画を指でダブルタップします。
選択ツールをタップしてから、分離したい描画の部品をドラッグして囲みます。
「分離」をタップします(「分離」を表示するために をタップする必要がある場合があります)。
このプロセスを繰り返し実行して、描画を複数のオブジェクトに分離することができます。
描画をアニメートする
描画をアニメートすることで、書類内で描画されているように見えます。
アニメートしたい描画をタップして選択します。
をタップし、「描画」をタップしてから、「描画をアニメート」をオンにします。
必要に応じて以下の操作を実行します:
アニメーションの再生時間を調整する: 「継続時間」スライダをドラッグします。
アニメーションを繰り返し再生する: 「再生の繰り返し」をオンにします。
アニメーションをプレビューする: 「再生」をタップします。
書類内のアニメーションを再生するには、描画を選択してから「描画を再生」をタップします。
書類をEPUBフォーマットで書き出すと、アニメーションはビデオに変換されます。リフロー型EPUB書類では、ビデオの背景は白色です。固定レイアウトのEPUB書類では、ビデオの背景はPagesの背景と同じです。Word、PDF、または別のファイルフォーマットに書き出すを参照してください。
描画の説明を追加する
書類内の描画に説明を追加できます。描画の説明は、ほかのユーザが操作補助技術(VoiceOverなど)を使用して書類にアクセスしたときに、操作補助技術によって読み上げられます。描画の説明は、書類内のどこにも表示されません。
描画をタップして選択し、 をタップしてから、「描画」をタップします。
「説明」をタップし、テキストボックス内をタップして、テキストを入力します。
書類をPDFとして書き出す場合でも、描画の説明は操作補助技術によって読み上げることができます。iPadのPagesでWord、PDF、または別のファイルフォーマットに書き出すを参照してください。
画像またはビデオに説明を追加する場合は、画像の説明を追加するまたはビデオの説明を追加するを参照してください。
描画を共有する/保存する
描画は画像として共有または保存できます。アニメートされた描画はビデオとして保存することもできます。
書類内で、描画をタップしてから、「共有」をタップします。
描画がアニメートされている場合は、「画像として共有」をタップすると画像として共有または保存され、「ムービーとして共有」をタップするとビデオとして共有または保存されます。
以下のいずれかを実行します:
共有: 描画を送信する方法をタップします。
保存: 「写真」に保存するには、「画像を保存」または「ビデオを保存」(アニメートされた描画をビデオとして保存したい場合)をタップします。「ファイル」に保存するには、「ファイルに保存」をタップします。
注記: Apple Pencilを使ってビューで書いたり描画したり注釈を付けたりするのではなく、オブジェクトを選択したり、スクロールするには、 をタップし、「Apple Pencil」をタップしてから、「選択とスクロール」をオンにします。お使いのApple Pencilでサポートされている場合は、「ダブルタップして切り替え」をオンにしてから、Apple Pencilの下の部分をダブルタップして「選択とスクロール」のオン/オフを切り替えることができます。