ピボットテーブルの概要
ピボットテーブルは、別の表(ソースデータを含む)のデータを整理して集計する特殊なタイプの表です。ピボットテーブルを作成すると、データの分析、素早い値のグループ化および集計、興味深いパターンやトレンドの特定が可能です。
ピボットテーブルは、少なくとも1つの入力済みセル(ヘッダ以外)があり、隣接する行にまたがって結合されたセルがない、スプレッドシート内の他の表から作成できます。他の表のソースデータを更新した場合は、ピボットテーブルを更新して変更を反映させる必要があります。
以下に示すように、「整理」サイドバーの「ピボットオプション」タブで、ピボットテーブルに含めるデータを選択します。データを追加するには、含めるソースデータの列に対応するフィールドを追加します。フィールドは、「列」、「行」、および「値」の3つのセクションに追加できます。フィールドの配置と順序によって、データがピボットテーブルでどのようにグループ化されるかが決まります。
たとえば、「行」セクションにフィールド(「Power」)を配置すると、ソースデータの対応する列の一意の値(「Electric」および「Manual」)ごとに、ピボットテーブルに行が追加されます。「行」セクションに別のフィールド(「Product」)を追加すると、行の階層が作成され、データの異なるグループ(たとえば、上記の「Sales」ピボットテーブルに示すように、電動自転車と手動自転車)が作成されます。
「値」フィールドでは、データの集計に合計や平均などの関数を使用します。使用する関数、ピボットテーブルでの結果の表示方法、および合計と総計を表示するかどうかを変更できます。
特定のソースデータのみをピボットテーブルに含めるには、クイックフィルタを使用してフィルタルールを作成します。「表のデータにフィルタを追加する」を参照してください。
グラフを作成して、ピボットテーブルのトレンドを視覚化することもできます。ピボットグラフを作成すると、選択したセルに基づいてさまざまなデータ(総計など)をプロットできます。以下のピボットグラフは、上記のピボットテーブルの「Total」行(「Electric」および「Manual」)の値を示しています。「ピボットテーブルのデータからグラフを作成する」を参照してください。
Microsoft Excelを使用してピボットテーブルを既に作成している場合は、Numbers for iCloudにアップロードして編集できます。
ヒント: ピボットテーブルの基本テンプレートでピボットテーブルについて学ぶこともできます。これを開くには、スプレッドシートマネージャでツールバーの「スプレッドシートを作成」ボタンをクリックし、「ピボットテーブルの基本」テンプレートをダブルクリックします。このテンプレートでは、テンプレートの上部付近にあるタブ(ピボットテーブルの基本、ピボットテーブルの練習)をクリックすると、それぞれのシートが表示されます。
はじめに、「ピボットテーブルを作成する」を参照してください。