メール
1つのアプリケーションからすべてのメールアカウントを管理できます。iCloud、Gmail、Yahoo Mail、AOL Mailなどの一般的に利用されるメールサービスに対応しています。
ワンストップのメール。複数のWebサイトにサインインしてそれぞれのメールアカウントを確認するのは面倒ではありませんか?「メール」ですべてのアカウントの設定を行えば、1か所ですべてのメッセージを確認できます。「メール」>「アカウントを追加」と選択します。
Siri に頼む。以下のように話しかけます:「鈴木さんにメール、旅行の件」
正しいメッセージを見つける。検索フィールドに入力していくと、検索内容に最もよく一致するメッセージの候補が表示されます。macOS Venturaには、より正確な結果が得られ、入力ミスがあれば認識され、検索語句の同義語も検索できる新しいスマート検索が導入されています。スマート検索では、メールメッセージを検索するときに、共有コンテンツなどをより充実した表示で見ることができます。
メッセージを管理する。受信トレイに表示したいメッセージのみを表示します。特定の送信者からのメッセージを「ゴミ箱」に直接移動してブロックしたり、活発すぎるメールスレッドをミュートしたり、メーリングリストへの登録を「メール」で直接解除したりすることができます。
送信のスケジュールを設定する。macOS Venturaでは、メールが最適なタイミングで送信されるようにスケジュールを設定できます。メッセージの作成中に、「送信」ボタンの横にあるドロップダウンメニューをクリックします。リストで候補の時刻のいずれかを選択するか、「あとで送信」をクリックして日付と時刻をカスタマイズします。
送信を取り消す。送信したばかりのメールメッセージの送信を、受信者の受信トレイに到達する前に簡単に取り消すことができます。送信から10秒以内に、「メール」のサイドバーの下部にある「送信を取り消す」をクリックします。メールの送信を取り消せる時間の長さをカスタマイズすることもできます。「メール」設定>「作成」と選択してから、「送信を取り消すまでの時間」の横にあるポップアップメニューでオプションを選択します。
常に効率よく、常に整理。「メール」では、受信者など、メッセージの重要な部分を含めることを忘れると通知されます。返信が届かなかった送信済みメールメッセージを、インテリジェントに受信トレイの先頭に移動させることができます。その後、フォローアップを素早く送信できます。
リマインドしてもらう。開いたものの対応しなかったメールについてリマインドしてもらう日付と時刻を選択できます。受信トレイのいずれかのメールをControlキーを押しながらクリックしてから、「リマインダー」をクリックします。リマインダーが届き、そのメッセージが受信トレイの先頭に移動するようにしたい日時を選択します。
「メール」からイベントと連絡先を追加する。新しいメールアドレスやイベントが含まれているメッセージを受信したときは、メッセージで「追加」をクリックするだけで「連絡先」または「カレンダー」に追加されます。住所に対して強めのクリックをすると、「マップ」で開くことができる場所のプレビューが表示されます。
プライバシーを保護する。プライバシー保護を使うと、メールの送信者に自分のメールアクティビティに関する情報を知られることを阻止できます。オンにした場合はIPアドレスが非公開になるため、送信者はIPアドレスをほかのオンラインアクティビティと関連付けたり、位置情報を特定したりできなくなります。また、あなたがメールを開いたかどうかを送信者が確認することもできません。オンにするには、「メール」設定>「プライバシー」と選択し、「“メール”でのアクティビティを保護」にチェックマークを付けます。
メールアドレスを非公開にする。iCloud+サブスクリプションがあれば、いつでも必要なときに(例えば、Webサイトのフォームに入力するときなどに)一意でランダムなメールアドレスを作成できます。使えるアドレスの数に制限はありません。サイト用に「メールを非公開」のアドレスを作成すると、実際のメールアドレスを相手に伝えることなくメッセージの送受信ができます。その場合、メッセージのやり取りはApple IDに関連付けられたメールアドレスに転送されるようになります。Macの「iCloud」設定またはiCloud.comの「アカウント設定」で、いつでも「メールを非公開」のアドレスを作成、管理、または無効化できます。「iCloudユーザガイド」の「「メールを非公開」とiCloud+を使用して、一意でランダムなメールアドレスを作成します。」を参照してください。
瞬時に翻訳する。翻訳したいテキストを選択し、Controlキーを押したまま選択したテキストをクリックし、「翻訳」を選択してから、言語を選択します。入力したテキストを翻訳するには、「翻訳で置き換え」をクリックします。
また、オフラインで作業できるように言語をダウンロードすることもできます。Macでアップルメニュー >「システム設定」と選択してから、サイドバーで「一般」をクリックします。右側の「言語と地域」に移動し、下部にある「翻訳言語」ボタンをクリックします。一部の言語は利用できません。「macOSユーザガイド」の「Macで翻訳する」を参照してください。
メッセージをパーソナライズする。絵文字や写真をワンクリックで追加できます。写真は、写真ライブラリから選択することも、iPhoneやiPadで撮影することもできます。iPhoneやiPadで描画したスケッチを追加することもできます。ほかのデバイスで撮影した写真や描画したスケッチの挿入方法について詳しくは、Macで連係カメラを使うおよびMacで連係スケッチと連係マークアップを使うを参照してください。
フルスクリーンで表示する。「メール」がフルスクリーン表示のときは、新規メッセージの作成ウインドウが自動的にSplit Viewの右側に表示されるので、メッセージを作成しながら簡単に受信ボックス内のほかのメッセージを参照できます。Appleのサポート記事「Split ViewでMacのAppを2つ並べて表示する」を参照してください。
集中モードで受信トレイをフィルタリングする。アカウントで受信トレイをフィルタリングして、特定の集中モードのときに重要なメッセージを受け取れるようにできます。例えば、オフラインのときに仕事のメールが通知されないようにできます。アップルメニュー>「システム設定」と選択してから、サイドバーで「集中モード」をクリックします。右側で集中モードを選択し、 をクリックして、「集中モードフィルタ」の下で「フィルタを追加」を選択します。集中モードの追加やカスタマイズについて詳しくは、Macで集中モードを設定するを参照してください。
メールを見逃さない。Dockの「メール」アイコンをチェックすると、未開封メッセージの数を確認できます。また、新規メールを取得すると、画面右上に通知が表示され、受信したメッセージをすばやくプレビューできます。(通知が不要な場合にオフにするには、「システム設定」を開いて、サイドバーで「通知」をクリックします。右側の「アプリケーションの通知」に移動し、「メール」をクリックして通知設定を構成します。)
13インチMacBook ProでTouch Barを使う。Touch Barは、メッセージを作成、返信、アーカイブしたり、迷惑メールにしたり、メッセージにフラグを付けたりといった、多くの一般的なタスクに使用できます。
よく使うコントロールを追加するには、Touch Barをカスタマイズします(「表示」>「Touch Barをカスタマイズ」と選択します)。13インチMacBook ProのTouch Barをカスタマイズするを参照してください。
さらに詳しく。「メールユーザガイド」を参照してください。