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Macで複数のコンテンツキャッシュを使用する
ネットワークで複数のコンテンツキャッシュを指定できます。複数ある場合は、コンテンツキャッシュのピアおよびペアレント関係を指定できます。コンテンツキャッシュではそれらの関係を使用して、コンテンツ要求を満たすためにどのコンテンツキャッシュがクエリーされるのかが判断されます。
次の例では、ネットワークで複数のコンテンツキャッシュの間にピアおよびペアレント関係を定義する2つの方法を示します。それぞれの例で、ネットワークはペアレント・コンテンツ・キャッシュおよびグランドペアレント・コンテンツ・キャッシュを使用する3レベルの階層に編成されます。これらの違いは、ピア・コンテンツ・キャッシュの定義方法にあります。最初の例で、ピアは階層内の各レベルで定義されます。2番目の例では、ピアは階層内の最下位レベルのみで定義されます。
最初の例に相当する構成を選択すると、キャッシュ間の共有を最大限に活かすことができます。ある場所でいずれかのコンテンツキャッシュが使用不可になっても、別のコンテンツキャッシュに同じコンテンツがすでにキャッシュされている可能性があります。コンテンツキャッシュ1〜6およびペアレントキャッシュ1〜5は、ペアレント選択ポリシーとしてfirst-available、random、round-robin、またはsticky-availableを使用できます。
2番目の例に相当する構成を選択すると、キャッシュの合計サイズが最大化することがあります。ペアレントキャッシュ1〜5は相互にコンテンツを共有しません。メインキャッシュ1〜3も同様です。コンテンツキャッシュ1〜6およびペアレントキャッシュ1〜5は、ペアレント選択ポリシーとしてurl-path-hashを使用できます。