フルキーボードアクセスを使用してMac内で移動する
フルキーボードアクセスをオンにすると、マウスやトラックパッドの代わりにキーボードを使用して、Mac内で移動することができます。フルキーボードアクセスでは、画面上の操作対象の項目が強調表示されます。強調表示の色、コントラスト、およびサイズをカスタマイズできます。
フルキーボードアクセスのオン/オフを切り替える
Macで、アップルメニュー
をクリックします。（下にスクロールする必要がある場合があります。）「動作」に移動し、「キーボード」をクリックしてから、「フルキーボードアクセス」のオン/オフを切り替えます。
フルキーボードアクセスを使用して移動する
フルキーボードアクセスがオンになっているときに、デフォルトのコマンドを使用して次のいずれかの操作を行います:
次のUI要素に移動する: Tabキーを押します。
前のUI要素に移動する: Shift＋Tabキーを押します。
項目を選択する: スペースバーを押します。
グループ内で移動する（フォルダ内のファイルのリストやサイドバーの項目など）: 上矢印キーまたは下矢印キーか、左矢印キーまたは右矢印キーを押します。フルキーボードアクセスでは、グループと、グループ内の操作対象の項目が強調表示されます。
次の項目に移動する: Control＋Tabキーを押します。
前の項目に移動する: Control＋Shift＋Tabキーを押します。
項目を検索する: Tab＋Fキーを押します。
ウインドウセレクタを開く: Tab＋Wキーを押します。
アプリケーションセレクタを開く: Tab＋Aキーを押します。
メニューバーに移動する: Fn＋Control＋F2キーを押します。
Dockに移動する: Fn＋Aキーを押します。
コントロールセンターを開く: Fn＋Cキーを押します。
通知センターを開く: Fn＋Nキーを押します。
キーボードの操作対象がある場所にポインタを移動する: Tab＋Cキーを押します。
フルキーボードアクセスのすべてのコマンドを表示する
フルキーボードアクセスがオンになっているときにTab＋Hキーを押すと、コマンドヘルプを開いて、フルキーボードアクセスのすべてのコマンドを表示できます。「フルキーボードアクセス」設定で完全なリストを表示することもできます。
アップルメニュー
「フルキーボードアクセス」の横にある
をクリックしてから、コマンドのリストまで下にスクロールします。
フルキーボードアクセスをカスタマイズする
フルキーボードアクセスのデフォルトのコマンドに関連付けられているキーボードショートカットを変更したり、その他の高度なコマンドにキーボードショートカットを設定したりできます。フルキーボードアクセスのハイライトの外観をカスタマイズすることもできます。
Macで、アップルメニュー
右側の「動作」に移動してから、「キーボード」をクリックします。
「フルキーボードアクセス」の横にある
をクリックします。以下のいずれかの操作を行います:
フルキーボードアクセスの外観をカスタマイズする: フルキーボードアクセスのハイライトの外観（カラー、サイズなど）のオプションを選択します。
コマンドにカスタムのキーボードショートカットを設定する: 「コマンド」までスクロールし、ショートカットをカスタマイズしたいコマンドをクリックしてから、ショートカットとして使用したいキー（1つまたは複数）を押します。
デフォルトのキーボードショートカットに戻す: 下までスクロールしてから、「デフォルトに戻す」をクリックします。これにより、高度なコマンドのキーボードショートカットも削除されます（存在する場合）。
「完了」をクリックします。
フルキーボードアクセスを一時停止にする
Macでフルキーボードアクセスがオンになっている場合は、通過モードを使用して一時的にオフにすることができます。例えば、オンラインゲームのプレイ中にフルキーボードアクセスがゲームの操作に干渉しないようにする場合です。これはあとでオンに戻すことができます。
通過モードのオン/オフを切り替える: Control＋Option＋Command＋Pキーを押します。
フルキーボードアクセスコマンドの完全なセットが必要なければ、Tabキーを押して画面上の次のコントロールに移動したり、Shift＋Tabキーを押して前のコントロールに移動したりするオプションを設定できます。アップルメニュー 
をクリックしてから、「キーボードナビゲーション」をオンにします。
目の不自由な場合や見えにくい場合は、VoiceOverのキーボードコマンドを使用して、画面上の項目を聞いたり、項目に移動したり、項目を操作したりできます。VoiceOverユーザガイドを参照してください。