iPhone用Logic Remoteのコントロールバーの概要
画面上部のコントロールバー内のコントロールを使って、チャンネルストリップを切り替えたり、ルーラ、再生ヘッド、マーカーを使用したり、さまざまな設定を表示したりできます。
再生と録音のためのコントロールは、デバイスが縦向きのときは各画面の下部に表示されます。横向きのときは画面の上部に表示されます。
「表示」ボタン : 表示を切り替えて、Touch Instrumentを演奏したり、キーコマンドを操作したりできます。「表示」ボタンは、デバイスが横向きのときに使用できます。
横向きでは、コントロールバーにプロジェクトの再生、録音、移動コントロールが表示されます:
「先頭に移動」ボタン : 再生ヘッドをプロジェクトの先頭に移動したり、アクティブなサイクル範囲の先頭に移動したりできます。再生ヘッドがプロジェクトの開始位置より左またはアクティブなサイクル範囲より左にあるときは、このボタンの矢印が右向きになります。
再生中は「先頭に移動」ボタンが「停止」ボタンに変わります。
「停止」ボタン : 再生または録音を再生ヘッド位置で停止できます。
「再生」ボタン : 現在の再生ヘッド位置から、最後の再生ヘッド位置から、またはサイクルモードのときは左ロケータの位置から再生を開始できます。
「録音」ボタン : 現在の再生ヘッド位置から、または前の録音位置から録音を開始できます。録音を停止して再生ヘッドを止めるには、「停止」ボタンをタップします。
「サイクル」ボタン : サイクルモードをオンにできます。サイクル範囲は、ルーラに黄色い領域で示されます。
「メトロノーム」ボタン : 再生または録音中にプロジェクトのテンポを刻むクリック音を鳴らすことができます。
コントロール・バー・ディスプレイの上段には、再生ヘッドの位置が表示されます。表示単位(小節とビート単位または時間、分、秒単位)は「Logic Pro」のミュージックグリッドの設定に従います。下段には、選択したトラックまたは現在のマーカーが表示されます。コントロール・バー・ディスプレイを使って、ルーラと再生ヘッドの表示/非表示を切り替えたり、プロジェクト内のトラックとマーカーのリストを表示したりできます。ディスプレイの両端にある矢印では、チャンネルストリップ間を移動できます。
コントロールバーの右端には「設定」ボタンがあります:
「設定」ボタン : メニューを開いて、編集を取り消すまたはやり直す、トラックを作成または複製する、および「Logic Remote」で制御しているホストアプリケーションを切り替えることができます。また、Logic Remoteヘルプを開くこともできます。