Web用のiTunes Uで管理対象Apple IDを使用する際の問題
Web用のiTunes Uでの個人用Apple IDと管理対象Apple IDの使い方の違いについて説明します 。
個人用Apple IDと同様に、管理対象Apple IDを使用して、個人用デバイスにサインインしたり、共有デバイスにサインインしたり、iCloud、iTunes U、Apple School ManagerなどのAppleサービスにアクセスしたりできます。個人用Apple IDとは違い、管理対象Apple IDは学校または学区が所有して管理します。教育機関は、パスワードをリセットしたり、購入やコミュニケーションを制限したり、役割ベースの管理をセットアップしたりできます。
管理対象Apple IDの場合は、iTunes Uのサービスと機能が一部異なります。
コース教育機関
管理対象Apple IDを使用してコースを作成した場合は、Apple School Managerで指定された教育機関がコース教育機関として使用されます。
Apple School Manager組織に関連付けられたコース教育機関は編集できません。
受講者名簿
管理対象Apple IDを使用してコースに登録するには、あなたとそのコースを作成した講師の両方がApple School Managerで同じ組織に関連付けられている必要があります。
管理対象Apple IDを使用してコースを作成する場合:
Apple School Managerクラスを選択することによって名簿を読み込んだ場合は、Apple School Managerクラス情報がコースに関する記録の名簿になります。iTunes U内で受講者を削除したり、名簿をリセットしたりすることはできません。Apple School Managerクラス情報が更新された場合(受講者が削除または追加された場合など)は、次回のクラス情報の同期時に名簿が更新されます。
コースに関する情報を手動で入力する場合は、Apple School Managerクラスから受講者を読み込むか、受講者に手動登録リクエストを許可することによって名簿を作成できます。受講者に手動登録リクエストを許可する場合、その受講者はApple School Managerで講師と同じ組織に関連付けられた管理対象Apple IDを使用する必要があります。
コース教材
学校または学区でApple School Managerと管理対象Apple IDの使用が開始される前に作成したiTunes Uの教材を使用する場合は、次のことをお勧めします:
コースのコピーを管理対象Apple IDに送信します。
管理対象Apple IDを使用して、コースに関連付けられていない教材を再度アップロードします。
コースの譲渡
管理対象Apple IDを使用して作成したコースの所有権を譲渡するには、あなたと新しい所有者の両方がApple School Managerで同じ組織に関連付けられている必要があります。
管理対象Apple IDを使用して作成したコースとApple School Managerクラスから読み込んだ名簿の所有権を譲渡するには、Apple School Managerを使用して、コースを代替のiTunes U講師に譲渡する必要があります。
管理対象Apple IDを使用して作成されたコースの所有者がApple School Manager組織との関連付けが解除された場合(講師が退職した場合など)は、コースが自動的にApple School Managerクラス情報に記載されている代替のiTunes U講師に譲渡されます。
非管理対象コースを管理対象Apple ID講師に譲渡することはできません。
コース協力講師
協力講師を管理対象Apple IDを使用して作成したコースに招待するには、あなたと協力教師の両方がApple School Managerで同じ組織に関連付けられているか、協力教師のiTunes U Public Site Manager教育機関がApple School Manager組織にリンクされている必要があります。
協力教師のiTunes U Public Site Manager教育機関をApple School Manager組織にリンクするには、https://www.apple.com/support/itunes-u/public-site-manager/contact.htmlでサポートリクエストを送信します。
管理対象コースの受講者を、そのコースの協力講師になってもらうために招待することはできません。