iPadのiMovieでほかのデバイスに送信する
AirDropを使って近くのデバイスに送信する
AirDropを使って、ムービーや予告編をほかのiPhoneやiPadまたはMacに直接送信できます。ムービーや予告編をビデオファイルとして送信したり、ほかのデバイスで続けて編集できるプロジェクトファイルを送信したりできます。
AirDropはLightningコネクタを備えたiOSおよびiPadOSデバイスまたはOS X Yosemite 10.10以降を搭載したMacで使用できます。AirDropでは、情報はWi-FiまたはBluetoothテクノロジーを使用して転送されます。デバイスが同じWi-Fiネットワークに接続しているか、他方のデバイスから10メートル(30フィート)以内にある必要があります。セキュリティを確保するため、転送は暗号化されます。
注記: AirDropでは、送信先デバイスとの互換性を高めるためにビデオがトランスコードされる場合があります。トランスコードせずにプロジェクトを送信するには、iOSまたはiPadOS用iMovieのプロジェクトをMacに送信するを参照してください。
iMovie App (iPad)で、以下のいずれかの操作を行います:
プロジェクトブラウザから: 送信したいムービーまたは予告編をタップします。
プロジェクトを編集している場合: 「完了」(画面の左上隅)をタップしてプロジェクトの詳細画面に戻り、送信したいムービーまたは予告編をタップします。
「共有」ボタン をタップし、「オプション」をタップしてから、以下のいずれかの操作を行います:
完成したムービーまたは予告編を送信する: 「ビデオ」をタップします。
ムービーまたは予告編プロジェクトを編集のために送信する: 「プロジェクト」をタップします。
ムービーまたは予告編の出力解像度を選択する: 解像度をタップします。
ムービーまたは予告編のフレームレートを選択する: フレームレートをタップします。
ムービーまたは予告編でHDR出力をオンにする: 「HDR」をタップします。
ムービーまたは予告編にHDR(ハイダイナミックレンジ)ビデオが含まれている場合は、「HDR」オプションがデフォルトでオンになります。このオプションは、送信先デバイスでHDRビデオを適切に表示できる場合のみ使用してください。ほとんどのデバイスとの互換性を確保するには、このオプションをオフにします。
「完了」をタップします。
「AirDrop」をタップし、転送先にしたいデバイスをタップします。
他方のデバイスが自動的に表示されない場合は、両方のデバイスでAirDropがオンになっていることを確認してください。コントロールセンター(iPhoneまたはiPad)またはFinder(Mac)で確認します。
共有アルバムを使って共有する
iCloudを使用している場合は、ムービーや予告編を共有アルバムに追加して、ほかの人が視聴できるようにすることができます。
この機能を使用するには、デバイスの「設定」>「写真」で「共有アルバム」がオンになっている必要があります。
iMovie App (iPad)で、以下のいずれかの操作を行います:
プロジェクトブラウザから: 送信したいムービーまたは予告編をタップします。
プロジェクトを編集している場合: 「完了」(画面の左上隅)をタップしてプロジェクトの詳細画面に戻り、送信したいムービーまたは予告編をタップします。
「送信」ボタン をタップして、「共有アルバム」をタップします。
必要に応じて以下の操作を行います:
ムービーに説明を追加する: ムービーまたは予告編の説明を入力します。
既存の共有アルバムに送信する: 「共有アルバム」をタップし、ムービーまたは予告編を送信したいアルバムの名前をタップしてから、「iCloud」をタップします。
新しい共有アルバムを作成する: 「共有アルバム」をタップし、「新規共有アルバム」をタップしてから、新しいアルバムの名前を入力します。「次へ」をタップして、アルバムを共有したい連絡先を選択し、「作成」をタップします。
「投稿」をタップします。
ビデオを写真ライブラリに保存する
完成したムービーや予告編をMacに送信して、Macで視聴できるようにしたい場合は、写真ライブラリに保存し、Macの「写真」などのアプリケーションに読み込みます。iCloudを使用している場合は、ムービーや予告編をiCloud Driveに保存し、コンピュータにダウンロードすることもできます。
注記: いずれかのプロジェクトをバックアップ用にMacに送信したりMac用のiMovieで編集したりしたい場合や、互換性のある別のiPhoneまたはiPadでプロジェクトをさらに編集できるようにしたい場合は、iCloud Driveに送信する必要があります。または、デバイス間で素早くファイルを転送するにはAirDropを使用します。それぞれの方法の手順(このトピックのほかの個所に記載されています)を参照してください。
iMovie App (iPad)で、以下のいずれかの操作を行います:
プロジェクトブラウザから: 送信したいムービーまたは予告編をタップします。
プロジェクトを編集している場合: 「完了」(画面の左上隅)をタップしてプロジェクトの詳細画面に戻り、送信したいムービーまたは予告編をタップします。
「共有」ボタン をタップし、「オプション」をタップしてから、以下のいずれかの操作を行います:
ムービーまたは予告編の出力解像度を選択する: 解像度をタップします。
デフォルトの解像度は、ムービーまたは予告編のコンテンツによって異なります。「720p HD」未満の解像度を選択すると、Webに素早くアップロードできる小さめのファイルが生成されます。それ以上の解像度を選択すると、Mac上で表示したり、Apple TVを使用してHDTV(高解像度テレビ)で表示したりするには最適な、大きめのファイルが生成されます。
ムービーまたは予告編のフレームレートを選択する: フレームレートをタップします。
注記: 「1080p HD」または「4K」オプションを使ってムービーまたは予告編を送信するときに、60フレーム/秒(fps)の1080pまたは4Kビデオがプロジェクトメディアの50パーセントより多い場合は、ムービーを60 fpsで保存するオプションが表示されます。
「ビデオを保存」をタップします。
書き出しが完了すると、完成したムービーが写真ライブラリに表示されます。デバイスでは「写真」Appから写真ライブラリにアクセスできます。次回コンピュータにデバイスを接続したときに、ムービーファイルをコンピュータ上の「写真」などの写真用アプリケーションに読み込むことができます。
iCloud Driveに保存する
iCloudを使用している場合は、ムービーまたはプロジェクトファイルをiCloud Driveに保存すると、iCloudに保存され、別のデバイスからアクセスできるようになります。
iCloud Driveを使用するには、iOS 8以降、iPadOS 13以降、OS X Yosemite 10.10以降を搭載したMac、またはWindows 7以降を搭載したPCが必要です。
iMovie App (iPad)で、以下のいずれかの操作を行います:
プロジェクトブラウザから: 送信したいムービーまたは予告編をタップします。
プロジェクトを編集している場合: 「完了」(画面の左上隅)をタップしてプロジェクトの詳細画面に戻り、送信したいムービーまたは予告編をタップします。
「送信」ボタン をタップしてから、以下のいずれかの操作を行います:
ビデオファイルを保存してすべてのデバイスで再生する: 「“ファイル”に保存」をタップします。
プロジェクトファイルを保存して別のiPhoneまたはiPadのiMovieで開き編集する: 「オプション」をタップして、「プロジェクト」をタップし、「完了」をタップしてから「“ファイル”に保存」をタップします。
iCloud Driveでファイルを保存したいフォルダを選択し、「保存」をタップします。