CompressorでApple Immersive Videoパッケージを作成する
Compressorを使って、Apple Vision Proで視聴するイマーシブメディアを準備できます。
注記: Apple Immersive Videoのパッケージには、Appleシリコン、macOS Sequoia 15.6以降、および32 GB以上のメモリ(64 GBを推奨)を搭載したMacが必要です。
イマーシブメディアを読み込む
Compressorで以下のいずれかの操作を行います:
「ファイル」>「ファイルを追加」と選択します。
バッチ領域の下部にある
をクリックして、「ファイルを追加」を選択します。
イマーシブビデオファイルを選択し、「追加」をクリックします。
イマーシブビデオファイルは、右目および左目映像を示すタグを持つ(どちらもApple Immersive投影タイプ)、同じ継続時間の2つのビデオトラックを含むQuickTimeムービーファイル(.mov)です。
ヒント: イマーシブビデオファイルをバッチ領域に直接ドラッグすることもできます。
バッチ領域でソースファイルを選択し、「ジョブ」インスペクタの「イマーシブのプロパティ」領域にある「選択」ボタンを使用して、次のものをアップロードします:
オーディオ: 空間録音デバイスによって取り込まれたイマーシブオーディオを含む、非圧縮のBWF(Broadcast Wave File)またはWAVファイル。
Lens Data: FCPXMLファイルで参照されるレンズデータファイルのAIME(Apple Immersive Metadata Essence)バンドル。
FCPXML: ソースメディアに焼き込まれていない一時的なレンダリング情報が含まれているメタデータを含む、Final Cut Pro XMLフォーマットのファイル。
イマーシブトランスコード命令を適用する
イマーシブソースメディアを含むジョブに「Apple Immersive Videoストリーミングを準備」書き出し先を適用します。
「Apple Immersive Videoストリーミングを準備」ジョブアクションと以下の3つのプリセットが適用されます:
Apple Immersive Audio: 非圧縮のWAVまたはBWFファイルでAPACエンコーディングを使用して、圧縮されたMP4空間オーディオファイルを生成します。
Apple Immersive Video高: MV-HEVCでエンコードされたビデオ、APACでエンコードされたオーディオ、および一時的なメタデータトラックを含む、より高品質のAIVUファイルを生成します。
Apple Immersive Video低: MV-HEVCでエンコードされたビデオ、APACでエンコードされたオーディオ、および一時的なメタデータトラックを含む、より低品質のAIVUファイルを生成します。
注記: ストリーミング用にイマーシブメディアを準備する必要がない場合は、個別に1つまたは複数のApple Immersiveプリセットを追加できます。例えば、「Apple Immersive Video高」プリセットを適用して、バッチをトランスコードしたあと、AIVUファイルをAirDropでApple Vision Proに送信できます。
必要に応じて、「一般」インスペクタと「ビデオ」インスペクタのプロパティを調整します。
注記: AIVUファイルのフレームレートは90 fpsに制限されています。フレームサイズは4320 x 4320または3600 x 3600に設定できます。
イマーシブメディアをプレビューする
イマーシブメディアを読み込んで、上のタスクの説明に従ってトランスコード命令を適用したあと、イマーシブメディアをプレビューする方法がいくつかあります。
注記: イマーシブメディアをリアルタイムで再生するには、2000 MB/秒以上のストレージ読み取り速度が必要です。
「表示」メニュー(プレビュー領域の右上隅にあります)をクリックし、「イマーシブ」で以下のオプションを選択します:
180º: 指定された目に表示されるすべてのコンテンツを含む、魚眼に近い映像を表示します。
前方アングル: Apple Vision Proでユーザが見るような、制約付き直線投影映像を2Dで表示し、視野を90ºに制約します。
注記: Compressorは、イマーシブオーディオのプレビューには対応していません。イマーシブメディアをプレビューすると、モノラルダウンミックスのプロキシが再生されます。
目の切り替えなどのその他のプレビューオプションについて詳しくは、Compressorでジョブをプレビューするを参照してください。
イマーシブメディアをトランスコードする
Compressorで以下のいずれかの操作を行って、イマーシブジョブの出力場所を設定します:
「Apple Immersive Videoストリーミングを準備」書き出し先を適用した場合: バッチ領域でジョブを選択し、ジョブインスペクタ下部の「操作」領域に移動してから、「選択」をクリックしてストリーミングファイルの保存場所を決定します。
スタンドアロンのApple Immersive Videoプリセットを適用した場合: 出力行で保存場所を設定し、オプションで「“写真”に追加」ジョブ操作を適用して、イマーシブ出力を写真アプリに送信します。
「バッチを開始」をクリックします。
「“写真”に追加」ジョブ操作を適用した場合、AIVUファイルはバッチ領域に表示されている場所に書き出され、写真アプリにも書き出されます。Apple Vision Proで、Apple Accountにサインインしていることを確認してから、写真アプリを開いてイマーシブメディアを表示します。