watchOSのセキュリティ認証
watchOS認証取得の背景
Appleは、watchOSのメジャーリリースのたびに、FIPS 140-3要件を使用して暗号モジュールのセキュリティ保証を提供することに積極的に取り組んでいます。
適合の認証は、watchOSの最終公開バージョンに対してのみ実施可能です。
watchOSの暗号モジュールの認証状況
暗号モジュール認証制度(CMVP)では、暗号モジュールの認証状況を、現在の状況に応じて3つの個別のリストで管理しています。
詳しくは、暗号モジュールの認証状況情報を参照してください。
FIPS 140-3の認証
現在の認証の取得状況の概要
watchOS 9(2022年)のユーザ空間、カーネル空間、Secure Key Storeは、試験機関でのテストが完了し、試験機関からCMVPへ認証が勧告されています。これらは「Implementation Under Test List」に掲載されており、テストが完了すると「Modules in Process List」に掲載されます。
watchOS 8(2021年)のユーザ空間、カーネル空間、Secure Key Storeは、試験機関でのテストが完了し、試験機関からCMVPへ認証が勧告されています。これらは「Implementation Under Test List」に掲載されており、テストが完了すると「Modules in Process List」に掲載されます。
watchOS 7(2020年)のユーザ空間、カーネル空間、Secure Key Storeは、試験機関でのテストが完了し、試験機関からCMVPへ認証が勧告されています。これらは、「Modules in Process List」に掲載されています。
次の表に、現在試験機関でFIPS 140-3への適合を審査中の2020年~2022年の暗号モジュールを示します。
日付 | 認証書/書類 | モジュール情報 |
---|---|---|
オペレーティングシステムのリリース日: 2022 認証日: — | 認証書: まだ認証されていません Apple発行の書類: | タイトル: Apple Corecrypto Module v13 オペレーティングシステム: watchOS 9 環境: ARM、ユーザ、ソフトウェア タイプ: ソフトウェア 全体的なセキュリティレベル: 1 |
オペレーティングシステムのリリース日: 2022 認証日: — | 認証書: まだ認証されていません Apple発行の書類: | タイトル: Apple Corecrypto Module v13 オペレーティングシステム: watchOS 9 環境: ARM、カーネル、ソフトウェア タイプ: ソフトウェア 全体的なセキュリティレベル: 1 |
オペレーティングシステムのリリース日: 2022 認証日: — | 認証書: まだ認証されていません Apple発行の書類: | タイトル: Apple Corecrypto Module v13 オペレーティングシステム: watchOS 9と共に配布されるsepOS 環境: ARM、Secure Key Store、ハードウェア タイプ: ハードウェア(S3–S8) 全体的なセキュリティレベル: 2 |
オペレーティングシステムのリリース日: 2021 認証日: — | 認証書: まだ認証されていません Apple発行の書類: | タイトル: Apple Corecrypto Module v12 オペレーティングシステム: watchOS 8 環境: ARM、ユーザ、ソフトウェア タイプ: ソフトウェア 全体的なセキュリティレベル: 1 |
オペレーティングシステムのリリース日: 2021 認証日: — | 認証書: まだ認証されていません Apple発行の書類: | タイトル: Apple Corecrypto Module v12 オペレーティングシステム: watchOS 8 環境: ARM、カーネル、ソフトウェア タイプ: ソフトウェア 全体的なセキュリティレベル: 1 |
オペレーティングシステムのリリース日: 2021 認証日: — | 認証書: まだ認証されていません Apple発行の書類: | タイトル: Apple Corecrypto Module v12 オペレーティングシステム: watchOS 8と共に配布されるsepOS 環境: ARM、Secure Key Store、ハードウェア タイプ: ハードウェア(S3–S7) 全体的なセキュリティレベル: 2 |
オペレーティングシステムのリリース日: 2020 認証日: 2022/12/07 | 認証書: 4391 Apple発行の書類: | タイトル: Apple Corecrypto Module v11.1 オペレーティングシステム: watchOS 7 環境: ARM、ユーザ、ソフトウェア タイプ: ソフトウェア 全体的なセキュリティレベル: 1 |
オペレーティングシステムのリリース日: 2020 認証日: 2022/12/07 | 認証書: 4392 Apple発行の書類: | タイトル: Apple Corecrypto Module v11.1 オペレーティングシステム: watchOS 7 環境: ARM、カーネル、ソフトウェア タイプ: ソフトウェア 全体的なセキュリティレベル: 1 |
オペレーティングシステムのリリース日: 2020 認証日: — | 認証書: まだ認証されていません Apple発行の書類: | タイトル: Apple Corecrypto Module v11.1 オペレーティングシステム: watchOS 7と共に配布されるsepOS 環境: ARM、Secure Key Store、ハードウェア タイプ: ハードウェア(S3–S6) 全体的なセキュリティレベル: 2 |
FIPS 140-2の認証
次の表に、試験機関でFIPS 140-2への適合を審査された暗号モジュールを示します。
日付 | 認証書/書類 | モジュール情報 |
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オペレーティングシステムのリリース日: 2019 認証日: — | 認証書: 3856 Apple発行の書類: | タイトル: Apple Corecrypto User Module v10.0 for ARM オペレーティングシステム: watchOS 6 タイプ: ソフトウェア セキュリティレベル: 1 |
オペレーティングシステムのリリース日: 2019 認証日: — | 認証書: 3855 Apple発行の書類: | タイトル: Apple Corecrypto Kernel Module v10.0 for ARM オペレーティングシステム: watchOS 6 タイプ: ソフトウェア セキュリティレベル: 1 |
オペレーティングシステムのリリース日: 2019 認証日: 2021/02/05 | 認証書: 3811 Apple発行の書類: | タイトル: Apple Secure Key Store Cryptographic Module v10.0 オペレーティングシステム: watchOS 6と共に配布されるsepOS タイプ: ハードウェア セキュリティレベル: 2 |
以前のバージョン
以下に示すバージョンのwatchOSについては、暗号モジュールの認証を以前に取得済みです。5年以上が経過したものは、CMVPの履歴リストに掲載されています:
2018年のwatchOS 5(corecryptoモジュールv9.0)-FIPS 140-2
2017年のwatchOS 4(corecryptoモジュールv8.0)-FIPS 140-2
Appleのセキュリティとプライバシーの認証についての質問は、security-certifications@apple.comにお問い合わせください。